King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

豆コメントありがとうございます。

2012年04月30日 09時41分45秒 | 珈琲
今日は昨日の夏のような暑さから曇って
どんよりとしています。

ただ、こんな日の方が出歩くにもいいかもしれません。

最近、当店に来店のお客様も多様になり、ただ珈琲通
という範疇ではくくれないような様々なこメントを
聞くことが出来ます。

人によっては豆に求めるものがそんなきびしいのかと
思うこともあれば、実に表現力と的確なコメントで
そこまで解るのかという方もいたりとめまぐるしい
程に人の感性に触れられます。

中には味のイメージを散々語り、試飲を何杯かして
こちらはその語りから好みを推察してイルガチェフを
提供してさてどんな感想かと顔をうかがうとところで
モカはないのかとのことでした。

このネタのような話と全くおなじような話をつい先日
聞いた覚えがあります。

ジャンルは違えどあまりに話の相似にちょっとぞっと
するくるくらいのものがありました。

というのも、その話を聞いたときには提供の仕方を
間違えたからそうなったのではと感じたからです。

聞く立場からしては、確かにそうなります。

しかし、話している立場はこんなおもしろいお客さんが
いたんだよということで話しているのです。

私も提供の仕方が悪かったのか、モカゆえのことなのか
これはまた色々なお客様との会話で解明されるのでは
と思います。

先日の何々はおいしかったという会話は次の展開で
おもしろい相違を見せます。

そのひとつの結果が、今月のブレンドなのですが、
その意図やこちらの狙いまで的確に語られる人も
いれば、ところでモカはないのかという人もいる
のです。

その人のおいしいとかうつくしいとか感動スポット
はやはりその人を理解するしかないということに結実
していきます。

ここ数日の出会いと旅の経験で次のブレンドを考えて
みます。
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