ボーンコレクター

日曜洋画劇場を予約録画して今見ました。
野球があり、追っかけ録画もしました。
ボーンコレクターは、ロードショウ公開の時に見たい映画でした。
あまりヒットもしないで終わった記憶があります。
見た感じは、かなり面白かったです。病に臥せった人は
体が動かなくなると精神もあんなには活発に動かないでしょう。
あと犯人がどんないきさつでどういう風に復讐を考えて
それを計画し、実行に至ったかがちょっと不明解でした。
まあ言えば、実現性が薄い物語だったということです。
ただ、この手のレクター博士系の物語は面白いですね。
常軌を逸しているが優秀というところが、実際にありそうです。
日常で起きる事件はもっと間が抜けていたり、哀れだったり
するものが最近多いです。

やはり決まっていた昭和の日

私は新聞か雑誌かで衆議院で4月7日頃昭和の日が衆議院で可決したという記事を
読み、カレンダーにはさすがにまだみどりの日だが5月4日も国民の休日と
いう名無し状態からみどりの日を襲名できよかったと思っていました。
会社などでこの話題を出すとそれは嘘だとかデマだとかいわれました。
私もなんで読んだのか解らず、ひょっとすると2chあたりのいかれた右翼系
の書き込みを読んで信じてしまったのかとにわかにあせる場面もありました。

なぜか新聞やテレビでは多く報道されていませんが、昨日の日経夕刊には
一面に参議院でも通過と出ていたので一安心です。やはりデマではありませんでした。
四月の時点では、だんだん高まる韓国や中国の反日感情がエスカレートしていき
竹島の日制定につづき、昭和の日というのは余りに刺激しすぎと感じたのでしょうか。
でも、それはその日に天皇を偲べとか靖国神社に行けと言う日じゃないのだから
普通に報道されていいのにといまさらながらに思います。

まあ、そうすると大正や明治はという話に必ずなるのですが、それはもう休日に
なっているのであえて今変更する必要は無いのでしょう。昭和の日は平成はバブル
崩壊以降景気の悪い年が続き、90年代を失われた10年と呼ばれたり、いい事が
無いゆえ高度成長時期の明るいイメージを昭和に託して命名したのかという
感じもします。しかし、それならみどりの日を介さず昭和の日に最初からつけて
おけという気もします。いずれにしろ私のニュースセンスが間違っていなかった
事だけ証明できてまずは一安心の昭和の日決定でした。
2007年から実施です。

江戸川乱歩賞

『13階段』この小説は、新聞の広告で読もうと思っていましたが、
買えずにそのままになっていたものです。連休前に古本屋の100円コーナーに
あったので購入しました。江戸川乱歩賞受賞作は、福井晴敏のトウェルブYO以来
チエックするようになりました。通勤の時間利用にはこういう内容の本が一番
あっています。

『13階段』はありそうな内容で、特に珍しい内容とかなく、無難なものです。
埋もれた寺とかプロット的にどこかに聞いた内容で引っかかりました。死刑の
話では、最近高校の教科書で先進国で死刑があるのは、アメリカと日本くらいの
ものだという話を聞き、ちょっとぞっとしました。私は死刑がいいとかそれで
犯罪が抑止できるとかいう話より、制度とか立法制度が日本は矛盾と妥協の
氾濫で、しっかりとした指導者やリーダーシップを持って今の日本を改革しよう
という気持ちもない、何でもいいやという状況を表しているように見えてしかた
ありません。

ファイナル盛り上がってるのに

April 29, 2005
Wachovia Center,
Philadelphia, PA
Attendance: 16,907


FINAL＿ １＿ ２＿ _ ３_＿ ４___＿ T
Pistons 32 ＿22 ＿ 24 ＿26＿ 104
76ers __24____ 27____ 29____ 35____ 115

NHKは盛り上がるファイナルを無視して増えたMLB日本人プレーヤーばかり
を追っています。そろそろそんなMLBマニヤ的な番組をやめてファイナルの試合を
増やしてもらいたいものです。ピストンズは試合内容が以前の強い守りで
守り勝というようなスタイルから点取り合いでもある程度ついていくという
強力なベンチメンバーで時によりまるで違うスタイルになるというちょっと
チームが瓦解しかねない感じになっています。

