King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

『冷静と情熱のあいだ 』

2010年10月27日 11時34分29秒 | 読書
随分前に話題になった作品です。

『冷静と情熱のあいだ』

読もうと思っていたものの、なぜか
読まずに積んであった本のひとつです。

なぜかこのところのうちの中の整理で
読むべき本のリストの方に積み
なおされていて、読んでしまいました。

そして、なぜこの作品があれほど世間的に
話題になり、漫才のねたにまでされて
いたのか不思議になりました。

というのも内容に乏しい上に物語りも
陳腐であり、ありそうもない話だから
です。

こういうのは所謂恋愛小説というジャンル
で特定の層には必須アイテムなんでしょう。

この感想を書くためにamazonを検索して
ああそうだったのかという事を知りました。

本のあとがきにも江國香織さんの原稿を
読んでわくわくしたということが書かれて
おり、何の事だと思ったのですが、やっと
意味が解りました。

だとしても、やはりこの作品の評価は変化
せずそうだったのかで終わりです。

昨日、江國香織さんのレポートするテレビ
番組があり、その予告をその前の晩に見て
その江國さん容貌の特異さに引かれてみよう
と思っていたのについ見損なったのでした。

その特異さとは、なんか魔女っぽいという
感じです。

『冷静と情熱のあいだ』も赤バージョンの
方が断然書き出しをちら読みしただけでも
いい感じでした。

でも、この手の小説を続けて読む気にも
なれないので、わざわざ手に入れてみようと
いう気にもなれません。今のところは。
コメント
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