梅雨真っ只中でございますが、みなさまお元気でらっしゃいますか?
おいまつえんでは毎年恒例の植木屋さんのお手入れがようやく終了。お庭の植木もすっきりとして、夏の到来を待つばかりとなっております。雨はとかくネガティブなイメージでとらえられることもありますが、どっこい、天からのお恵みでございます。お庭の緑も生き生きとして生命力たっぷり。テラスに座るだけで元気をもらえる気がいたします。
みなさまのお越しをお待ちしております。
0267-62-0251 おいまつえんまでどうぞ。
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「トクイチオート日誌」 。トクイチオートから直接情報提供を受け、あくまでも「ユーザー目線から」ですが、謎に包まれた(爆)、トクイチオートの本質に迫るブログでございます。
トクイチオート整備のクルマに強く醸されるあの空気感といったらよいでしょうか、独特のフィールをなんとか文字にできないか、と僕もこちらのブログで試行錯誤しておりましたが、こんかい断片的ながら現場からの画像や情報なども頂戴いたし、リアルな情報を発信してまいります。
トクイチオートの整備は実は運転などに興味のない方にこそ響く。かなり矛盾しておりますが、たとえばクルマを本能的にとらえる女性にファンが多い事実がそれを語っています。ホンモノってのはそういうものです。
さいきんのトクイチオートが掲げるキャッチフレーズは「クルマはもっと楽しくなる」・・・ううむ、言い得て妙。が、私の場合、これ以上楽しくなっちゃったらどうするんだ、とまんざら冗談ではなく、そう思います。すでにトクイチオートの顧客となっているみなさまはもちろん、そのうち入庫させようかな、ですとかオカルトはいってそうでかなりアヤシイとお考えのそこのアナタ、ぜひ(爆)!
みなさま、アクセスよろしくお願いいたします。あ、ついでといってはまことにアレですが、おいまつえん系列HPもよろしく~(爆)
たしか5月の連休明けあたりに注文したはずのベルギーの眼鏡ブランド、THEOのDIRKなのですが、今頃になって、「ほうぼう当たってみたんですがすでに廃盤となっておりまして入手不能でございます。つきましてはなんとか他のお色で」、とキタ!!
んも~、連絡遅過ぎだ、ってのよ。廃盤なら廃盤で仕方がないが、もうちょいと早くなんとかならなかったのか?と文句言おうと思ったのですが、必死に捜してくれた結果かもしれないし、と思い直し、注文キャンセルとなりますた(涙)。私の2ヶ月を返してくれ~、といいたひ(うそ)。が、廃盤ときくと尚更ほしくなる、というのは人の常(そうか?)。けれども国内定価はなんときいて驚け、の50250円(レンズ別)とキタ。まさに円高でもなけりゃあ、買う気にもならない、てなもんですはい(爆)。
が、こんなことくらいでメゲる私ではありません(ばかともいう)。眼鏡道にはそれこそ無数に名作があふれております。いっそあのツタヤで立ち読みした「眼鏡Begin」買っとけばよかったかなあ、と。かといってハチロクコラボなんて似合わないしねえ~(爆)。
散歩の途中でツタヤによりまして、立ち読みしておりましたら(買えよ)、「眼鏡Begin」の最新号に999.9、通称フォーナインズから、なんとトヨタ86(ハチロク)とのコラボモデルがリリース、との情報をキャッチいたしました。
トヨタのヤル気が伝わってくるエピソードですが、肝心の眼鏡のデキもフォーナインズなだけにモンクなさそう。ただし、お値段なんと41860円・・・オメー、語呂合わせかよ、と(爆)!
このフォーナインズというブランドはフレームにさまざまな意匠を凝らしてブランドとしてのキャラクターはきっちり立っている。信頼できる眼鏡、と来ればこいつがピカイチだ、という方は多いでしょう。
一連の商品群が私には上品過ぎる(爆)だけです。個性に欠ける、といえばそれまでですが、別れた途端にどんな眼鏡だったか思い出せない感じなのが物足りない・・・といってもこのさりげなさこそがファッションのコツ。眼鏡だけが主張するようではダメだ、とあれだけ言われているのにどうしても手が出せないブランドです(爆)。
まあね、フォーナインズだし、セット販売だし、フレーム構造もお得意の凝りまくりなやつときた。致し方ないか、とも考えるのですが、チマタではハチロクなんて「アクアクーペ」・・・以下自粛
トクイチオートを辞して、アウトバーンを使いながらいよいよ岐阜県から長野県へ、という県境にあるのが、恵那山トンネル・・・たしか7kmにも及ぶ、長大なトンネルで、その前後にはアウトバーンとしては比較的きつい高速カーブが控えていて、クルマのコンディションをチェックするのには絶好の条件となっています。
今日はそのトンネルへと突入する直前に、公務員さんが運転する青や赤色の集金伝票を切ってくださるというウワサの公用車(一部意味明瞭)をお見かけし、50mほど後方について、動向を観察する、という僥倖にめぐまれたのですが、この恵那山トンネルは全区間追い越し禁止!