もともと個人的能力が強いNBAですが、チームとして46分戦えるチームが一番
強いのです。それをどのように演出するかがコーチの仕事であり、はっきり役割
割り振りと場面ごとの仕事分担を指示出来ないといくら強力なメンバーを揃えて
もだめです。シクサーズの場合、ウェバーの加入がとやかく言われますが、
彼には彼の時間を作ってやらないと腐ってしまうでしょうし、チームとしては
やっとアイバーソンとイグドラ、ダレンベア、コーバーと若いメンバーを中心に
アイバーソンのチームが出来上がっただけに来期もこのままというのは考えづらい
ものがあります。

つまりは、トレード要因だったり、弱いベンチに強力なシックスマンを入れたいと
いうのはあるでしょう。この放送のあった時点でピストンズがセカンドステージ
進出が決まっていただけにこの試合を放送する意味が良く解らなかったのですが、
まあ、このシーズンのアイバーソンの最後の試合になったのでシクサーズファンの
プレゼントなのでしょう。ピストンズは、今後のヒートとの戦いがどうなるかが
気になります。Wウォレス対シャックがまたイーストで見られると今まで西高東低と
いわれたNBA地図が一気に東にきた感じです。それでも、それが西のサンズによる
センターが居ないスピードバスケに粉砕される予感もします。

ですから、そういう要所要所の試合を最低週三回今までどおりやってください。
NHK。

今月は5/29までやっています。かぐらスキー場。

本当にやっているのか。今更まだスキーか。そんな陽気ですが、
先週はいけませんでしたので、二週間ぶりになるスキーです。
さてさて昨日の今日で、高速はゆっくり走るべきなのですが、
朝の7時に出て、湯沢で下りればいい物を春スキーはのんびり気分で、
ということで、いつものように藤岡インターから入り、月夜野で降りました。
月夜野で降りる手前で、パトカーがいて100キロ走行になってしまいました。
ですが、これ120キロで抜いていく車を追いかけもせず一緒に月夜野で
降りました。近づいてみると山のパトロールをする車のようです。

違法廃棄パトロールとか書かれています。高速での取り締まりをする能力が
ないためかお目こぼしなのですね。こういう不公正が平気でまかり通ってしまう
取り締まり現場なんてとまたぐちってしまいます。それで、そんなスローダウン
が起きた上にまた17号は、大型車が30キロ走行をして道を塞いでいます。
そして、それを追い越し一緒に抜いた2台も最近はいつもされる登板車線利用の
追い越しでパスしますが、そんな努力もまったくだめ。今度は三国トンネルが
片側通行。更に二居トンネルも片側通行と待ち時間が多すぎます。
やっとそれを抜けたら今度は路線バスです。チェーン対策のため路肩が広いので
いくらでも抜いていけるのですが、トンネルを抜けてからやたらレーダーが
なるので抜けません。

それに、道路監視員やら工事関係やら黄色い回転灯ながら屋根にライトを載せた車が
いるしで、いつ飛び出してくるのやという観念が沸き、抜けません。減点3点中は
とにかく我慢です。そんなわけでやっとたどり着いたかぐらは、シーズン中に来た
時より車が停まっています。ロープウェイのところからあのお店のところまで全部
車が居るじゃないですか。この時期では、もうかぐらは滑れる状態じゃないから
みんなかぐらに行くからかぐらメインゲレンデは激混みかと懸念されました。
とにかく速攻で着替えてロープウェイに乗ったのが10時15分のやつ。そして、一本目を
滑ったのが11時。つまり、やはり家を出て滑り出すまでに4時間掛かるのです。
まあ今の時期滑れるのはここくらいのものですから。といういいわけも有ります。
いや、昨年はもう連休が終わると平日はお休みでした。つまり私は、この時期は
滑れなかったのです。

