黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

北陸から吹く強風。夏の試練です。

2024-08-09 23:05:53 | Weblog

 

卓球の女子団体、日本チームにはケガをしているメンバーもいるのに、支えあって大健闘。
ついに決勝戦まで勝ち上がりました。
ここまで来たら、もう「よくやった!」でも…。それでも勝て、勝てと言うのは…。

わけのわからぬ種目が続いています。
ルールも勝ち負けも、まったく完全にわからないから、応援しようがないのです。
それと、ゴルフ。あれはオリンピック競技には向かないのじゃないかと思うのですが、どうなのだろう。競技じゃなくて、レジャーのような。*個人の感想です。

バドミントンは、楽しそうですが、オリンピックを見ると、楽しいどころじゃないです。
パシュン、パシュンと壮絶な打ち合い。
録画で女子ダブルス「シダマツ組」の3位決定戦を見る。
マレーシア組を相手に、見事に勝ちました。
お正月に庭先で。あるいは春の公園で、夏のキャンプ地で
「10回まで続けようや」
「いくでー。イーッチ、ニー、サーン…」
「ハァチィー、キュー、あーっ。また…」
というのと、全然違うのです。まさに激闘。
日本、リオ・オリンピックでも勝ちました。日本人に向いているのかも。
バレーボールやバスケットボールに比べて、身長や体格の面でハンディが無さそうです。
同じ教室で出会った青年講師は、中学生、高校生時代にバドミントン部だったとか。
「ものすごく暑いです。風を防ぐために、体育館を閉め切るので」
と、色々と教えてくれました。
暑さに耐えて鍛えた技と力と根性。日本チーム、ますます頑張れー♪
なお、シダマツ組が勝った試合の録画を、また見る私です。

猛暑の中、夏期講習会が進みます。
もうすぐお盆で、折り返し点ですよ。折り返してからはゴールが近い。
昨日と今日は、北陸地方の入試問題に取り組んでいます。
ものすごく難しい。こんなにレベルが高い問題が、普通の「県立高校の入試問題」なのですね。
生徒たちにとっては、北陸から吹く強風、夏の試練です。
ナニクソッ!


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花火に負けましたー。

2024-08-08 20:42:17 | Weblog

オリンピックは進む。
面白い競技もあるし、本気で応援も。だから、そんなにバタバタと日程を詰めずに、ゆったりとしてもいいのじゃなかろうか。
涼しくなって、パリの街路が色づく秋まで、オリンピックを延長してもいいと思います。
  *パリ市街が色づくかどうか知りませんけど。
陸上競技場では、トラック競技とフィールド競技が同時進行。
日本人、短距離には向いてませんなあ。日本人だけじゃなくて、中国人、韓国人も、体格、筋力などにハンディがあるよなあ。
陸上競技の短距離は、特に厳しい。100mなんかは予選の段階からアジア東部の人がほとんど走ってない。それでも全力疾走する選手。拍手です。
砲丸投げ、やり投げ、円盤投げ、ハンマー投げなどの〇〇投げも難しい。
走り高跳びも…うむ。
同じNHK番組で、男子ハンマー投げと、女子走り高跳びを放送していました。
これが分類上は同じホモ・サピエンスか。
女子走り高跳びの選手のみなさんは、細身のスラリとした体形。足が長い。おそらく身体の70%ほどが脚部でありましょう。
陸上競技の選手をカモシカなどと呼びますが、カモシカなんかよりもずっとスマートです。日本カモシカは、牛に近いらしく意外にごっつい体形ですから。
サバンナにガゼルというのがいましたか。あんな感じで、スーイ、スーイと走って来て、ヒラリッと2mほども跳び上がる。スルルッと背面跳びでバーを鮮やかに超えていく。
その近くでは、ハンマー投げの筋肉オジサンたちがブンブン、クルンクルンと回転して、ビューンと投げる。投げるときに何か叫ぶから、なお一層の迫力です。
こうして多種多様な人間が集う祭典です。これ、選手の競技を入れ替えたら…それはもう無茶ですね。すみません。
なお、日本の男子、フェンシングの団体で金メダル!
武士道の本場、北辰一刀流、千葉周作道場の伝統を見よ。エイ、ヤッ、トォーッ!
これで日本中の高校にフェンシング部ができるのじゃないか。