さて、どんな獲物がかかるかな~、と絶好の位置に陣取って、後方から近づくクルマを待ちます。速度、メーター読みで85km・・・ううむ、まことにビミョーな速度で、走行車線にいる私の後方にはあっという間に列ができてしまいます(爆)。公用車の前方は完全クリアー。
テキもさるもの、なかなか巧妙で速度をじんわり上げたり下げたりしつつ、それと気がつかれないよう追い越し車線にとどまったまま100kmh程度で追い越してゆくトラックをつかって死角に入りこんだりして巧い巧い!
トラックや営業車の類は、まあいってみればプロ。普段からこのルートを使いなれているはずで、公用車にも見覚えたっぷり。かくいう私もまあ200mほど手前まで近づいた時点でそれと気がつくのが普通なのですが、トンネル内では少し条件が悪いみたい・・・みなさま追い越そうとして「あっ!」と気がついて、減速・・・ののち、それでも100km程度までは大丈夫なのを知っていますから、ジワジワ速度を上げて遠ざかってゆかれます・・・平日の昼間のアウトバーンを走るのは、まあ9割以上がこのプロ集団(爆)。
そうやって遠ざかっていったトラックの一台が前方で普通に走っている営業バンをビミョーにアオって車線変更を促しているぜ!ただし速度100kmh弱・・・が、そのバンだってプロ!公用車の存在なんかはとっくに知っている(爆)、どうする公用車~と、それをドキドキしつつ眺める私・・・というわけでトンネル内はニンゲンの色と欲が渦巻く坩堝と化しているぜ(色ってなんだよ)。
結局、鴨も現れず、なにも起きないまま、トンネルを抜けてしまったわけですが、まさにオトナのトンネル(爆)。みなさま違反ギリギリのところでウマ~クやっておられる、と感心しきり。ある意味、非常にレベルの高いドライブを別の意味で楽しむことができますた(爆)。
というわけでトンネルを抜けてすぐの園原ICで下車。トロトロの昼神温泉につかってまいりますた。国道沿いの「湯ったりーな昼神」には常にじいさんが大量につかっているのにたいして、公営の「阿智の里 ひるがみ」は完全貸切(狂喜)。木製の橋をヒヤヒヤしながら渡ると着く大規模施設ですが、CP高し。
ところでトクイチオートの内部リポート、「トクイチオート日誌」が創刊されております!みなさまアクセスよろしくお願いいたします。http://oldpine.blog.ocn.ne.jp/tokuichi/
早いねえ~、などといってひとことで片付けるのは簡単ですが、早いばかりぢゃなかった(爆)・・・年明けからお客さまがひきもきらずおみえになるなか、九州へもいかず(あたりまえだろう)、ひたすら本業に勤しみ、ブログの更新も続け、念願のおいまつえんHPも立ち上げ(ZOUさんありがとうございました)、納税もいたし、税務署にも呼ばれ(滝汗)、ボクスターにも乗り(爆)、温泉行脚にも出かけ、植木屋さんの枝木拾いもいたし、一ヶ月つづいた送迎もやり遂げ・・・
と枚挙に暇がない(あるくせに)、わけですが、7月にはいってここらでようやくひと段落。今年前半の最後のお支払い・・・そう、植木屋さんの請求書が今日、とどきまして~・・・
「今年もセーフッ!!!」というわけで、ここまで借り入れゼロ!!頑張った自分をホメてやりたい、と(爆)。エビスでも飲むか、と(あますぎ)。
かような「綱渡り経営」体質がいつまで続くのだろう、とへこたれそうになるのですが、なに綱渡りできているだけでもよし、としなければなりますまい・・・お客さま、誠にありがとうございます。おいまつえんは後半戦も頑張りますよ~!!
