黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

走れ、おうみ進学プラザ!

2012-01-31 21:21:08 | Weblog
冬の読書シリーズで、相変わらず韓国シリーズ。通俗小説では依然として日本人が単純明快な悪役として登場しますね。水戸黄門の悪代官みたいに、ものすごく悪い。それでも最近では「良い日本人」も出てきまして、ちょっと風向きが変わっているのかな。それと、ヒーローやヒロインが「日本で勉強して帰ってきた」「日本に行く」というケースが多数。韓国にとって日本は外国のような、外国でないような存在らしい。
韓流で、文化の面でも「相互乗り入れ平等化、正常化」しつつありますね。実は私の仕事の関係でも同様で、入試問題の歴史に朝鮮半島がたくさん登場する。昔は「見えない空白地帯」という感じだったのに、最近では「ハングル」や「李氏朝鮮」が登場します。朝鮮史については「普通の韓国人より詳しいですね」とほめられて調子に乗っている私としては「もっと出ろー♪」と思っていますが、偏重するわけにもいかないか。
そういうわけで、今読んでいるのは「走れ、ヒョンジン!」朴美景著、蓮池薫訳。この人が訳している本は、まず間違いなく名作。そして翻訳が上手い。発達障害の子ヒョンジンが成長する過程を記録したもので、作者はヒョンジンの母。色々と考えつつ読んでいます。
そういえば母・朴美景さんがヒョンジンをスポーツに取り組ませたのも日本の障害者教育の本がきっかけ。こういう分野での日韓交流も、基底にある文化に共通性が強いから有意義だろう。
火曜日の会議で、やっぱり仕事の量が大幅に増加す。生徒たちの役に立つような方向で増えているから、ここは突破しなければ。
写真は会議の後の担当セクション別の打ち合わせ。講習会チームと河合塾マナビスチームです。
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