嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

NHK小さな旅 足立区編に土屋鞄工房ご出演!

2013-04-14 08:47:21 | 通販・買い物
Todays_factory0629つい先程終了の、NHKのご長寿番組「小さな旅」、東京都足立区、荒川界隈編に土屋鞄のランドセル部門の工房が登場しておりました。

社外秘などかけらもないぜ、といわんばかりのオープンな扱いと、そこはかとなく暖かい空気感が伝わってきて秀逸。ランドセル修理を担う、女性の職人さんが取り上げられていましたが、修理に戻ってきたランドセルから使用者の使い方はもちろん、性格まで類推ののち、傷みやすい部分を念入りに補強の上、補修してお返しする、というすばらしいリペア風景が放送されておりました。

ううむ、素晴らしい。土屋鞄らしさがにじみ出ている!が、考えてみるとランドセルは寿命たったの6年。鞄としてみればゆうに20年以上ははいけそうな気がするのに6年というのはもったいないぜ。

兄弟間で引き継いで、使い続ける、という例もなくはないようですが、じいじとばあば(爆)が余計な気をきかせて新品買い与えちゃう・・・中学生になってもランドセルを使い続けられるような環境づくりがあってもよいのでは、と思うのは私だけでしょうか?小学校卒業当時、愛用したランドセルをすててキャンバスのアレに切り替えるときに、なぜ本革からこんな布の鞄に格下げされるんだ?と強いギモンを持ったのを思い出します。

そういえばランドセルって、捨てるに捨てられないし、6年オチの中古品を他にお譲りするのにも抵抗がある、というワケで意外なジャマものになってしまうのでは?



ネットで見つけたお財布候補

2013-04-12 08:51:06 | 今日の逸品
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バブルの頃に全盛を極めた(懐)長財布ですと、札ビラビッシリ詰め込んでお支払い。おつりの小銭はゼンブポケットへ、というのが粋なスタイル(違)。
100円=1ポイント=1マイルを当て込んだ私の場合は、札ビラを切るシーンは年に一度もない(そもそも慢性的な実弾不足である、ともいいます)。支払いの99パーセントがカードで、というのが私のやりかた。

長財布や2つ折りの財布では大抵がカード収納の専用スロット(というのかな)へ、コスレを気にしつつもカードを押し込んだり引っ張り出したり、というワケですが、アレがいやでねえ~。
・・・大抵はスロットのサイズがギリギリに切られているのと、財布ぜんたいの造りがキツキツな関係でスムーズに行かない。

支払いの場面ではたとえスーパーのレジでもスマートに済ませたいというのは人の常。急ぐあまり、ムリヤリこのキツキツスロットにカードをねじ込んだりしてね・・・頻繁に使うカードのみ、札入れコーナーにはさんで使っているんすよね~というお方、いらっしゃいませんか(爆)?

というわけで、私のパターンで申しますと、支払い=カードの出し入れ、と割り切りやすいため、お財布のカタチもおのずと限定されてきます。こんかいのこのL字型ファスナーを装備した財布では

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このように、センターにコイン入れ。左右に紙幣とカードを振り分ける、という造りが一番使いやすいか。センターになにもないタイプ(=ポーチ)や蛇腹を装備したモデルもあることはありますが私にはいまいち(爆)。

で、このセンターポケット装備タイプに限定して捜しておりましたんですが、これがナカナカない~。あってもサイズがまたアレで、上着の内ポケットに滑り込ませることができるかどうかのギリギリのサイズが10×12cm程度。そんな条件ですと、たとえ検索の達人でもヒットしてくるのはおのずと限定されてまいります。

画像一枚目はリアルクロコダイル製のサンプル。ワシントン条約が年々厳しくなり、輸入量が減少傾向なのと、円安がこのまま進むと手の届かないはるか彼方へと逝ってしまうと思われる価格帯なので、いまのうちに買って次に備えるかどうか思案中(気が早いって)。

このように気に入ったものを探し当てては買ってみて、感触を確かめつつ何年か使ってはまた次へ、というのがお財布のイパーン的な使われ方かと思いますが、たかがオサイフ、といってあなどってはなりません。

