日本のオリンピック出場はなくなりましたが、今回の
大会は昨年の世界バスケ同様日本にバスケ旋風を
巻き起こしてくれたんじゃあないでしょうか。といっても
写真集を出したと言っても五十嵐君を知っている人が
私の周りの女子でほとんどいないので、やはり少数派の
スポーツなのは確実です。バスケ好きにとっては昨年と今年
はまさにゴールデンイヤーだったはずです。
昨年は、スカパーで無料放送があったし、今年はBSフジで
日本の試合は全てやると言うことですから、これはいままでに
無いことです。かつて高校バスケは冬と夏テレ朝系でやっていた
のがいつの間にか無くなり、段々全国レベルのバスケというのを
見る機会がなくなりました。競技人口がこれだけ多い競技なのに
なぜこうも人気がないのでしょうか。しかし、世界は日本の凋落
とは裏腹に真にバスケブームなのです。
アマチュア競技では、まだNBA選手が出ない頃にアメリカは本場
なのに金メダルが取れなくなり、プロ選手が出ていいことにして
ドリームチームを送り込み念願の金奪回を果たしました。それは、
世界的なNBAブームを呼び、世界各地からNBA選手を生む結果に
なりました。その結果、ギリシャ大会ではまた金を逃す結果になり
ました。昨年の世界バスケでも金を逃しました。またそれは、NBAの
ショーバスケより強いバスケが世界にはあるということを知らしめました。
厳密に言えば、NBAのトップ選手が出ればやはり金は今でも取れる
というのが大半の意見でしょう。ですが、シーズンオフに行われる試合に
出たがるトップ選手はあまりいません。それに最近はテロ云々がいわれる
ので余計でしょう。今回のアジアバスケボール選手権でも、かつて
NBA選手とかNBAに誘われたけど行かなかった選手とか国籍問題とか
にぎやかにいわれました。しかし、このような国際大会では、注目すべき
はその国のバスケスタイルです。カザフスタンなどのヨーロッパスタイルと
いわれる国でも昨年優勝したスペインのバスケとはまた一味違うことや、
韓国スタイルといわれる韓国とインド、台湾などがどう違うバスケを
するのかということです。
ただ残念に思うのは、日本ほどシュー確率が悪い国やフリースローが
ボロボロ落ちる国はないということです。それなのによくゲームをこわさず
最後まで見られるゲームを保てたものだと逆にまだアジアの仲間にいられる
という安心感のようなものを感じました。今回中国は、脱アジアということで
あえてマイナーチームを送り込んだということです。まさかそれでも二次リーグ
通過すると踏んだようです。それが一勝もできずに敗退しました。
新聞では、脱アジア宣言でトップチームを送り込まなかったということですが、
北京五輪出場枠があるので合えて遠慮したのか、それとも誤算でアジアの
底上げがあったのか、これは見ていて見ごたえのある試合が多かったので
確かにアジアのバスケも見るに耐える内容になって来ていると言って
いいと思います。
ただ、一部にあるコメントのように日本の弱いのは選手の精神力では
ありません。日本のトップ選手はそれこそ他のスポーツの代表に負けない
過酷なトップ争いの結果の今の位置にいるのであり、数々の修羅場や
ブザービーターを経験しているのです。バスケほど一瞬の勝負は無く、
メンタルや監督の采配で簡単に傾くスポーツなのです。自分のシュート
があの時外れていなかったらと感じることなかった選手などひとりもいない
はずです。それだけ常に決める決めないのせめぎ合いであり、勝負強さ
ゆえに今の日本のトップに居れたはずなのです。
ただ日本では、走って飛べる2m超の選手が少ないため、ゴール下での
ワンノンワンなどとても貧弱に見えます。リバウンドもひどくあっさりしている
ように見受けられます。これはやはりシステムで、ローポストの時の合わせとか
ピック&ロールとかチーム練習が十分でないというのもあるでしょう。