それにしても雪は真っ黒で、先々週来たときには、黒いところや黄色いところ
はあっても滑っているところは白かったのです。それがみつまたは全て真っ黒。
そして、ロープウェイ降りたすぐ上のゲレンデは、パークの残骸があるのみで芝生が
でています。ロープウェイの車掌にメットのでぶなボーダーがブーたれていました。
じゃあただ滑りって楽しむだけですかと。そう元来そういうものなのさ。いやなら
公園でスケボーでジャンプしてれば。そう心で突っ込み、かぐらに向かいました。
いつも不思議に思うことは、この後長いゴンドラに乗るのですが、4人乗りで、
いつもはカップルや同僚らしいふたりなどの会話を聞きながら乗っているわけですが、
この時に一緒になったりケーブルで一緒になったりした人とゲレンデでは会わないのは
なぜでしょう。

いまやかぐらしかないのだから、滑っていれば必ず見かけたり、リフト上からも見かける
はずなのですが、全然いません。今日目立ったのは、火星人のコスチュームのような
ウェアをピンク色にしたようなおばさん。Tシャツのおねえさん。ふつうの町で着る
シャツの若いやつ。でも今日耳に入った会話を総合するとみんな顔見知りで、地元に
いるかこの時期いる人達のようです。前回は、モーグラーばかりでしたが、今日は
スクールの人が多かったです。コブのレッスンの人が3組と一般のレッスンや更に
プライベートのレッスン風の人もいました。お昼ごろが一番混んでいましたが、3時ごろに
なるといつも毎回同じ人が滑っています。午後にはラインにスキーを下ろすとガリッと
いうようになり、コースはよいよ限られてきます。メインゲレンデはかなり滑れるとしても、
もう一週間はテクニカルはもたないでしょう。かなりブッシュもでて来ています。

お昼はいつもぶたしゃぶなので今回チキンカレーです。普通スキーの定番カツカレーが
ここにはなく、しかもレトルトよりまずいカレーが1000円です。ラーメンも考えましたが、
1000円の価値があるラーメンが思いつかなくて、それに昨日の夜と朝と麺類でした。
どうしてもご飯が食べたくてカレーにしたのですが、来シーズンはぶたしゃぶ定にします。
それとコーヒーを飲んでお昼でした。ひとりだから考えるのか、1350円の価値のある
食事だろうか。なぜもっとおいしく人件費や経費をかけずに顧客満足のサービスが
できないのか色々と考えてしまいました。

ビュッフェ形式にしてもっと安く色々食べたいものや栄養のあるものを提供したり、
何度来てもいやここでこれを食べるために来るんだといえるくらいの食事ができないのか。
今シーズン3回しか来てませんが、もっと来ている人は本当食べるもんがないと感じて
いることでしょう。今日もあのブラインドのところで持ち込みのコンビニ食を食べている
グループがいました。これは企業努力が足りないのです。食べる人ばかりを責められません。
前回ここでぶたしゃぶ定を食べた時に食器が一部破損していました。軽いひび程度でしたが、
大変私はそういうのが気になるのです。私も鉄道の事業部でレストランの支配人をしていたり、
結婚式場で働いたこともあり、食器には気を使いました。どんなに人気のレストランで
味がよくても、テーブルにビニールがかかっていたり、食器がメラニンやステンレスだったら
お客は入りませんし、話題にもなりません。いつも人気で予約で一杯のレストランは、
例えスパゲッティだけでもおいしいのです。

料理が高く、まずくて、食器もひどい犬や猫にやるようなものを使ってこれは果たして
食事を提供するサービスをどう考えているかです。それで商売しているという自覚があれば
例え山の上で味の解らないスキーヤーでも、人が食べる食器で人に対するサービスをすべき
です。それができなければ、みんなファーストフードにしてしまうべきです。
そう考えながら昼休みを終え、午後の滑りを開始しました。今日もよく周りの山が見え
ましたが、いわっぱらにはもう雪がありませんでした。田代も半分くらい地面が覗いて
いました。今日もコブを専門にやりましたが、前回からまったく進化なく終わりました。
最後までラインに乗ってこられるときもあり、ラインに入ると暴走してしまうときもあり、
まったく一貫した滑りとなっていません。どうやら、スピードを殺す重心移動ができない
為エッジングやスキーを横にして滑っているからです。まずはそれを直さなくては
いけないというのが解って今日は終了となりました。

