King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

気になるコーヒーマシン

2009年09月27日 14時35分37秒 | 珈琲
昨日の不満の買い物の補完のために
ネットで色々注文してしまいました。

やはりネットは安くて物が豊富で、
情報や使用者のレポなどもみられて
安心な買い物が出来ます。

まあ前よりその格安感はなくなりましたが、
お店では最近定価販売がふつうになり、スーパー
でもないと滅多に安売りがなく、安売り店では
決まったものしか安くなくて選べないと、満足
な買い物が出来なくなりつつあるのです。

最近買い物好きの人は、アウトレットや業務用
会員スーパーとか、円安を利用した海外へ買い物
ツアーに出かける人が多いようです。

私は、ブランド物も服も最近必要としないので
買うのは食料品や本ばかりです。

本も最近文庫本でも1000円オーバーで、単行本
などのハードカバーも純文学物や専門書など
すぐに数万も飛んでいきます。

その内半分はただ積んでおくだけという状況に
なるのに、経済的な負担は増すばかりです。

さて、私の珈琲ライフは自家焙煎のロースター
にスペシャルティコーヒーやcoeの落札銘柄を
頼むようになり、他所で流通している珈琲が
あまりにひどい状況にあることに、改めて
憤りを感じる日々となっています。

それでもデパートなどに行くと珈琲豆屋さんは
必ず複数の店が入っていて、有名大手チェーン店
のほうが高いというのが相場です。

私が普段買っている豆より二倍は高いのに、潰れず
何年も同じところに出ているのだから不思議です。

その先の2,30m先にはもっと安い無名の豆屋さんが
でています。それなのに売れているのは大手の方
なのです。

デパートに入っているような豆屋の豆はいつ焙煎
したのかわからないのです。それでも最近は改善
され、スーパーの様々の豆よりはいいのでしょうが、
スーパーでもそういう品揃えがなくならないことから
スーパーやデパートで買っている人は相当いるの
でしょう。

しかし、その味に疑問を持ったり、もっとうまい
珈琲をせめてうちではたくさん飲みたいと思わない
のでしょうか。

私は今でも自家焙煎の喫茶店に珈琲を飲みに行き
ます。お店の雰囲気が好きなのもさることながら
やはり味の違いをチェックしないと気が済まないと
いうのもあります。

以前所沢で会社勤めの時には、事務所の珈琲が
まずいので、よく喫茶店に行きました。

駅に近いのは、カフェクリエとかスタバとかそんな
店しかない地域でした。

個人の喫茶店のマスターが自分の珈琲の味を誇り
それを売りにしている店があるところはいいですね。

そういう店は、大概大手チェーン店の珈琲豆は使わず
自分で焙煎を始めるようです。

喫茶店のほとんどが自分の店のブレンドというのを
持っていますから、豆の特性を活かしてオリジナルの
味をということだと結局焙煎に行き着いてしまう
のでしょう。

考えてみれば当然のことで、生の珈琲豆ならば何年も
保存可能なのに、いつ焙煎したのかわからないような
豆なんか押し付けられてすっぱいような珈琲をだして
いたらいくら味音痴で、タバコをすいに来ている人達を
常連にしていたにしても珈琲屋としての意気があれば
自分で豆を焼くようになるでしょう。

そういうついに自分の家で焼きだした喫茶店店主の
行動を見ていて最初は焦げ味のきつい、店の外まで
炭臭いにおいをさせていたところが徐々にまともに
なってくると自分の家でももっといいものをとなって
きます。

それでも、忙しいのに豆を焼いたり挽いたりしてられ
ないというのが今までの立場でした。

よっぽど暇じゃなきゃいくら味が違うといっても一杯
ごとに豆から挽いてなんてやってられません。うちは今
でも、注文と同時に粉にしてもらいます。それでも十分
お店で飲むよりうまいのです。

それに一回注文して飲みきるまで二週間くらいのもので
飲みきってしまうので、味の劣化もそれほど気になり
ません。中には時間が経つほどうまくなるものもあり
ます。

さて、そんなコスト的なことを考えたら一応いろんな豆を
飲んできて、自分の好みのものも解ったし、昨日みた
デパートの豆屋さんと自分がいつも頼んでいる店では
私のほうが少し高いくらいで生豆をネットで何Kも
頼んだほうが経済的だしいつも新鮮な焙煎豆が飲めると
思いました。

それに今は、ボタンひとつで生豆から焙煎と挽きを
やってドリップまで出来る機械が10万以下で売られて
います。中にはエスプレッソやカプチーノまで出来る
物もあります。

朝ボタンを押すとおいしい珈琲がでてくるという
のはまるで夢のようではあります。珈琲マシンは
漫画喫茶などで見かけますが、味は到底求めべくも
なく、やはり自分で抽出したものにかないません。

となれば、豆の焙煎と挽きまで任せて後は自分で
やればということに自然となってきます。

とりあえず昨日5kほど買って見ました。

実は珈琲が淹れる人によりかなり味が変わるという
事実と農園単位で輸入されるようになってきた豆に
たいして後、気にするのは焙煎しかないのです。

これだけデーターが揃ってきた現実に全自動で豆が
焼けるようになってきたら、後は手で焼いたらとか
焼き方や焼いた釜で味が変わるのかということが
知りたくなったのです。

前は、ブルマンよりおいしい世界中で争奪戦が
起きる豆というのに興味を抱き色々試しましたが
豆を知ればやはり焙煎を知らなくては味が解らない
と思うようになりました。

しかし、解らないのは味も良くないものに大金を
払う人たちです。

そういう人たちにスペシャルティだとかカップオブ
エクセレンスだといったところで何になるのでしょう。
デパートで有名ブランドの珈琲を買うのがいいこと
で満足してしまっているのです。買った豆は、珈琲
メーカーが淹れるのでしょう。

ああいうドリップの機械が売れること自体が謎です。
コメント
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