普段はオサレなカバーに覆われて滅多に拝めないこのツインカムヘッド・・・あると知ってはいても、こうして拝むのはよいものです(ばか)。
が、単なるオイル交換のはずなのに、このエンジン上部のカバーをはずす必要はないはずなんだが・・・
さよう、トクイチオートのEMS(エコノマジックシステム)に投入されたばかりの新商品、インダクションクリーニングの準備にはいっているのです(感涙にむせぶ)。
前回トクイチオートに出向いた折に、たしかAさんがドライブするAMG E55の助手席で体験済みだった、あの処理がうちのクルマにも施された、というわけです。
Kメカニック様の横に乗せていただき、エンジンをある程度の回転域以上に保って走ること3km弱・・・するとなんということでしょう(ビフォーアフターのアフターのほうのBGMここから)・・・「軽い!!」まずはこのひとこと!
エンジンの回転上昇が素早い、というのが第一印象なのですが、冷静になっていろいろと観察してみますと、ボトムエンドのト ルク・・・たとえば、前車が路地に入るのに減速→こちらもそれに合わせてブレーキング→前車小路に入る→こちらアクセルオン、といったような場面でのピックアップが信じられないほど上品。
具体的にはアイドリング近く、回転にして1500rpmかそれ以下からアクセルをほんの数mm開ける、などという場合にエンジンがきっちりついてくる、というのが詳細な描写でございます・・・
ううむ、すごい!なんというか「キレイに」走る・・・
距離108000kmをとうに越えて、「キレイに」走る、というインプレッションがあるか、とお考えのそこのアナタ・・・
ようこそトクイチオートへ(爆)!!
詳細は昨日立ち上げたばかりのブログ、「トクイチオート日誌」へアクセスをおすすめいたします。トクイチオートが提案するのは「楽しいクルマ」なのだそうですが、いやあ、ここまで楽しくされちゃうと手離せなくてこまりものですね(爆)。
トクイチオート日誌=http://oldpine.blog.ocn.ne.jp/tokuichi/
パンダに赤ちゃんが生まれた、といって新聞の号外が配られちゃう世相には甚だギモンを感じざるをえない昨今でございますが(爆)、こちらは電撃ニュース(そうかい)!
このたび才能を買われ(おおうそ)、不肖この私があのトクイチオートからの情報提供を受けて、ユーザー目線での情報発信を担う、という重要なミッションを頂戴いたし、本日「トクイチオート日誌」を立ち上げて後悔 公開いたしました!
リアルタイムな入庫情報や、過去にはユーザー目線ではなかなか明らかにされなかった整備情報などなど、スキモノのみなさま、これは目が離せませんよ~!!「トクイチオート日誌」・・・本ブログと合わせてアクセス、よろしくお願いいたします!
川原湯温泉には再訪を誓い、そのまま北軽井沢方面へ、といいたいところですが、途中の分岐を右に折れれば草津、というポイントに差し掛かりましたので、一瞬迷ったのですが、右折。草津まではほんの10分ほどの道程でございます。
さすがに草津はニギヤカ。平日だというのにこのニギワイはなに?となりそうになりますが、ここはどのランキングでもトップ3にはいることが多い天下の名湯でございますよ。そこらじゅうのお風呂に入り倒しているなか、ここらで人気トップランクの草津にあらためてつかるのもよかろう、と考えて、「賽の河原露天風呂」に向かいますた。
河原にわいた露天風呂は広大ですが、肝心の泉質はまあ・・・草津なりの特質は備えているのですが、火山性でゆくと九州のキョーレツなやつに慣れ親しんでおりますわたしといたしましては、どこか物足りない感じ。温泉に優劣などない、というのはもちろんですが、人気投票でトップ3の常連だという草津の人気の理由は単純にいって、ウツワの多様性なのかな、と思われます。
昔ながらの湯治スタイルから巨大温泉旅館、和モダン、フツー(爆)、温泉つきマンションまでどのようなスタイルにも対応可能、というあたりなのかな、と想像する昨今。ランキングなんて結局、投票者の多い首都圏からのアクセスで順位が決まってしまうのでまったくアテになどなりませんが、少なくとも泉質云々ではトップ3どころか10も危ないのでわないでしょうか。
こんかいもお世話になったボクスター。珍しいアングルですが、この角度からですと、ミッドに搭載されている水冷フラット6と車軸の位置関係がわかって興味深い。だいたい、3リットル近い6祈祷のドライ産婦エンジンの上にたたんだ幌を格納しておいて、この低さ、ってのがコンパクトネスを象徴しているぜ!その上で前後に備わるゴルフクラスの収容能力を有する巨大なトランクスペース、と。
超低重心のフラット6のミッド搭載は登りでも下りでも旋回とトラクション面で有利なのと、コンパクトとは言いかねるボディも実は安定面で絶大にキク。よおく動くアルミ合金のサスペンションに55、50のマイルドなアタリの17インチにロングホイールベース、と枚挙に暇がございませんが(爆)、とりあえずモンクない。
入手初期にはMTモードで高回転を楽しんでおりましたが、日本の路上では意味が薄いことに気がつき(爆)、Dレンジ主体の流しドライビングにシフトしたところ11kmlを軽く超える低燃費車だということが判明。TIPの2速のトロトロ発進にだけはいつまでたっても慣れませんが、まあそれなりの理由があってのことか?