4時15分にクワッドが停まり、急いでゴンドラにところに行くと入り口を閉めています。
帰りはゴンドラでと決めていたのに4時で終わりのようです。仕方なく真っ黒の雪の中
滑りました。下に降りてから板を洗うところで水洗いしました。エアーで吹き飛ばすの
はやりましたが、今回のように水洗いは初めてです。さて、温泉はどこに行こうか。
帰りもあの片側交通を味わう気はなかったので、駒子の湯かどこか湯沢で入り、湯沢
インターから帰ろうかと考えていましたが、結局まだ行ったことのない宿場の湯に行
きました。これは街道の湯よりはサウナやジャグジーがあり洗い場も沢山でよかった
です。今年度から温泉は成分表示だけでなく、足し湯をしているか循環しているか
源泉掛流しか明示しなくてはいけません。なぜ今までそれがなかったのか不思議です。

それによると、源泉は掛け流しだが、熱いので水を足していてお湯をきれいにするため
循環もしている。ジャグジーは水道水で水風呂も水道水とのことです。湯沢の岩の湯と
同じ臭いがしました。単純アルカリ温泉。スキー場に近く、日帰りならここでいいか。
という感じ。帰りは工事が終わっていて片側通行も解除されていました。ただ大型車が
道を塞ぎのろのろは同じ。

強烈な一撃

今日関越にて覆面パトカーについてこられてスピード違反を取られてしまいました。
新車にして、レーダー探知機をつけていてピピピと音がしたのに、またなにか
電波を受信したんだろうぐらいに考えて道路も空いてきたのでスピードをあげたら
汚い色のセダンがピコピコ言い出してついてきました。道を空けたら私の車に何か
言っているので私の車を捕まえに来たのかと馬鹿らしく感じながら左に寄せました。
その時に私と同じスピードで走っていた周りの車は捕まらなくていいのか疑問に
思いましたがこれはなんだかんだ言っても仕方ないのでサインしましたが、あと少しで
降りるインターだったのでとにかく痛かった一日です。

日々繰り返される自爆テロは何故起きるのか

そんな疑問を抱いて買った小室直樹著『日本人のためのイスラム原論』を
やっと連休中に読みました。やっとというのは、買ったのはあの9.11テロの後
の2002年だからそんな表現がぴったりです。内容は以前読んだ同氏著の
宗教原論で読んだことがほとんど重複しているように感じました。一番
気になったことは、ガンダーラ仏がタリバンにより爆破されたのもイスラム教では
一番犯してはならない宗教的タブーの偶像崇拝にあたるからであるという
所です。

宗教的禁忌であっても、イスラムの特徴として他宗教を全否定するのでなく、
イスラムでありながら他宗教を研究することも許されているとその寛容性や
イスラム教布教にあたり、剣かコーランかという誤った布教のされ方も実は
無かったという記述がありながら、このタリバン擁護のような記述はどうも
解せませんでした。バーミヤンの巨大石仏を何故今の時期に壊したかという
説明になっていない気がしました。アフガニスタンがイスラム化してその時に
も巨大石仏はずっと今まで存在したわけですから。

やるのなら日本の観音様でも大仏様でも良かったはずです。
つまり、この本に書かれている基本的な解釈は皆有る程度は持っているが、
今必要なのは、現代のイスラム社会が何故あのような自爆テロを繰り返すかです。
イスラム社会が抱える現代化と宗教的ドグマにゆれる現在とか、派閥ごとの特徴とか
世界とどうして対立してそれは何故か。そういった情報を得たくてみんなイスラム本
を買ったと思うのです。それが歴史的背景と宗教のアウトラインのみでは原論と
いえるのか、ちょっと気になりました。

