コッポラの娘さんが監督だという。七光りか?と疑いつつDVDレンタルして観たのだが…ううむ、困った(´・ω・`)早送りで観てしまった、といえば伝わるだろうか。いわゆるガイジン(死語?)からみたトーキョーを舞台にミョーに「タリィ」ロマンス(?)が進行してゆく。
新宿のネオンやら、歌舞伎町、ゲーセン、クラブ(ラにアクセント)なんかを観客に見せてトーキョーのエキゾチシズムが表現されておるが、ニッポンジンのわたすが観た場合には失笑しかない、そりゃそうだ。カラオキバーでのシインなんぞは失笑する気も起こらない…こんなの映画館で観たらうんざりである。主演のおふたり、エトランゼ気取ってトーキョーでスカしてくれるわけだが、ただのマヌケな旅行者である。寿司屋や病院で英語でまくし立ててみても時代が違うんだ。…あいかわらずの戦勝国気取りですかい(爆死)。タイトルはいっそ「マヌケなふたり」でどうよ(爆)。not fun but very different…なんぞとほざいてくれるアメリカ人には世界中がウンザリしてんだよ!
舞台の中核をなすパークハイアットトーキョーはユニークなホテルとして知られているが、このてのタリィ映画の撮影にホテルを提供する、っつうのもまたユニークだ。ここはつい最近開業10周年だというが、ええっ?もうそんなにたっちゃったの?ってくらい人気は衰えていない。高層ビルの上層階のみホテル、というトーキョーには多いスタイルなんだが、そこへパークハイアットのあのフンイキであるから人気の理由もわかる。ニューヨークグリル(週末のランチブッフェが有名。CP抜群!ディナー痔には窓際の席がプロポーズシートと呼ばれて予約には困難を極める)やバーがふんだんに出てくるが、チャージたっけえんだよな、とか考えてしまって楽しめなかった(爆死)。
フロントに向かう通路の両側にライブラリーというか、本が並んだスペースがあるんだが、ここのデザインがなんとトムフォード(@_@)…そう、グッチのデザイナさんである。なんでも書籍の背表紙のフンイキ、高さ、などから並べ方も厳密にデザインされており、神経を尖らせているそうだ…うう、絶句…(´・ω・`)。宿泊客にはもちろん無料貸し出しだというから、なにかのマチガイで泊まることになったら棚のあちこちから借り出してやるけんね(´・ω・`)
それにしてもあの映画、ニッポンジンをとこっとん蔑視してませんか?米語が世界中どこでも通じる、っつう前提でおられるアメな人々はそろそろ絶滅して欲しい昨今。あいかわらずの植民地ですな(一部謎)