僕もそうですが、支払いのとき、相手のお財布を見ない人はいません(きつぱり)。意外なところで、持ち主を語ってしまうのはまったくシャクなほどですが(爆)、事実。

もちろんリッパで高価なものやブランドアイコンこれでもかのブツなど持つ必要はありませんが、誰からとなく、意外なほど意外なときにきっちり見られている、という意識は必要でしょう、多分。

家族にでも依頼して、このサイフ、みすぼらしくはないか、といって「アジ」と「ヤレ」の境界を冷静に見つめ直す(完全意味明瞭)作業は年に一度は必要かと思われます。靴やファッション全般にも同様のことが言えるはず。

最近のタノシミはスーパーのレジに並びながら先頭で支払いに臨んでいる方のお財布とそのこれまでの使われ方、ふくらみ加減(爆)などなどからいろいろと類推すること(変なヲジサンだから)。

なんちゃってブランドを持ち歩いたところで、服装との兼ね合いからとっくにバレているし、新聞広告であれだけ鳴らした(爆)竜の模様いり黄色い金運長財布などが目撃された日には列の全員がのけぞったりしている(使っている方ごめんなさい)。
本当に面白くて目が離せません>他人の財布、って別段おすすめしているわけではございませんが・・・



ヤフオクおそるべし!!

2013-04-11 11:14:58 | 今日の逸品
Dsc07677土屋鞄製、カタログ名「ナチューラ ヌメ革L Web限定オレンジ」先週末に手元にやってまいりまして、早速使い始めております。

先代もまったく同じモデルの色違いを使い続けてまいりまして、飽きがこないどころかどんどん愛着がます一方だったのですが、経年からくるヤレはかくせず、みすぼらしくなる前に、ということで調達しました。本来ならば、ヤレも味のうち。パーツの傷みなども純正品で修理をしながら朽ち果てるまで使う、というのがこの財布のコンセプトだと思うのですが、まあね世代交代の時期というのはあります。

まだ愛着のある先代を捨てるわけにも行かず、かといって同じものが手元にきているので通常だと引き出しの奥に、となりそうですが、そうだ「ヤフオク」があるぢゃないか、というわけで、図々しく出品(いいのか)。

年式の割には傷みが少なく、だいいちテカリがありませんよ、というあたりをコメント欄で強調して、500円スタート(それでも図々しいですが)で4日ほどの陳列だったのですが、おどろくなかれ、ウオッチリスト58、22入札ののちに、なああんと3300円(!!!)の超高額で落札されてしまひますた~(驚愕)。新品のお値段が購入当時で4100円(現行は4800円です)なので、まさに異常な高額といってよい。土屋鞄の人気の高さを物語るエピソードである、といえるでしょう。

あまりの高額にどうしよう、とも思いましたが、これがオークション。
超高額落札のお礼に、送料をサーヴィスさせていただきましたが、それでもびっくりだ!さらにおまけとして(爆)、ホホバオイル配合のサフィール・デリケート・ナッパクリームを擦り込んで差し上げた(ヌメ革に塗って、ゆいいつツヤの出ない超高級クリームです)のはいうまでもございません(爆)。それにしてもたまげた~。

手元にきた新品のWeb限定オレンジは革本来の味わいの点でどうかな、と危惧していたのですが、そこはさすがに土屋鞄!

ギリギリヌメ革の味わいを残す彩度で塗られた絶妙のオレンジでヨイ!。遠目にはエルメスのオレンジそっくりで、オレンジの布地にゴールドのファスナーのコンビネイションが極上(個人の感想にすぎません)。フチの部分にはきっちりロウ仕上げが施されて、耐久性が群を抜いているのと、やはりヌメ革そのものの質がよろしく、CP抜群の良品と思われます。お好きな方、オススメでっせ。

と、タイヘンに気に入って使っております(さらに以下痔号)





積雪3cmキタ!!

2013-04-11 10:53:14 | うんちく・小ネタ
Dsc07675予報どおり、夕べの雨は雪に変わって、積雪・・・なんとおいまつえん庭園内で3cm!!・・・4月中旬としては例外的。

ことしは寒気が入りやすいようで、さらに明日の朝にかけて前線通過、ののち寒気が居残って(苦笑)、ふたたび降雨ないしは降雪との予報が~・・・

なんかご近所中、冬タイアから夏タイアへの交換を終えたところだというのに、今朝あたりは標高によっては大混乱だったのではないでしょうか?