逆に参考になった点は、イスラム文化やイスラム社会が現代化してないからといって
一時は世界の最先端を行っていた文化レベルやそのシステムが意外と我々が知らない
事です。我々が知っているのはアラビアンナイトの物語くらいです。王様や盗賊や魔法使い
やらが沢山いるところくらいの理解しかないのです。世界の中心がローマから、スペイン、
オランダ、イギリスと移っていった経過は学校でも学びますが,ギリシャやペルシャの
国々が世界の中心だったことは知りません。アメリカ大陸にも南米にも古代文明はあった
はずです。それがなぜか四大文明しか学校で教えないのか疑問に思った人も多いはずです。
しかし、この本で一番気が付きたいのは、日本人の何でも取り入れてしまうところと、
イスラムのようにアラーの教えが唯一絶対のところの差です。キリスト教が繁栄した点と
日本人が繁栄した点の違いも発見してもらいたいです。キリスト教は宗教革命により
より縛りを厳格化したために資本の拡大や現世での幸福追求が起きました。

日本は、帝国主義が連合軍の進駐で解体し、民主化が成されもともとキリストでも仏教で
儒教でも自分たちの合うように改造してしまった民族性もあり、憲法で保障された幸福追求に
戦争で無くなったよりどころを天皇でなく個人の幸福追求に求めこの経済的な繁栄を
手に入れました。しかし、その1200兆ともいわれる個人資産が滞っている為にまったく
幸福感が無く、自殺者が毎年30000人を超えるという国になっています。それを打開する
策でもある郵政民営化もその趣旨を知る人はまれで、ましてやそれが何故遡上にあがったか
何故反対する族議員がいるかも興味がない人達がほとんどです。この政治に無関心な
国民性もネット上では、右傾化した発言を良く見るので政治的にまるで白いかというと
そうでもない変な国です。

トランスミッターの憂鬱

わが町で殺人事件が起きました。
これが初めてでもないし、その前には銀行強盗だって起きています。
テレビに出たその殺人者の経営する店が私のいつものジョギングコース沿い
にあるのです。5/1にいつもの公園を13キロほど走り、その後トランスミッターが
見当たらなくなり、4日に走ろうとしましたが、それもあり中止にしてしまいました。

5日は仕事で遅くなり、6日見つからないものの走りました。この日のタイムが
28分丁度くらい。トンスミッターは仕方ないので、4日に注文しました。ものは7日には届き
7日は使って走れました。その日のタイムが28分31秒と前の5日の心拍計の計測が出来ない
日より悪くなってしまいました。この日は、前半で14分13秒と27分台のペースです。
5日は14分27秒で後半が13分33秒です。それでもそんなに苦しいという感じではありません
でした。それが、心拍計で計った7日は後半ずっと160を超えて常にピーピー言っている状態で
14分18秒でした。前半より後半が遅くて、そして160オーバーというのはどういうことでしょう。

5日からどうも風邪をひいてずっと鼻声です。エアコンを利かせてその前にずっといた関係で
風邪をひいてしまったのです。それでも、7日の成績が悪いので気になります。
新しいトランスミッターは7000円くらいしました。これで古いのが見つかったりしたら
目も当てられません。

ファイナルファーストラウンド ペイサーズ対セルテックス#5

May 3, 2005
FleetCenter,
Boston, MA
Attendance: 18,624

FINAL 　 1 　　 2 　 3　　 4 　　 T
Pacers 23 　 27 　 20 　 20 　 90
Celtics 21 　 21 　 23　 20 　 85
これはファイナルらしい試合でした。
ヒートやピストンズはカンファレンスセミファイナルに進みました。
ペイサーズとセルテックスは、ブルズとウィザーズと同様競った試合に
なっています。
今回レジーミラーが今期限りということで、テレビでの放映となったのでしょう。
地元コートながらペースは常にペイサーズが取り、セルテックスのすばらしい攻めも
有るのですが、点差はなかなか詰まらず一時は2点差などというときもありましたが、
しかし、逆転できませんでした。ペイトンが自分で持ち込んでスクープショットを打つ
という今までさんざ見てきたシーンが、セルテックスに来てからは見られません。

