King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

梅雨明けと珈琲

2021年07月19日 16時11分21秒 | 珈琲

関東地方の梅雨明けが16日と例年よりは早く明けました。

その前から毎日雷雨があり雷三日という言葉通り、雷の音と雷雨を

三度経験したら次の日にミンミンゼミの声を聴き、梅雨明けのニュースを知りました。

 

雨の中でも走るのが普通になったと思ったら、今度は34度の

空気の中を走るというまた違った困難の中にあり、季節をいつも肌で感じて

いるというのをひとつの自慢としてそれを生かして焙煎しているという売りも

これはなまなかなことではないという切実としたこととしてのしかかるのです。

 

こんな暑さの中でも変わらず注文をいただくのでありがたいことです。

水出しの珈琲も好調です。ただ、最近の豆の値上がりもあり、レギュラー品の

豆も値上がりしていてかといってすべて値上げをすることもできずという

苦しい状況がしばらく続きそうです。

 

そんな中、今までより安くてよい豆もみつけたりして売る豆は出てくるものだなあと

思い、温暖化でまた新しい産地や今まで顧みられなかった地方でも珈琲豆が

作られたりと品質の向上も思わぬところであったりして世界的な危機もどうにか

なるのかという感じです。

 

相場的には世界の珈琲相場はすでにコロナ後の需要回復を見込んで動いていて

高値に向かい、今まで相場よりコンテナ不足ということで物はあるのに物が

来なくて値上がりしている面も相場が追いかけるようにしばらく下がる要因はなさそうです。

 

一方オリンピックは世間の心配とは関係なく進んでおり、埼玉の聖火リレーなど

テレビで一度も流れないのになぜか東京の聖火のセレモニーはなんどもながれます。

 

この差はなんなのかと思いながら秩父では秩父神社からスタートして秩父駅から

秩父鉄道を利用して親鼻からライン下りをしたりと嗜好を凝らしてのリレーも

私は目にしたものが放送されないというもどかしさをいつも感じました。

 

東京五輪なので主役は東京ですが、リレーを行わない東京の模様は都議選で

無観客に世論に反映した模様変化とともに映像となったのに対して埼玉のリレーは

一度も私はテレビでは目にしていません。

 

思えば私が幼い時に見た東京五輪もテレビや映画で華々しく伝え聞くものより

今思えば、何となく後ろ暗いようなもので白黒の当時の映像なども東洋の魔女と

ヘーシンクの活躍とアベベと私も印象がありますが、菅氏が語ったような熱い

物語や感動物語でなく、どれも悲劇的な悲しい物語として記憶され、その後

色々な事実や大人になって聞く後日談なども華々しいものはなく、アスリートの

未来や今のようにスター扱いされることもなく自殺する人やアベベも短い生涯だったりと

決していいことばかりでないのです。

 

ただ、新幹線やら首都高速やらその後の高度経済成長と日本の発展があの東京五輪から

始まったのは間違いなく、五輪と万博と日本の輝いていた時代の始まりが

そのイベントともに記憶にあるのは確かです。だからと言ってバブル以降振るわぬ

日本経済の起爆剤にまた五輪と万博に頼るというのは全く馬鹿げた話で策がない

ばかりか現代というものを理解していない人ばかりということです。

 

そして、コロナによりインバウンドに頼りだした産業も打撃を受ける中、

次の思考もない状況がより混迷を深めています。

 

もともと東京五輪を契機に都内は近代化していくというのはマスコミが作った

ストーリーで実は当時の都内の道路事情とか都市化計画も杜撰なもので下水道

などもなくゴミは海の埋め立てに使われ下水処理されない汚物は羽田沖に船で

運んで捨てていたのだと言います。

あの裸足の王者アベベも東京では靴を履いて走ったというのはそれだけ東京が

未開の地としてとらえられていたのだと思います。当時はオリンピックで連続王者となり豊かになり靴も履けるようになったと前向きに捉えられていましたが、

東京の文化が高くなく道路も安全でなくゴミだらけだから靴を履いたというのが

正しいところでその後ろを日本人が走って二位になったというのはあまり知られて

おらず、その後その選手が不調になり自殺したり、アベベも自国に帰って交通事故に遭いもう走ることができなくなったりと不幸なことは続くのです。

 

ヘーシンクなどもその後日本のプロレスに出てくるもあまり人気がでず、強さも

感じられない存在としてみていて痛々しいイメージしかないのです。

 

重量挙げで最初の金をとったという明るいイメージがあるくらいで菅氏の熱く語る五輪は

その後の経済成長があり出来上がったものであり、今回のように庶民感覚とは

別のところで勝手にやられている感じは始まりの時期が迫るにつれ明らかに

なっています。

 

バッハ会長の歓迎会なども決まっていることだからやったなどという橋本会長の言葉や

マスコミのバッハ会長へのインタビューなども私はただのゲストだと言い放たれるなど

まったく世間離れした出来事を印象付けるのでした。

 

それにしてもバスケットは強化試合にフラスンに勝利するなど今まで五輪どころか

世界選手権にすら参加できないようなものだったのになぜこうも強くなり、

NBA選手も二人いるなどということになったのかと思います。五輪では

グループCでスペイン、アルゼンチン、スロベニアという強いところばかりの

リーグで果たしてトーナメントに進めるのかという状況です。スロベニアは

クロアチアという強豪を破り初出場だけに果たして一勝できるのかという

気を揉む状況なのです。その試合は埼玉で行われこれも無観客なのでテレビで

見るしかありません。さいたまアリーナでは出待ちや入り待ちもできずなんとも

寂しい限りですが、これが有観客の県であればNBA選手を一目見ようという

ファンも多いはず。しかしNBA放送がNHAからなくなり以来見ていないので

ケビンデュラント・ラブぐらいしか知っている人はいないので、もしこれが若手中心なら

もっと興味も湧かない戦いになっていたところで今回ベテランばかり起用と

四連覇を狙う意気込みを感じます。

 

 

 


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