さすがに解けるのは早く、午前8時過ぎには路面はドライに戻っていましたっけが、11月からここまで、ことしは結構なフリでございました。そろそろ最後にして欲しいところですが、どうなりますやら・・・

次のクルマでは、北米でイパーン化しているというオールシーズンタイアもアリだなあ、とぼんやり考える昨今(一部謎)。

画像はこの季節ならではの満開の梅に春の雪、の図。ううむ、梅見酒ということで、日本酒など一杯やりたいものですのう(ダメだから)。



気温乱高下! 長野県中部山間部に積雪の予報がっ

2013-04-10 20:26:30 | まち歩き
Dsc07671_2梅が満開か、というこのタイミングで、今日は夕方から小雨、ののち、さきほど山越えをして到着なさったお客さまによれば夕べの雪が残っているところへさらなる積雪(!)とのリアルタイム道路情報(驚愕)。

明日の朝の予報は氷点下。たしか昨日、一昨日と20度に届くか、というキヲンだったはずなので、わたしのようなしぶといカラダでも結構気をつけていないとおかしくなりそう・・・か、と思いきや、この冬はだいぶん鍛えられておりますので心配ないか。

キタのミサイルも心配なのには違いないですが、頃合いをしらないただの威嚇に対してはゴルゴ13かジェームズボンドを緊急隠密サミットで決定ののちハケンして一気にカタをつける、に一票(爆)!受身の警戒態勢だけで待っているとつけあがる一方なのではないか、というのが個人的感想。007の痔回作の原作にいかがでしょうか(なわけねえだろう)。






梅満開! お花見にどうぞ

2013-04-09 19:34:55 | B級グルメ
Dsc076734月ももうすぐなかば。ここへきてこちら長野県佐久市では、市長ならびに市議会議員センキョ公示~

昭和の頃から変わらない、「お願いします~」の連呼があいかわらず繰り返されておりますが、30代以下の若年層はどうとらえているんだろう?当選人名簿よりも、投票率そのものがモンダイになりそうな昨今のセンキョ。新スタイルで選挙運動するコーホさん、現れませんかねえ(爆)。腹話術なんていいかも(ダメでしょう)。

と、そんななかお庭の梅が満開となりました。えもいわれぬ良いカヲリをはなって、なんともいえぬリラクゼーションを提供中。

新年度でお忙しい中とは存じますが、ドライブがてら、ちょいとおでかけになってみてはいかがでしょうか?季節限定の特別ディナー「梅スペシャル」でお迎えいたします!

ご予約は 0267-62-0251 oldpine@seagreen.ocn.ne.jp

おいまつえんまでどうぞ。



許せ!ただのジマン(爆) ラルフローレンのハンティングジャケットのディテールチェーック

2013-04-06 21:24:32 | うんちく・小ネタ
Dsc07660いやはや、怒涛の66入札を経て手元にやってきたラルフローレンの「ニットジャケット」・・・因縁の一着である、というのは前記事で滔々と語らせていただきましたが、おさまらず。

いい加減にしたら、という周囲の声にも耳を貸さずに、ようやく手元にやってきたキネンということで(たいへんにうれしかったのです、はい)ディテールジマンに走ってみたいと思います(ばかとよんでください)。

まあね、ツイードのJKとくればアータ、各種ツイード(ドニガル、ハリス)でできたスーツも含めてトータル10着はある(爆)。柄はヘリンボーンだったり、グレンチェックだったりなのですが、まあ色目や仕立ての関係でパターンは無限。

各色のネップなどを散らしたホームスパンツイードなども含めれば15着を越えてしまいます(我ながら驚く)。気がつけば、これだけたまっていた、というわけですよ。別段、コレクションしようと考えたわけでもなく、それぞれに味わいがあって楽しんでいるうちに集まってしまった、というワケですね~。いうまでもなく、ヤフオクのおかげでございますが、このてのテーラードJKのカテゴリーはジャンパーやジャケットのカテゴリーにくらべてニンキがなく、ほとんどが数千円で入手できてしまう、というのも効いている。
ジャンパー類の2倍程度はしている元値を考えるとえらくオトクなわけですね。