夏期講習会の授業で、中3クラスへ。
オリジナル版テキストの記述式のページを担当。
この夏の私は、記述式の専門担当者です。いわば「記述式のDH」ですね。
おお、そうなのだなあ。つまり記述式の大谷翔平選手のような…似ています。
記述式の指導は、待つのが大事です。
生徒たちは、考えて考えて、さて何を書こうか。まだ考えている。
ここでサッサと解答の例を言ってしまうと、記述力が伸びません。
「野球でいうと、ストライクゾーンが広いよ」
「サッカーでいえば、ゴールポストが大きいのです」
「バスケットボールでいうならば、あのカゴ…何と呼びますか?…あれが巨大なカゴなのです」
そして、
「バレーボール、テニスやバドミントン、卓球ならば、中間部に意地悪な網が無くて、相手のコートが広いのですよ」
だから思い切ってボールや羽根を打ち込む=答案を書く。
書くのを待つことが大事です。生徒は粘るべし。先生は待つべし。
鉛筆を削る係をして、大きな鉛筆削り器を持って、予備の鉛筆も持って、教室を歩き回っています。
生徒が鉛筆を動かすのを、待つ夏!
なお、本日は花火大会。
電車では浴衣姿の若者が目立ちます。
2コマ目の授業が終わって、いざ、次のコマも私がグイグイと引っ張るぞ。
が、生徒1名が
「友だちみんなで花火大会に行くので、これで帰ります」
うわっ。
花火に負けましたー。
青春の夏ですからね。
ドドーン♪


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オジサンの報告や訓示よりも、びわこ学院大学若鮎隊というグループの活動レポートがよかった。若鮎隊、頼むぞ!

2024-08-07 07:43:07 | Weblog

会議があって、滋賀県庁へ。
うむ、お役所が主催する会議や会合は、内容よりも
「開催しました。ちゃんとやりましたからね」
「証拠は、テレビのローカルニュース、地方紙、広報紙です。ほら、やっているでしょ」「お役所としては、開催したことに意味がある。参加した人は、参加したことに意味があるのです。つまり、会議オリンピックなのです」
そういう傾向が、はい、強いのです。強いというか、丸ごとアリバイ作り。
受付では公務員氏が
「もう本当にわざわざ、お忙しいのに、はい、来ていただきまして、私も大変ですが、あなたも大変ですね。ありがとうございます。はい、これが資料ですが、大したものじゃありません。ポケットティッシュが入っていますから、よろしければお使いください」
そういう感じですよ、たいていは。

今回は、安全と防犯に関する会議。
わぁ、夏期講習会のド真ん中に。
そう思ったのですが、ていねいなお誘いをいただき、事務スタッフからも「是非とのことでした」という連絡がありました。
テーマがテーマなので、これは大事です。学習塾にかかわる生徒の安全について、うちの塾は行政機関、警察などとの連拓担当係もあたっています。
そんなわけで、参加しました。
昔の県知事さんは…匿名希望…会議の冒頭の御挨拶だけで「知事は他に用件がありますので退席します 」と早々に消える。ニュース画面にだけ登場するというのがパターンでした。
三日月さん、ずっとやる気満々で、司会進行も担当。三日月スタイルです。
ありきたりの定型文じゃなくて、個人の感想や感動、心配などを織り込んでメッセージを発信されます。
発表にも反応して、本気で真剣に聞いて頷いて、驚いたり、嘆いたり、称賛したり。
生徒会長がそのまま滋賀県を引っ張っているという勢い、スタイルで、いい感じです。
いくら大事なテーマといっても、昔の知事さんだったら理由を作って欠席してますね、私は。はい、スミマセン。
犯罪の発生状況の推移、防犯活動などなど。
振り込め詐欺が多発で、対策の紹介。銀行やコンビニでも取り組んでいるのだなあ。
SNSによる犯罪が増加。これには日本中が困っているが、日本中が使っているからなあ。
BSニュースでは、イギリスでの暴動は、SNSから出回ったフェイク・ニュースが煽って拡大したとか。大英帝国も迷惑しているが、日本の青少年も…。
塾でも気をつけねば。
このテーマについては、県内の大学の学生グループ・びわこ学院大学若鮎隊というグループからの活動報告&研究発表があって、なかなかの内容。若い学生たちが高校生や中学生にアドバイスを。
先生や各種オジサン&オバサンが難しそうな顔や深刻そうな顔で説教するよりも、ずっと生徒たちに伝わって、効果的ですよね。
この活動もいいと思いますが、それを県庁の大きな会議で、県知事の面前で発表してもらおうというデザインが素晴らしい、と思いました。
以上、報告です。
それにあわせて、夏です。交通、塾の周辺での安全、そしてSNSなど、目配りをしましょう。
追記1。滋賀県庁の大きな会議室でしたが、たまたま隣席の交通関係の代表者が、
「福井先生ですね。お久しぶりです」
と。
塾の一期生のH君。
「林田先生はお元気ですか。藤野先生にお世話になりました」
えっ!…しかし、やがてゆっくりと思い出していきました。
ぼんやりしていた映像が、しだいにはっきりしてくる感じです。坊主頭だったような記憶が…野球部員だったのか…違うかも。
うむ。よくぞ声をかけてくれました。ありがとうございます。立派になって。
そんなこともありました。
追記2。
先頭に立ってパワフルに滋賀県を引っ張っていく三日月知事。モニョモニョと出来合いの原稿定食を読むだけの某首相(匿名希望)とは違って、感情…熱意、心配や手ごたえ…が見えるのがいいと思います。
ここはひとつ教育の面でも、その個性とパワーを発揮していただきたい。
滋賀県の教育行政は、
「まあパッとしないけど、完全なビリじゃないからいいとしましょう」
という姿勢で、生徒たちに申し訳ない。
しかし、さすがの知事でも教育の世界は、山寺の禅問答ワールドなのかなあ。