さて、次はどこへ行こうかな、と(もうかい)。
「 マルサの女」はつい先日の税務署お呼び出し編で個人的にもりあがった話題ですが(脱力)、いま見返してもまったく見劣りしない、どころか時代を超えた名画、といってよいデキだったのにはまったく舌を巻きます。
面白さ、という点では日テレの米倉涼子主演「ナサケの女」も脚色が強すぎるか、という懸念はあるものの、まあ楽しめる。と思っておりましたら、なんと今週の水曜日22時から「トッカン(=特別国税徴収官)」が放送開始との情報をキャッチいたしました。
マルサとナサケは査察官、いわば査察によって脱税を暴くのがオシゴトなわけですが、このトッカンはそれら暴かれた脱税分の「徴収」がテーマ・・・
納税者としましてはまことにフクザツ、といいたいところながら、別段やましいところがない場合には(爆)楽しめる仕組みとなっているらしい(爆)。主演は井上真央ちゃん。あんまり期待してもアレですが、背筋を正して(なぜ)拝観するといたしましょう(爆)。
さて、四万→沢渡、ときてもまだまだ昼過ぎ。草津へ、というのもよいのですが、草津ってのは有名すぎて人混み多数。人気度ではダントツですからして、泉質云々はともかく、避けるのが賢明というものです。せっかくのおいしいワインディングもペースカーの先導で40kmhがせいぜい。条件さえよければその2倍でも(よいこの皆様は真似してはいけません)、という道ですからして、ボクスターで乗り込んだ場合には避けるのが賢明です。
都会のマイナスオーラをしょった観光客にまみれるのは水上温泉だけでたくさん(爆)。というわけで、だあれもいなさそうな「河原湯温泉」に立ち寄ります。町営の「王湯」で受付の女性にいろいろと訊いてみたのですが、いよいよ完成も見えてきたのだそう で、廃業する旅館や取り壊しを行う家屋が多数・・・さよう、ここはあの「八ん場ダム」の湖底に沈む位置にある温泉街。
温泉街から見れば街を迂回するように通っているバイパスがきれいな弧を描いており、ダム湖の輪郭があらわになっております。ダムの水門と思しきタワーもきっちり出来上がっていて、すでにお姿が拝める段階。
かと思えば、湖底に当たる部分には「川原湯温泉駅」があって、JR吾妻線も走っているし、なんだか実感が湧かない。政権交代でイキナリ工事が中断されたのは記憶にあたらしいですが、大 臣の現地視察の末に工事続行の再決定だ、というから住民はたまったもんぢゃない。
王湯の源泉は71,4度。もちろんかけ流しで供給されていますが、それがあと1年ほどで消えてしまうのか、と思うと、もったいないのはもちろん、誠に寂しい限り。ダムなんて本当に必要なのか、という議論もいまだにあるようですが、ここまできたら後戻りできない段階でしょう。
フクザツーな思いを胸に鶏飯の「松(モモとムネの両方が入ったお弁当・・・竹はムネニクだけとなるので、せっかくなので松にしましょう)」をほうばる私ですた(爆)。
さて、水上温泉は完全に大型旅館主体の団体旅行ご用達のバブリー温泉地でして、泉質もごく平凡。いわゆる、単純泉というやつですから、はっきりいってつまらない(きつぱり)。
ここはいっちょでかけてやるか、というわけで、ボクスターで非常にまばらな谷川岳周辺のワインディングをつなげ、四万温泉につかってまいりました。
こじんまりしたお宿が多い四万温泉ですが、温泉街あげてのイヴェントの真最中だったこともあって結構な人出。うへえ、こんなはずぢゃなかったのに~、と後悔しつつも、無料の河原湯につかりますた。肥満気味のおじさんがいたので温泉談義を振ってみますと、どうやらわたし以上のマニヤさまな上に、クルマ好きなご様子。最新型のA4 1.8Tだというので、ああ、Pに停まっていた赤いやつですか?といって盛り上がります。