いざ売り場で新品を、となったときにはツイードjKなんて一生モノだし、RLのツイードなんて10万円くらいがあたりまえ。それなりの金額を支払うわけですから1着を長く、大切に着る、ということになるわけで、じっさいにそうしていたわけですが、ヤフオク以降は気に入らなかったら売ればいい、のようなノリもなくはないわけで、ちょいと接し方が変わりましたが、そのぶん目も肥えた、と・・・

けれども今回のコレは根本的に違う。ニットだからです。圧巻なのは生地の質感。厚みが2cmにも達するか、というボリュームで、ちょうどインヴァーアランのカーディガンの毛糸の厚み分がそのままヘリンボーン織りになっている、と理解すると近いです。したがって重みも相当なもので、まちがっても保管痔ににハンガーに吊り下げてはならない(爆)・・・まあね、ここはレーセイになって、カーディガンを一着買った、と思えばよい。

ヘリンボーン(イワシの骨=毛糸で編まれたこのパターンをこう呼びます)のパターンサイズは限界ギリギリ。これ以上のサイズでは「ポールスミス」の扱いとなってしまい(一部意味明瞭)、トラディショナルの範疇を越えてしまうギリギリのところ。つまりハデ(爆)

RLのカテゴリー内にギリギリ納めておいて、ブラウンの2トーンのヘリンボーンパターンにアルパカの毛足を際立たせてある、質感これでもかの素材をまずはみてくれ、というわけです。

Dsc07661手元にきてから気がついたのですが、じつはこれ、袖のボタンが本切羽と呼ばれる実際に開閉ができる、手の込んだ仕様になっておりました。どうりで着丈に対して袖丈が長すぎるわけです。袖は捲り上げて着るのがデフォルトになっているらしい・・・

いやはや、それにしてもこのコンディション。これだけ毛足が長い素材に経年を考えますとやはり程度が良い。毛玉が一つも見えないのもナゾ。全体に微妙なツヤも有しており、保管状態が良かったのが窺えます。

胸ポケットが斜めに切られていたり、センターベントにはなぜか毛糸のロープが渡されていたり・・・いろいろと凝ったディテールはさすがにRLの「このライン」の一着。

うう~着こなしは一見カンタンそうに見えますが、私が着て、ご近所など徘徊してみたところで、寄り合いに行くヲジサンにしかみえねえ~(血叫)!!ヌオー(謎の叫び)。

服もまた、使用環境を鑑みて慎重に選びましょう、とそいうことのようです、ハイ~(爆)。



目撃者の街角 ヤフオクにて

2013-04-04 13:47:07 | うんちく・小ネタ
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この春から正式名称が「ヤフオク」にかわったヤフーオークションですが、あいかわらず頻繁に出入りしては、出品、落札ともにオイシイところだけかじらせていただいております。

僕の場合は、もっぱらファッション、雑貨関連・・・「数年、あるいは数十年前に店頭で見かけた覚えのあるアレ」というのに極端に弱く、まことにキケン(爆)。

そう、店頭で見つけて、こりゃあいい!!ということになり、おもむろに値札を裏返してみて、チビりそうになり、ソク撤退(涙)。というのの繰り返しだったおかげで、これら過去のキヲク(クヤシさのキヲクですね)のよみがえりに触発されて入札、というのを何度繰り返したことでしょう(完全鴨)。
フシギなことに、大体そういう因縁のアイテムとの再会はディスプレイ上のせいでしょうか、一発目はピンとこないのです。何度か繰り返して通りかかって眺めてはいたんだけど、もしかして、あのときのアナタですか~?・・・という流れが多い。

まあね~、ピピッときた、その場で{これもらうわ」とばかり、買えていりゃあ、てなものですが、大体が手元不如意というのがデフォルトな関係で(なさけなや~)、店員さんには「また来るよ」とかいってその場をあとにして、近所のお店でビールなど飲んで気持ちを落ち着けるうちに忘却の彼方へ(爆)、というのがほとんどのパターン・・・無意識に忘れようとしていたのかな、と今になって気がつくわけですが、撤退するのもまた勇気なのだ、と。これもセイシュンの一頁だったか(違うから)。

