King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

大洞窟があった

2010年10月24日 23時48分16秒 | 日々のこと
新しい出会いにより、色々新情報に触れる
事ができました。

その中でも、一番のサプライズはいつも目に
している眼前の羊山です。

なんとここの中腹に大洞窟があり、そこには
湧き水も沸いていたということです。

昔ここで泳いだ経験を持つ
人と話を聞くこともできました。

その話を聞いたらどうしても現地を調査して
現在がどうなっているのか調べてみたくなり
本日現地調査に出かけました。

もともとこの情報をもたらしたのは、先日に
一緒に旅行した人が来店され、いろいろな話を
する中、長年の勘違いを正してくれ、それは
町史にも書かれている事実であるというのです。

そこでその町史を早速読んでみると私の
知らない事実にたどり着いたのです。

なんと、大洞窟は戦時中はここに地下秘密工場を
作るべく突貫工事をしたというのです。

なぜそれを保存して史跡として公開しないのか
これは、立派な観光資源であると思いました。

さて、現在の状況を本日現地にて調べてみると
まったくその雰囲気もなく、もしその洞窟が
あるにしてもかなりの工事をして復元という
ことになり、とても観光資源には無理という
感じを受けました。

これが、近年まで行われていた防災擁壁工事の
時なら一緒に工事して何らかの史跡で一般公開
ということも可能だったと思います。

しかし、現在のまるで塞がれた状態では
埋められているものを掘り起こして、果たして
公開するだけのものにするのにどれだけの費用が
かかるのか使いづらい上に管理運営上の問題も
浮上する事からとても手が付けられないと思われ
ます。

すぐ近くに民家が建っているだけに、工事も
簡単ではないでしょう。

その近隣の人の理解と協力を得るのも難しい
事と予想されます。

とまあ、実現性はかなり難しいと結論しました。
コメント
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