四万温泉も泉質は単純泉。硫黄臭が微妙に漂うか、というレベルですが、まだまだ物足りない。件のA4オヤジに相談しましたら、沢渡温泉がイチオシですよ、というわけで、そちらへも出向いてみました。草津に近いぶん、硫黄が強くなった他に、湯の花が満開の多さで、有り難味がさらに増します。ううむ、こりゃあいいわい、となりますた。草津、白根火山帯由来のこのあたりの温泉は軒並み70度前後の源泉を数本持っていて元気がよい。湯上りにはツルツルのお肌となって(爆)、ボクスターに乗り込むわけですが、ここまでまわってもまだまだ帰宅時間には余裕があります。というわけでさらに標高をあげてまいります・・・
画像は群馬名物鶏飯弁当で有名な「登利平(とりへい)」吾妻店ウラにて。雲は多めながら、本当に梅雨か、と疑うばかりの晴天にも恵まれて極上のドライブ日和なのですた。
忙しがっているばかりが能ぢゃない、というわけで、梅雨の晴れ間をついて、お隣の群馬県の温泉につかりまくってまいりました。まずは画像の利根川の河岸段丘というか絶壁部分にある水上温泉の水上館。
バブルの頃にハデ~なリニューアルをしたのちに90年代に当然のように破綻(他人事爆)。負債数十億といわれるなか、債権放棄なども一部行われた代わりに銀行主導の経営で立ち直った、かに見えたが、時すでに遅し!時代が変わって、観光バスを連ねて来るような団体旅行激減。このような大きなハコモノ旅館はすでに役割を終えているほかに、お宿のスタイルもいまや和モダンが主流。さらにあの「食べきれない」のをもってよしとする「おもてなし料理」がダイエットに反する(爆)、というわけで、ことごとく時代に逆行する要素満載。完全に取り残される運命にあるのが、これらバブリー巨大旅館群です。銀行からお墨付きをもらった「数字に強い」女将がどんなに三つ指ついても白々しいだけ、というか、そもそも団体の到着がない昨今、キンキラの着物着て、コストかかりまくる女将だなんて、実は「設定すらない」のが現実というものでしょう(きつぱり)。経営者一族にはそれなりの家屋なり生業をあてがっておいて、やめていただく。体よくとりあげておいて、「銀行が」打ち出したのは、超低価格路線でございます。バブル期にはまさに有り得なかった、「素泊り(!)」なんと5000円弱(!)という価格設定をみても判るとおり、ナリフリ構ってない。その潔さ、やよし、と。借りたものは返してもらいましょう、というわけです、はい(完全意味明瞭)。
あの「水上館」がここまできたか、というわけで同業者(といっても300分の一程度の規模か)としての興味からのぞいてきた、というわけです。案の定、観光バスの到着はゼロ。家庭向け乗り合いワゴン(通称関越追い越し車線キング)が30台程度はいたでしょうか、そんなレベル。1500人収容可、といわれるキャパシティにこれですから、館内のまばらさは推して知るべし。当然ながら夕食はいただきませんでしたが、翌日いただいた朝食の感じからすると、固形燃料をふんだんに使った、相変わらずなお料理のご様子・・・それでもバブリーなゴーカ天然温泉循環(爆)風呂つきのお宿に4980円で泊まれる、となればそれなりにアピールする、というものです。
特徴的だったのは一人旅のお客さんが多かったこと。駅が近い、ということもあるでしょうが、関越自動車道がすぐ際を通る関係で、首都圏や栃木、茨城界隈のナンバーも散見されますた。営業車も多数(賢)。ビジホとかわらない客層が押し寄せているさまは、バブルの遺産の成れの果て、ということもできますが、どっこい、お客さまに合わせてさまざまに姿を変えながらかように生き残るのもまことに興味深い。
関越自動車道はこの水上ICを過ぎると谷川岳直下を縦貫する関越トンネルを経て、新潟県に突入するのですが、トンネルを抜けたところで、またしてもバブルに踊った越後湯沢の高層マンション群が現れて、血の気が引くシステム(爆)。こうしてカネに踊った挙句の人間の悲しいサガを超高速で流しながら他人事として眺められる・・・関越自動車道沿線の、ある意味「みどころ」といってよい、2大スポットだと思われます(爆)。