で、今回もそれ~。またしてもPolo by Ralph Laurenでございますよ。

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オークション出品者さまの提供画像ですが、こうしてみてみれば、関係者以外にはなんてえことないツイードのジャケットにみえます。が、画像をよく見ると全面ニットなのがわかります。大き目のヘリンボーンパターンは打ち込みの密なツイードだとすれば別段珍しくはないのですが、ポケット部分のミョーな厚みを観察するとニットである、とわかります。つまりはこれの実物を見た人物しかそれと判断できない仕組み。

いまでこそニットジャケットはわりかしフツーに各ブランドからリリースされていて、去年あたりは少しばかり流行ったりもしてますが、当時(キヲクによれば95~96の秋冬ではなかったか)は絶無。それでもいまだにこのようなローゲージの(番手が低い、したがって太いという意味です)糸で編み込んだニットジャケットなどは珍しい部類でしょう。ずうっと捜してましたけれどいまだに見かけないもん。

店頭で見た瞬間に、オオ~、ニットジャケットかよ(心底驚いたものです)!!この手があったか~、さすがラルフローレンだわ~!というわけで、電流が走ったのを良く覚えております。
当時はまだ表参道の旗艦店などなく、銀座2丁目にひっそりとあったポロショップの2Fに登る階段の脇(爆)にたしかにディスプレイされていた、あのモデルそのものではないか。
その脇で20~30分は悩みぬいたキヲクがまざまざと蘇ってまいります・・・だって~その値札、わすれもしない169800円ですよ~(脱力ののち抜腰)。その2Fに上がって、スターリングシルバーのバックルにリアルクロコダイルのベルト=380000円、というのもみてしまい、ほとんど腰が抜けそうになって「撤退」したのも思い出しました・・・またいつかご縁があるさ(ないない)、と自分に言いきかせること18年。こうしてオークションをのぞくたびに、この一着だけは無意識に捜していたのだと、それくらいなモンゼツものでございます。

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と、その169800円がなんと1円スタートですよっ!!サイズもぴったりならば、色もキヲクのとおり。コンディションもよさげ。こりゃあいくしかない、というわけで万全の体制で臨みましたともさ!

フタをあけてみれば平日の深夜の終了だ、というのにライバルさん多数出現(爆)。12回もの自動延長(!)、66入札ののちに私の手元にやってまいりました~(ばかともいう)。こんなときに元値を知っている、というのはやはり強い、というかばかになれる(爆)。

並み居るライバルのみなさまも95年当時のポロショップのあの階段脇に佇んで、悩まれた経験がおありなのでしょう、きっと(違)。だって実物みて、なやんで引き返してなけりゃあ(爆)、こんなに食い下がらないもん(完全意味明瞭)。とまあ、それくらい当時は売り場でのオーラがあったブツだ、ということです。

それにしてもキヲクに残るしつこさで、どうしても欲しいひと多数。大抵は自動延長がかかったらほぼ一騎討ちになっているのが普通なのですが、今回は6人くらいが最後まで残っていたのではないでしょうか(汗)?これもまたオークションの醍醐味、というやつでしょう。

とまあ騒ぐ割には落札金額は2万円ちょぼでしたけどね~。ですが冷静になってみれば、20年近く前の古着としては異例の高額(きつぱり)。届いてみれば、コンディションは出品者さん(金沢の古着屋さんでした)のコメント通り、望外のよさ。センターベントや胸ポケットにあるかがり糸が解かれていず、そのままだったり、レザー製のクルミボタンや素材の感じなどからして、年式なりのヤレは見られず。もしかしたら18年前のあのモデルのリメイクなのかもしれない、というくらいのコンディションの良さでした。早速クリーニングにだしてリセットをかけております。

うう~、こういう邂逅は非常にうれしいものです、たとえ中古品でもね!!でもこんな過去のキヲク、それも衣料品との再会だなんて、ネットオークション出現以前だったらまず考えられない。その場で買えなかったら、それっきり、というのがファッションの世界ではジョーシキだったというのに(しみじみ)。

そういえば、バブル終末期にちかい80年代末にあったブリトラ(ブリティッシュトラディション)ブームにミゴトに乗っては消えていった(涙)各ブランドの名品たちもこの「ヤフオク」にさいきん随分出品されていますね。おそらくは私と同世代の方々が、アラフィフとなってウエスト周りを中心に肥えた関係だと思われます。当時はギンザとシブヤにそれこそ日参しては各売り場の在庫チェック(爆)をしてまわっていたこの私のことですから、あの店にいくらで置いてあったコレ、のような情報はいまだに鮮明に覚えています。オークション徘徊の折にはこんなんでも結構役に立つんですよ。