会議の後は、膳所教室の授業へ。
現在の中3を育て、ビシビシと鍛えねば。
もちろん鉛筆で、記述式のページをグイグイと進みました。
はじめのころは自信が無いせいか、まったく書かなかったり、とまどってモタモタしていたのに、スイスイと書くように…全員ですよ♪…なってきました。
安全にも気を配りつつ、記述式の夏が進みます。
教室の外ではセミの声、
 廊下ではカリンカリンと鉛筆を削る音。


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フェンシングの剣のように、シュンシュンと鉛筆が走る夏♪

2024-08-05 08:45:17 | Weblog

 

パリ・オリンピック観戦記。
早田ひな選手、ラケットを持つ左手を傷めて、それを鎮痛剤の注射で我慢の試合。見事に銅メダルを。お見事です。
美談というよりも、もう、とにかく…。よくぞ戦って、よくぞ勝ちました。
結果を知ってから録画を見ました。実況中継で見たかったです。
団体戦にも出場するそうですが、大丈夫なのかなあ。
バドミントンの女子ダブルスも銅メダルを獲得。
これがまた見事な活躍でした。知ってから録画を見ました。実況中継で見たかったです。

フェンシング女子の団体戦、銅メダルです。
江村選手に旗手をしてもらったのがまずかったか。世界のトップ選手だから、係活動なんか無しで、伸び伸びとしてもらったら。
などとブツクサと。
それが、はい、団体戦で王者・フランスを倒して銅メダルです。江村選手、笑顔と涙と。
良かったなあ、と思いました。
ところで、あのフェンシングという競技、速すぎます。そして剣が細い。
細い剣を高速でパシュパシュと振るから、見えません、私。
もう少し太い大きな剣でやってもらったら…ダメですか。
日本の剣道は見えますよ。
いっそ剣道と融合して、竹刀で。無理でしょうか。
あ、日本の伝統の剣道までが柔道のような微妙な…JUDOですから…外国人選手が元気よく飛び跳ねたり、竹刀をバットのように回転させたり、真上からバコーンと床面までたたいたり。そういう国際的KENDO(剣道)になると、美しくないですね。
なんにしても、フェンシング、日本選手たちの大活躍に拍手♪
場所はフランスのパリで、ベルサイユ宮殿方面。私の年代では、
  「ああ、アンドレイよ」
       「オスカル様。どうぞご無事で」
などと頭の中にバラの花が咲きまくっていたのじゃないでしょうか。
日本女子チーム、お見事。パリに美しいバラが咲きましたー♪

夏期講習会が進みます。
まもなく折り返し点へ。
ここまでは部活の練習があって、試合もあって、生徒たちは大活躍。
そして
「勝ちましたー。強い学校が相手だったから、たぶん負けると思っていたのに、勝ちました」
嬉しそうです。
まだまだ勝って、どんどん進め!

