King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

こんな夢を見た…

2009年09月22日 23時12分34秒 | 日々のこと
勉強のために図書館に通っていた時分の話。

勉強に疲れ、小説の棚から目に付いた夏目漱石の
本を読み出し。

面白くてそのまま読み通し。

一枚の絵が気になり、画集を見に行き、その絵に
目が釘付けになりました。

そう。漱石もロンドンで絵の前で釘付けになったという
『オフィーリア』です。

この漱石のエピソードも有名ですから、日本人には
なじみの深いものですが、先日米テレビ番組の
それも『コールドケース』という刑事物でモチーフ
として取り上げられていたのには驚かされました。

米ドラマなんて薄っぺらで刹那的でアクションばかり
と思ったらこういうものも作れるんだと思いました。

この時期、良く漱石の本とテートギャラリーの絵のことを
思い出しますが、世界には訪れてみたい名画がいくつか
あります。

とはいえ、日本にもこんな名画が日本にあるという
奇跡がいくつかあり、うれしい限りです。

これも日本の経済力の成果なのですが、バブル期には
有名絵画が日本に集まり、その後行方不明になったり
日本にあっても見られなくなったりと世界からは非難
の的となっています。

そんな中無難に今でも見られる名画は、ありがたく
見られるうちに見ておくべきでしょう。

有名なところでは、大原美術館と国立西洋美術館には
名画が集中しています。

意外なのは、ゴッホ好きの日本人なのに、ゴッホは
あまり数がないのです。

有名な新宿のひまわりと広島のドービニの庭とくさむら
位しかありません。

しかし、毎年ゴッホの絵は展覧会で日本にやってきて
います。

有名な絵は結構きているのですが、日本人の知らない
ゴッホも多いのも事実です。

この間のモネ展のようなのが行わればと思う今日この頃です。
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