黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

記述式、頑張り過ぎの人へ。もっと肩の力を抜きましょう。

2024-10-18 08:13:26 | Weblog

宣伝カーが次々と大音量で…政策ではなく名前だけ、政党名だけを叫ぶ。
うるさいような気がしますけど。
ブツブツ言いますが。
総理大臣の人…匿名希望…は、敬語表現が変です。
過剰な敬語だったり、丁寧語がチグハグだったり。
ねちねちと話をする人で、弁舌非サワヤカだから、よけいに変です。
過剰な敬語や不自然な丁寧語を使うときには、実は相手を見下しているのです。
じゃあ、あれは国民を馬鹿にしているからかなあ。
まあ、政策の話じゃないですけどね。

衆議院の選挙。
あやしいぞ!その1,税金をまけてやるとか、下げますとか、そういうことを言う候補者はアヤシイ。
税金、ちゃんと払ってます。消費税も、これは正直も何もごまかしようがないから、負担しています。だから、ちゃんと使ってください。
あやしいぞ!その2,お金を配ってあげるという候補者もアヤシイ。
アフリカやインド方面では、選挙でテレビをあげますとか、気前よく食料品や衣類を配るとか、単純明快に現金を配るとか、そういう選挙を。
しかし、日本の選挙でもアヤシイことを言う候補者はいます。要注意です。
宣伝カーがアメや駄菓子を配るのはいいと思うけど。楽しいから。ダメですか。
宣伝カー、演説自動車から餅をまくと盛り上がりますけど…ダメですか。アメと餅…ダメですね。はい。

福祉国家の北ヨーロッパ諸国(ノルウェー、スウェーデン、デンマーク)は消費税が25%で、日本よりはるかに高い。
フランスやイギリスは20%です。
福祉は充実させるが、消費税は低くする(あるいは、廃止するぞぉ!)などと言う候補者や政党は、そもそも信用できないなあ。まあ、政権を取る可能性がゼロだから言えるのか。

選挙権が18歳から。
生徒諸君よ、若者たちよ、よく考えて、迷って、悩んで、それで投票しましょうぞ。
投票に行ったら、その後の政治も気になるのです。それが民主主義の第一歩だと、私は思います。
なお、国民審査は、あれは制度的な勘違い、失敗だから、まあ、お好きな人はどうぞ。
*アメリカ合衆国の連邦最高裁判所と日本の最高裁判所を、似たようなものだと思ってしまったらしいです。まったく違いますけど。
アメリカでは、どの裁判官がどんな判決を出すのかが事前にわかっていて、「トランプ系の右派裁判官が増えたから…」などと色分けができています。
日本の場合には、誰がどんな人か、どんな思想の人物なのか、そもそも名前さえ誰も知らない。
だから、初めての衆議院選挙で「こちらが国民審査の用紙です」と言って用紙を渡されて、何もわからないからといって自分を責めないでいいのです。ブッチOK。それで大丈夫だからね。

18歳の選挙権。
大事に…と言っても負担に思わずに、むしろ面白がって行使しましょう。
そのあたりが
「日本の民主主義は、アメリカやヨーロッパ諸国に比べても、けっこういい線いってます」を支えているのだと思いますよ。

あ。
ブログの本来の中身へ。
中3クラスへ招かれて行って…押しかけ、割り込みか…そして記述式を。
勉強の秋キャンペーンの学習プログラム「滋賀県入試スタイル,140字記述式 文系編&理系編」をやりました。
生徒たち、ものすごく頑張っていた。
肩に力が入り過ぎて、時間不足になったかな。
「心をこめた名作」をねらわずに、リラックスして、返事をメモするという姿勢で。
手抜きすると、実際には読みやすい、伝わりやすい答案になりますよ。
選挙カーは琵琶湖畔を駆け巡り、勉強の秋はますます深まる。

*写真は琵琶湖に近いコスモス畑。
花が増えていきます。
花の向こうには湖西の山脈と、秋の青空。

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