記述式の指導を続けています。
もちろん鉛筆使用を推奨しつつ。
答案を書くことに慣れてなくて、なかなか書けない生徒もいたのに、回を重ねたら鉛筆がよく動くようになってきました。
この調子です。
フェンシングの剣のように、シュンシュンと鉛筆が走る夏♪


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私は油揚げと豚カツで。生徒諸君は、あめ玉で頑張ろう。

2024-08-03 22:31:31 | Weblog

猛暑の日が続いています。
セミがシャワシャワと鳴く…あれっ?
そういえば
「今年の夏は、セミの声が少ないと思うのですが」
という人が。
言われてみれば、そうかもしれない。
セミは土の中で何年も過ごしてから地上に出てきます。
 「暑そうだなあ」
 「先に地上に出た連中の声が、元気がないよね」
 「無理に出て行って熱中症になるのは…」
 「今年は、やめときますか」
そういうことかも。

暑い夏、私のグルメ方向の贅沢を。
夏の贅沢①栃尾の油揚げ。
新潟県の栃尾というところの名品です。
エッセイスト兼鉄道女子の酒井順子さんが、わざわざ新潟県まで。
ぶ厚くて、美味しいですよ。
運よく見かけたら、是非一度。
ちょっと高いですが、はい、そういっても油揚げですから、そんなにものすごいお値段でもありません。
味噌汁に。
軽く焼いて、ネギ、生姜(チューブ入りでOKです)をたっぷりのせてめしあがれ。

夏の贅沢②野洲市の平和堂の1階にある大久保という肉屋さんのカツ。
豚カツ、ヒレカツ、コロッケ…何でも美味しいですが、特に美味しいのは鶏のから揚げ。そして、チキンカツには驚きますよ。スリッパよりも大きい!そしてカリッと美味しい。
以上。夏の栄養補給は油揚げと豚カツ、唐揚げ、チキンカツで。
あ。もちろん野菜をしっかり食べましょう。
暑くなっていて、キュウリもナスも、トマトも美味しくなっていますよー♪


パリ・オリンピックは続く。
時差が7時間もあると、録画で。
そうなると、特に期限を切らなくても、ずっとやっていてもいいと思います。
終わるのはもったいないですよね。
体操を録画で。
平均台。*日本大百科全書から引用します。
体操競技における女子器械種目の一つ(平均台運動)。 また、その器械名。 長さ500センチメートル、上部平面は10センチメートルの幅の木製台で表面は皮革(バックスキンレザー)で覆われており、床面から125センチメートルの高さで水平に固定される。
危ないじゃないか。
頭を打ったり、骨折したりする危険があります。
まず幅を広げるべきです。幅10㎝のところを、まっすぐ歩くだけでも難しい。そこで飛び跳ねたり、クルリンと回転したり、無茶苦茶です。危ないです。無理難題!せめて幅を30㎝にしてもらいたいです。
高さは、そんなに高くなくてもいいのじゃないか。床面に線を引いておくのでもいいと思います。
後ろに回転したり、ジャンプするのはやめたほうがいいです。
見ていて、ハラハラして、ワザも演技もわかりません。

段違い平行棒。
手を離したら…。
普通に逆上がりをするのでも難しいと思います。大変な度胸&ワザです。

体操の日本。頑張っています。
この競技は、体格が大きいヨーロッパ系、筋力体力の強いアフリカ系の選手に比べて、日本人にもハンディがなさそうです。
ケガをしないように、頑張れ日本!

さて、琵琶湖岸では夏期講習会が進む。
いや、しかし、暑いですね。
南草津教室へ行ったら、河合塾マナビス・厚見先生が
「京都の街中では、40℃という表示がありました。あれを見たから、よけいに暑いです」とのこと。
滋賀県には水冷装置の琵琶湖があって、周囲も緑の山々。京都よりはかなりマシなはず。
それでも駅の周辺のビル街は暑いです。
頑張ろう。オウッ!
中3の授業を担当。
オリジナル版テキストで、扱いにくい、取り組みにくい、面倒な問題ばかりを連続してやりました。
生徒たち、大変だったと思いますよ。
それでも大健闘でした。
ハードな授業を終えて、休憩時間に廊下に出てきて、
「あっ。アメが無い。ショック」
とのこと。
アメが無いことを嘆く中3のヨイ子達。
はい、次に行ったときに、大きなあめ玉、スーハーするあめ玉を差し入れしましょうか。
頑張ったぞ。
この調子で進みますよ。
頑張りの向こうに、あめ玉が待っている。*個人の予想です。

 


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