ペイトンの独特のオフェンスシーンが見られないのは残念です。
彼にもっとボールを運び裁かせるシーンを作ればまた違う展開もあると思うのですが。
セルテックスで目立ったのは前もそうですが、リッキーデイビスです。得点こそ伸びて
いませんが、6マンでありながらチームの中心には違いありません。人気もあります。
あとシュートで目立ったのは、ウォーカーのインサイドでのスクープ気味のシュートです。
彼の外からの格好の悪いシュートやインサイドに切れ込んでのシュートがはいらなそうで
はいるので、頼りになる兄貴という感じです。
ペイサーズはインサイドに強いことと控えのポラードやフォスターがインサイドで仕事をする
ことでこの点差を詰めさせない原因になりました。得点では、フォワード陣とセンターに
平均して点がとれるところが強さの秘密でしょう。デイルデイビスのインサイドの強さと
オニールの破壊力で安定感があります。

アマチュアの試合ですがとても面白かった。

5月4日埼玉県某所
以前実名で書いたら色々うるさいことになったので、今回はそんな面倒を避けるため
ぼかすところはぼかしておきます。

　　　1　　　2　　　3　　4　 TO
WK　13 　17 　 21　　 2　 53
TK 　14　 17　 14　　 26 71

女子の試合です。この年代までバスケを続けている選手は、それなりのキャリアが有り
個人の技術も高いです。日本は個人の技術が高くても、運動能力や体格差で海外では
圧倒的に不利です。ギリシャオリンピックでは、日本はオリンピック出場を果たした
ものの全く相手にされませんでした。それは運動能力やバスケ技術だけでなく大人と
子供のような試合でした。それでも、スピードや個人技では見るものがありました。
WJBLなどでは韓国人コーチを起用して韓国バスケを導入しているようですが、元は
アメリカのバスケットでアマチュアの世界選手権のバスケットとは物の違いを
感じます。

日本には日本の部活動のゾーンプレスや平面バスケットが有り、組織の力のバスケット
は泥臭くNBAにはない味が有ります。特に女子の試合では、ずば抜けた運動能力や身体
能力がある選手が居る分けてでなく、どれだけ団体競技としての練習をやったか、どの
ような戦術を持っているか、監督のセンスや練習量が試合に出るので見ていても面白い
ものがあります。特に今回WKの選手ベンチのすぐ後ろで見ていたので監督の指示や、
選手の状況とまるでドラマを見ているようにわかりとても面白く感じました。

出だし、すぐにTKがスピードに乗って得点します。結局TKはこのスピードで相手を
かわすバスケでかといって、ランアンドガンの相手に打たせて速攻を仕掛けるような
そんな極端な走りを得意とするのとも違うバスケでした。しかし、ディフェンスは
ハーフのマンツーとやることはパターンがあるわけでなく、相手の空いたところに
スピードに乗って攻めるだけです。変わっているのは、いちばん上背と体格のある
5番の選手がボール運びをしている点でした。普通はセンターとしてゴール下や
ポストプレーを得意とするか、スクリーナーとして楯になるかです。そして、
いちばん小さい選手が果敢にゴール下に切れ込んだり、リバウンドをとったりと
フォワードの動きをします。

そんなチームに面食らったのか、WKはターンノーバーをしてそれを速攻で返させれます。
リードを許したWKはハーフコートバスケでスクリーンを多用してフリーを作りシュート
チャンスを作ります。よく訓練されたオーソドックスなバスケットです。一点リード
され第1Qを終了して、相手のマークマンを変更してディフェンスの修正とファールの
かさんだセンターの交替をします。センターはスクリーンを掛けに来て、それを利用
した選手にインサイドを渡さない為にスイッチをするので、最初からぴったり付いて
もらえなくなり、スクリーンから動いてファウルしたり、ゴール下でファールしていました。
相手がいつもどおりの動きをしてこない為指示どおりの動きができなくて対処しきれない
のが見て取れます。