バブル全盛期のプロダクツですから、クオリティだけはこれでもか!まだアジヤや中国での生産に移行する以前の良品。それこそ時代遅れにならないのがこのスタイルのウリなわけですから、いまだによい買い物になること請け合い。また当分は入り浸るといたしましょう(ヒマなのか)。

って、こんな春先に完全冬物の重衣料買ってどうするんでしょうねえ~(ほんとうはうれしくて仕方がない)。画像3枚目は2009年のNY詣での折に通行人にムリヤリ頼んでマディソンのRL旗艦店のディスプレイの前で撮っていただいた著者近影(でもないか)。ううむ、なつかし~。いなかっぺ大将、まるだしご容赦!!


いよいよ新学期(爆) 気分転換にお財布をかえてみる!

2013-04-04 09:17:17 | 今日の逸品
Dsc07658たはは~、新学期、というのはちょいとちがうか(爆)。

無事に新年度を迎えたわけですが、ここらで長年使い込んできたお財布がだいぶんヤレてきているのに気がつき、ここ3ヶ月ほど物色しておりましたんですが、いかんせん店頭まで見に行く機会がない・・・たしか2006年の秋に手に入れたはずの画像の土屋鞄の名品=ナチューラヌメ革L。顧客のgolgoさんがうちにみえた折に、カタログをいただいて眺めたのが始まり。

画像でお解かりのとおり、これだけ使い込んでも外観がマットなのに注意(爆)。いうまでもなく手のアブラ、その他の汚れを定期的に除いているおかげでございます。唯一、ファスナーに付属のツマミがやれていますが、それだけ。型崩れもなく、コンディションは一見よいか。

水気に弱いヌメ革だということで最初は気を遣っていたのですが、なにどうってことない。このての革質を売りにしているお店の製品は「味出し」をキーワードにして、さまざまに使い込んだ個体をカタログやHPに堂々と載せて、成長記録を公開しているのですが、革質や造りに自信がなければできないことで、これがブランドの信用に直結いたします。
またWEBでは「更新」することでリアルタイムに個体の成長の様子がうかがわれて革好きを増殖させるのにうってつけ。予想通り土屋鞄は大躍進。いまや直営店舗をガンガン増やして急成長の真っ只中だ!発売と同時に完売、というプロダクツも珍しくなくて、再販となればメールで予告がなされて、予約販売もされるという騒ぎ。それも数十万円もするブツにそういうのが多いぜ!

それだけよくできたお店のよくできたプロダクツの後釜をさがす、となればこれは容易なことではない。

WEBを中心に検索+ザッシの立ち読み(またかい)、図書館収蔵のGoods PressやMONOマガジンなどなど、ずいぶん過去のアーカイブズにまで遡ってみたのですが、手ごたえイマイチ。各種アウトレットモールの名だたるブランド屋にも出向きましたが、なんだかピンとこない・・・というわけで

04152051_4f8ab65ce3731ドカ~ン!!同じモデル(爆)。ただし色違いのオレンジでございます。私のお支払いはほとんどの場合がカードの出し入れ。小銭を並べて、というのもたまにはないではないのですが、99パーセントがカードの出し入れである、という事実に気がついてからはだいぶモデルも絞れたのですが、意外と保守的な結論となりました。

考えてみればこんなこと初めて!つづけて2つも同じモノを買うなんて・・・加齢か?ともおもったのですが、加齢の場合にはそもそもこんなに探し回らないでしょうて(爆)。




お花見ドライブ? 旋回速度が上がったような気がする件

2013-04-01 17:06:41 | 987ボクスター・ドライビングマニュアル
Dsc06815マダムが戻った、となればまたしてもお天気の具合を見て、平日の昼前後のまばらな時間に数時間程度のドライブにでかけます(そっちかい)。

