King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

サブプライムローン

2007年08月23日 23時18分17秒 | 日々のこと
先日の週刊誌の記事で、日経を読んでるだけでは
解らないサブプライムローン問題という記事が目を引きました。
その挑戦的な日経読者に対する脅しです。
そして、その内容のなさは日経の読者では読む必要もないという
ものでした。だいたい週刊誌の記事なんてそんなものです。
横峯代議士が元愛人の暴露記事で謝罪会見なんてのも
ありましたが、週刊誌の果たす役割なんてそんなものです。

賭けゴルフをしていたなんてのは今回ばかりでなく、前も出ていましたが
こんな記事が出ると俺とも勝負しろというやからが出てくる位で社会的に
は関係ないですね。もちろんそんなのを国会議員にしてしまったという
不利益は別にしてですが。

それより興味があったのは、小池防衛大臣が負けたという風に
今回の人事問題を載せていたことです。新聞ではどちらかというと
両者痛み分けという感じで報道されていました。逆に人事問題が
何度も出てしまうなど、内閣としての汚点としての報道が強かった
と思います。それが週刊誌上になると判定としては、負けだったという
のが面白いところです。テレビのワイドショー的には、ライス長官と
会談したり、マダム寿司と呼べといったり、ガールスカウトネットワーク
といったりとパフォーマンス関係の報道が多く、結局それらをみれば
したたかなやり手なんだなと感じます。

あのみっともない絆創膏姿で現れた人とは雲泥の差です。
そして人事問題でひとつ気になったのは、若い人を起用してしまった
ので、それより上の人は全て辞任にしてしまうという人事慣行です。
役人のトップが次官であり、市役所で言えば助役とか副市長の
役回りでこれも市長が変われば辞任するように決して公務員だからと
言って安心して勤めていられるものではないところというのが解ります。
それに今回のように50ぐらいの人がいきなり辞任という詰腹を切らせ
られると次の職も探さねばなりません。

次の職は、世間で言われる天下りです。行政改革が叫ばれている
今ですが、こんな人事が日常に行われていれば、役人が自分たちの
出世の果てに破れたときにはどうするかを自分たちで作り出していても
なんともいえないところがあると思います。変な理事を歴任して何も
しないで資産を築くようなシステムは認められませんが、なんでもかんでも
天下り禁止はこんな人事システムがある以上止める事ができません。
コメント
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