ディフェンスでは、ウィークサイドのペネトレートに極端に弱いように
見受けられ、ショルダーからセンターまでドリブルで運んで来たらあまりに付が
悪いのでそのままシュートまで行ってしまったという感じのものが何度も
ありました。これなどは普段の習慣と言うか、日本ではない初動スピード
の違いと昨今言われる体の使い方の違いなのではないでしょうか。
あの女子の浜口選手が古武術で体の使い方を習って一旦引退したものの
また下位リーグのチームに加入して力を発揮しているという瞬間の体の使い方
ではないかと思います。ヨルダンとの試合は、どちらかというと消化試合のような
様相で、あまり点の入りのいい試合ではありませんでした。それもきっちりと
24秒守って時間が経過するというより、ターンノーバーやミスの多い試合と
なったからです。韓国戦は、スタメンから変えてきましたが、果たしてあれが
最強だったのかと、この日の試合を見れば思います。
折茂が出てくれば、アナウンサーは日本の最高のシューターと叫びますが、
それはもはや過去のことではないでしょうか。トヨタに居た、スタメンを張った
時ならそれはもう誰もが認める日本のシューターですが、佐古や折茂が
と思うのは私だけでしょうか。五十嵐君は世界バスケのときよりうまくなっている
と思いました。韓国戦とヨルダン線はあまりいいところありませんでしたが、
出てきてすぐにディフェンスが締まった感じやターンノーバーから一人速攻で
決めるときなど、スピードと切れを感じました。スリーも決まっていました。
あとの2試合はいいところ無しで残念ですけど、竹内兄弟に成長度を感じ
ませんでした。世界バスケ後、インタビューに出まっくてNBAのトップ
にもスピードでは負けていなかったと実感したという割に目標や次のターゲットが
ヨーロッパリーグのプロへ行くことだったのには落胆しました。ひょっとしたら、5日
は徳島まで行かなくてはいけないかなと思ったのも夏の夜の夢でした。
大会は昨年の世界バスケ同様日本にバスケ旋風を
巻き起こしてくれたんじゃあないでしょうか。といっても
写真集を出したと言っても五十嵐君を知っている人が
私の周りの女子でほとんどいないので、やはり少数派の
スポーツなのは確実です。バスケ好きにとっては昨年と今年
はまさにゴールデンイヤーだったはずです。
昨年は、スカパーで無料放送があったし、今年はBSフジで
日本の試合は全てやると言うことですから、これはいままでに
無いことです。かつて高校バスケは冬と夏テレ朝系でやっていた
のがいつの間にか無くなり、段々全国レベルのバスケというのを
見る機会がなくなりました。競技人口がこれだけ多い競技なのに
なぜこうも人気がないのでしょうか。しかし、世界は日本の凋落
とは裏腹に真にバスケブームなのです。
アマチュア競技では、まだNBA選手が出ない頃にアメリカは本場
なのに金メダルが取れなくなり、プロ選手が出ていいことにして
ドリームチームを送り込み念願の金奪回を果たしました。それは、
世界的なNBAブームを呼び、世界各地からNBA選手を生む結果に
なりました。その結果、ギリシャ大会ではまた金を逃す結果になり
ました。昨年の世界バスケでも金を逃しました。またそれは、NBAの
ショーバスケより強いバスケが世界にはあるということを知らしめました。
厳密に言えば、NBAのトップ選手が出ればやはり金は今でも取れる
というのが大半の意見でしょう。ですが、シーズンオフに行われる試合に
出たがるトップ選手はあまりいません。それに最近はテロ云々がいわれる
ので余計でしょう。今回のアジアバスケボール選手権でも、かつて
NBA選手とかNBAに誘われたけど行かなかった選手とか国籍問題とか
にぎやかにいわれました。しかし、このような国際大会では、注目すべき
はその国のバスケスタイルです。カザフスタンなどのヨーロッパスタイルと
