こちらのアウトレットは軽井沢駅に隣接しているおかげでもろに首都圏からの日帰り圏、どころではない、新幹線で首都圏からは1時間未満で到達するわけですからほとんど「サイタマ」あるいは「ヨコハマ」にでかける感覚でしょうか(爆)。実際ほっつき歩いておられる方々を眺めていると大宮駅前に佇んでいるのと大差ない人口密度と生息地なのがうかがわれて興味深い。かつての避暑地としての「軽井沢」も当然健在なのでしょうが、それよりもこのアウトレットの街としての「カルイザワ」のほうがはるかにのしている(爆)。
こちらを訪れるのはなんと5年ぶり。ニューイースト、なる新たにできた一角に足を踏み入れるのも初めて(遅すぎ)。この一角にはあのラルフローレンも入っているぞ、との情報は友人から得ていたのですが、逝って見てびっくり(爆)。リッパだぁ~(いなかっぺ大将)!
アコガレのdunhillもあったので、入店しようとしてふとウィンドーを見ると・・・ううむ、絶句!このパンツ丈はいわゆる「つんつるてん(完全意味明瞭)」ではないですか(爆死)。小学校時代に愛用したジャージのひざが出た挙句にこの状態となって貧相極まりなかったのが思い出されてツラい(爆)。それにスーツのくせになんだこのスリムパンツはぁ~!!これぢゃ午後にはスネゲまで丸出しになんぞ(滝汗)・・・まあよい。トレンドに流されて超高級衣料を使い捨てにするのもまた人生。お金の使い方はジユウダァ~(爆)・・・と。
件のラルフローレンはひときわリッパなつくりで広い。周辺のお店のほぼ3倍はあるか。店内は各ラインごとに仕切りこそないものの明らかに正規店舗から流れてきたと思しき、いわばホンモノの「アウトレット」がザ~クザク。・・・おおっ、こんなものが!・・・たしかこれ銀座のポロショップで邂逅した逸品でわないですか、とカンゲキしたのもつかの間、もともとのお値段がハンパではないのでいざアウトレット、となってもそれなりの価格帯。あいかわらずの高嶺の花っす(涙)。たとえば2007年の秋冬に確かにあったパイピング付きのブルーのJKが28000円程度(店頭価格82000円程度)。かように売れないものはこうして2年を隔ててもデッドストックとしてアウトレットされている。
が、こうなるとたとえばポロショップに出向いて「これは!」というものにめぐり合っても、もしかして数ヵ月後、あるいは数年後(爆)にアウトレットされてしまうのでわ、と疑心暗鬼となっていつまでも決心がつかないという事態にも陥りそうな予感(ただのケチともいいますがなにか)。
ちなみにポロショップでのいわゆる「格差」はアウトレットでも当然明瞭で(爆)、イタリア縫製となるパープルレーベルならびにブラックレーベルはJKでもアウトレット価格7マソ強。ただし20マソ弱からの値引きですからこんなところ?概してこのレベルは弱気なのにたいして中国製とニッポンのインパクト21製(オンワードの子会社・・・すでに整理されているらしい)のブルーレーベルと呼ばれる通常のPolo by Ralph Laurenはどちらかといえば強気!値引き幅は極限まで渋い!価格帯もいわばおなじみの「ポロ」で、定価をみれば「それなり」なところをアウトレットに持ってくるとユニクロ慣れしている消費者にもアピール度が高い。ポロ本来のトラッドラインですから、高価な紫や黒(一部意味明瞭)が来年には着られなくなってしまう可能性大なのに対して「もちがよい」性格で買いやすいのも効いているせいで値引きはほんの数千円。
いっそアウトレットでパープルレーベルで全身揃えてシーズンごとに着倒した挙句にオークションで売り払う、というのが最先端トレンドなのかもね、と妄想するのは「ジユウダァ~」の午後だったことよのう、と。
ユニクロとアウトレットを使い分けてトレンドもテキトーに愉しむ、というのを実践してみたい昨今。が、今のファッショントレンドは愉しむというのにはあまりにアサハカすぎである、と思うのはジジイの繰言というものでしょう(爆)。というわけでなんにも買わずに撤退と相成ったことよのう(ザンネン)。駐車場に払う300円は超一流ブランド目白押しのウインドウショッピングならびに触りまくり(爆)代金としては安いものだ、と(爆)。