うう~、まさに自営業の特権!里山のワインディングでもよいし、県境近辺の山道も楽しい。高速道路だって営業バンとトラックがぽつりといるだけだ(ニンマリ)。

だいいち、去年交換したばかりのミシュランパイロットスポーツ・・・動かさなくてもどんどんヤレていってるはず。じんわり柔らかいあの乗りあじの旬は意外に短いはずですから、今年いっぱいあたりが味わいどころである、と理解して「オイシイ」うちに距離を走らせてやる所存でございます。

トクイチオートオリジナルの「エア・ソリューション」では路面とのコンタクトが失われにくい=スリップしない=ゴムの変質はともかくタイアの寿命が長いという現象が現実に起きているわけですが、今日もそう。

登坂車線の外側ばかりを使って、できるだけ旋回スピードを上げてやる作戦なのですが、県境のこの有名な峠のパイパスは火山灰土がベースになっている関係で、路肩の舗装が傷んでいる箇所が多く、トラクションが抜け気味となる!
アウト側はなにかあったらガードレールにソクささりそうな気がしてほんとうにイヤな感じなので敬遠したいところでございます。
Dsc07643_2過去には911のRRと4WDともに毎日のように持ち込んでは、「死ぬほど」走ったものですが、進入の瞬間には「もしかしてでるか」というオーバーステアの恐怖があって、無意識にインに「避難」するのが常・・・ですが、ボクスターのこの広めのトレッド+ドライ産婦+フラット6それも水冷+ツインカム、さらにトクイチオートが特にうちのマダム向けに仕立てた、というリアサスペンション界隈のオニのような安定感に助けられてえっらいイキオイで進入を許してしまいます!

そんなムリせずにインに寄るなり、2に落とすなりすれば、とも思うのですがせっかくの貸し切りワインディング(なこたあねえだろうさ)。ここは思う存分やらせていただきましょう・・・デヤ~、っと(ばか)。

が、なんということでしょう、ここにも匠からの贈りものがぁ~(ビフォーアフターのアフターのほうのBGMここから)

通常だとキャキャ~、とかいってタイアが鳴く(すべる)ところを無音のままシュリーと逝って(オトしてんぢゃん)トレースし切るでわありませんか~・・・アンダーもオーバーもない(その程度の速度ですがね)、切ったなりに曲がるいわゆるニュートラルステアのまま、タイアグリップを使い切るまでオンザレールで回ってしまうではありませんか~(ここまで加藤みどりの声)。

これはいける!!というわけで進入から脱出までほとんどのコーナーでアクセル全開をも瞬間的に味わいながら、ライン鳥の研究ができてしまうのでした~。ううむ、チョーキモチイエ~(運転はマナーを守って安全に)!!・・・ちなみに最終的に物理の法則からくる限界を迎えるとフロントがゴゴゴ~っとグリップを伴いながらも外側に逃げてゆく現象がでて、ああここまでか、となります(汗)。

ううむ、極上でございます>エア・ソリューション。これぞソリューション、ちなみにこのテクノロジーは単体で販売されております!

画像はボクスター近影。55,50タイアのサイドウォールはイマドキ珍しいくらいファットな外観を呈しておりますが、なにこれこそが味わいの源。魔法の空気とあいまって、現実にはとんでもない路上パフォーマンスを実現しております。




マダム帰着! ジェットラグ克服には究極のウラワザがあった~!

2013-04-01 16:25:44 | うんちく・小ネタ
Dsc07620いよいよ新年度!あたらしい学校や職場で、という方もいらっしゃることでしょう。今年はどうやら桜の開花が早いらしい・・・通常ですとGWなかばにミゴトにシンクロして咲くのですが、今年は梅が咲いたかと思ったら、早くも気配が・・・

とはいえ、今朝の気温は一桁・・・まだまだ真冬のウールが手放せない、ときている。

そんななかマダムがNYから帰着。戻る早々ゲキムについておられますが(爆)、アメリカ東部冬時間との時差はじつにマイナス11時間。だというのにジェットラグ、いわゆる時差ボケもなく意外にも元気だ・・・なにかヒケツでもあるのかい?ときけばNYでは夜遊びにつぐ夜遊びで毎晩、というか毎朝就寝は4時~5時だったそうな・・・さよう、暮らしぶりは日本のトケイと変わらないわけで、ジェットラグそのものがそもそも存在しなかった、というワケでございますよ、ぎゃはは~。ベテランもここまでいくとスゴイっす~(爆)。