嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

加齢なる遠足 湯治2016 おんせん県大分へ−2

2016-12-10 14:54:57 | 加齢なる遠足(爆)

どかーん、定番の「豊礼の湯」。湧田山というくらいですから、そこらぢゅうから温泉の噴気が上がっています。こちらもほぼ貸切でした(驚愕)。

私のオススメはこの界隈では最大規模の温泉施設、「湯けむり茶屋」のうなぎのせいろ蒸し。九州ならではの、うなぎの供し方ですが、申すまでもなく、うなぎを乗せたご飯をせいろで蒸すのに高圧のご当地温泉が使われています。

ホロホロにとろけそうな甘辛ダレをまぶしたうなぎと、そのうなぎから染み出したエキスが染み込んだご飯の組み合わせは絶妙。嗚呼、悦楽、でございます。

お値段も2000円強と、きょうびでは信じられないほどの安さで、まったく極上。

白地商店の蒸し鶏(甘い味付けがクセになる逸品)も捨てがたいのですが、いつもどちらにするか非常に迷うチョイスでございます。画像のケムリは、もちろん温泉の噴気。この界隈は本当に不安になるくらい、そこら中から沸き立っています。

うう、それにしてもヨイ!

超人気のこのお風呂にしても、それまでつかっていた、地元のおじいさんが出て行った後は、小一時間のあいだだあれもやって来ず、完全に貸切でしたから、まったく夢のよう。たびは閑散期に限りますなあ〜。

さらに翌日。

シンフロ動画のオープニングに使われた、こちらにも出向きました。浴槽にはまだ、半分しかお湯がないわよ、という女将さんを説き伏せ、ムリやり入浴(爆)。鮮度抜群だなんてえもんぢゃないお風呂をいただいたのでございます。

当然、貸切状態でしたけれど、大地から噴き出したばかりの源泉のなんともいえない香りの良さが印象的でした。鉄分と重曹系のミネラルの香りが立って、ちびりそうになるくらい(ちびりなさんなよ)。

画像では、グリーン主体に見えておりますが、この後イエローに変色してゆくさまは、本当に神秘的です。

さて、ニンゲンいくらお風呂が好きだから、って、そんなに入ってばかりいられるもんぢゃございません。入浴のあとは、極上ドライブルートが待っているのです。今日は、湧田山界隈から、熊本県の小国で馬刺しを購入。その後、黒川温泉を通って、長湯温泉までの移動です。

まばらなのもそうですが、風光明媚なのもこのルート。

前回までの九州詣でからは、随分と時間が経ってしまったのですが、大体のルートは把握しておりますから、気が楽です。

これまた、ほぼ貸切のワインディング三昧の図。でございますよ。油断していると、こっぴどい目にあう、というのは、最近の教訓ですから抑え気味に走るのですが(爆)、それだと後続車のご迷惑になりますから、やはりテキトーに踏んでおきます。

このような景色がそこら中で拝めるので、走ったり止まったりを繰り返しながら、長湯を目指します。

お天気も極上。交通量はほとんどなし(爆)。クルマがクルマなら、全開ですよこれ(うそ)。

以下次号

 


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