いわれる国でも昨年優勝したスペインのバスケとはまた一味違うことや、
韓国スタイルといわれる韓国とインド、台湾などがどう違うバスケを
するのかということです。
ただ残念に思うのは、日本ほどシュー確率が悪い国やフリースローが
ボロボロ落ちる国はないということです。それなのによくゲームをこわさず
最後まで見られるゲームを保てたものだと逆にまだアジアの仲間にいられる
という安心感のようなものを感じました。今回中国は、脱アジアということで
あえてマイナーチームを送り込んだということです。まさかそれでも二次リーグ
通過すると踏んだようです。それが一勝もできずに敗退しました。
新聞では、脱アジア宣言でトップチームを送り込まなかったということですが、
北京五輪出場枠があるので合えて遠慮したのか、それとも誤算でアジアの
底上げがあったのか、これは見ていて見ごたえのある試合が多かったので
確かにアジアのバスケも見るに耐える内容になって来ていると言って
いいと思います。
ただ、一部にあるコメントのように日本の弱いのは選手の精神力では
ありません。日本のトップ選手はそれこそ他のスポーツの代表に負けない
過酷なトップ争いの結果の今の位置にいるのであり、数々の修羅場や
ブザービーターを経験しているのです。バスケほど一瞬の勝負は無く、
メンタルや監督の采配で簡単に傾くスポーツなのです。自分のシュート
があの時外れていなかったらと感じることなかった選手などひとりもいない
はずです。それだけ常に決める決めないのせめぎ合いであり、勝負強さ
ゆえに今の日本のトップに居れたはずなのです。
ただ日本では、走って飛べる2m超の選手が少ないため、ゴール下での
ワンノンワンなどとても貧弱に見えます。リバウンドもひどくあっさりしている
ように見受けられます。これはやはりシステムで、ローポストの時の合わせとか
ピック&ロールとかチーム練習が十分でないというのもあるでしょう。
ディフェンスでは、ウィークサイドのペネトレートに極端に弱いように
見受けられ、ショルダーからセンターまでドリブルで運んで来たらあまりに付が
悪いのでそのままシュートまで行ってしまったという感じのものが何度も
ありました。これなどは普段の習慣と言うか、日本ではない初動スピード
の違いと昨今言われる体の使い方の違いなのではないでしょうか。
あの女子の浜口選手が古武術で体の使い方を習って一旦引退したものの
また下位リーグのチームに加入して力を発揮しているという瞬間の体の使い方
ではないかと思います。ヨルダンとの試合は、どちらかというと消化試合のような
様相で、あまり点の入りのいい試合ではありませんでした。それもきっちりと
24秒守って時間が経過するというより、ターンノーバーやミスの多い試合と
なったからです。韓国戦は、スタメンから変えてきましたが、果たしてあれが
最強だったのかと、この日の試合を見れば思います。
折茂が出てくれば、アナウンサーは日本の最高のシューターと叫びますが、
それはもはや過去のことではないでしょうか。トヨタに居た、スタメンを張った
時ならそれはもう誰もが認める日本のシューターですが、佐古や折茂が
と思うのは私だけでしょうか。五十嵐君は世界バスケのときよりうまくなっている
と思いました。韓国戦とヨルダン線はあまりいいところありませんでしたが、
出てきてすぐにディフェンスが締まった感じやターンノーバーから一人速攻で
決めるときなど、スピードと切れを感じました。スリーも決まっていました。
あとの2試合はいいところ無しで残念ですけど、竹内兄弟に成長度を感じ
ませんでした。世界バスケ後、インタビューに出まっくてNBAのトップ
にもスピードでは負けていなかったと実感したという割に目標や次のターゲットが
ヨーロッパリーグのプロへ行くことだったのには落胆しました。ひょっとしたら、5日
は徳島まで行かなくてはいけないかなと思ったのも夏の夜の夢でした。