WKベンチの指示は、5番がボールを運び、6番が得点をとりにいっているから、5番を止める。
6番をマークするというものでした。第2Qでは、同じようなスピードを主体としたTKの攻め
に常にペースはとられていて、タイムや交替選手が出たときにだけ、いったんそのペースを
代えて盛り返すという感じで両者譲らず一点差のまま前半終了。ただ、この時にボールと
スピードを止める為にオールコートのゾーンプレスを仕掛け、それでもペースを変えられ
なかった事と得点もひっくり返せなかったことでファウルが増えたことと選手が疲れて
しまったことにWKのベンチは気が付きません。こちらのほうが練習をしているんだと
選手を鼓舞しますが、その表情は青ざめています。最初の出だしで、ファウルが多くなった
ときとターンノーバーが連発したことに気が付くべきでした。TKのフリースローは、
ことごとく落ちていたので、あまり痛みとして感じることが無かったのでしょう。

無駄なゾーンプレスも相手に効かないと見れば止めるべきでした。止める選手が決まって
いるのですから、他の方法で対処すべきでした。監督には見えていても選手には見えて
いないのが良くわかりました。止めるべき選手にディフェンスを傾注すべきなのに、
シュートしない選手やリバウンドでファウルといった他の選手への無駄な努力で自滅して
いるのが各選手がわからないのです。控えの選手のほうが動きが軽く、得点も多いようで
した。しかし、相手のゴール下に強引に行き過ぎるようで、3本もオフェンスファウルを
とられていました。女子の試合でオフェンスファウルを取る選手がいるのもびっくりで
した。これも例の5番の選手です。チーム一番の巨体ながら相手の突っ込みに合わせて
後ろに吹っ飛んだり、ルーズボールに飛び込んだりと常識的な体からカテゴリ分け
できない選手です。それを許しているチームと監督も良いのかもしれません。TKのベンチ
からは特に指示らしきものも無い様で、WKのベンチもそれについて触れ、相手は何も指示
されて無くても自分たちで動いているそんなチームにやられているんだと檄が飛びます。

そんな檄が功を奏したのか、後半は相手に6点差リードされて5番が引っ込んで、それから
すぐに追いつき第3Qの後半には、逆転に成功しやっといつもの通りのバスケットができた
と安堵の声も監督から出ます。しかし、相手のシュートが落ちているから助かっていると
いうとおり、TKのほうがシュートまでの形がいいのです。そして、5番が今まで前半は
ボール運び主体で後はゴール下でパスを裁くだけでした。そしてたまに打つシュートは、
フリースローも落ちています。後半はそれでもシュートを今までと違い打つようになり
ます。そんな変化には気がついていなかったのです。

一時は8点差がつき6点差で第4Qに入り、もはやこのままのリードでいくつもりが、ペース
を崩さずスピードを落とさないTKは、更なる猛攻を見せます。まず5番の選手がいつもの
ようにボールを運ぶべくボールをスローインから受け取るやそのままゴールまで行って
レイアップで入れてしまいました。これは明らかにチームに活を入れる反撃ののろしの
ようでした。実際、その後ゴール下に攻め入ったりディフェンスが離れると外からスリー
を打つなど相手の後からの対処をあざ笑うかのようにじわじわと点差を広げていきます。
点差が開きだすと取り返すべく、スリーを連発して焦りを露呈してしまいます。監督が
勝負しろと盛んに言っていますが、それは外からスリーを打つことではないはずです。

残り3分にはあきらめたかのようにスタメンを下げてしまいました。TKの監督はまるで
ミニバスの監督のように、相手のファウルの数を連呼して囃子たてたり、シュートが入り
逆転すると大喜びするありさまです。真面目に自分の攻めるパターンをじっくり教えて
ハーフコートバスケをやり、攻めどころではオールコートゾーンプレスを掛けるという
戦術的なチームでしたが、そんな監督が相手のミニバス的な明らかに練習量もうえなはず
の自分のチームが負けたことに何を考えたでしょう。バスケットはクレーバーなスポーツで
あり、一旦自分の戦術や攻撃理論が通じないとなると策が後手になるそんなゲームでした。
TKのチームは実にユニークです。普通このくらいキャリアのある選手だとキキムーブや
チェンジオブペースなどの個人技を持っているはずです。それを出すまで無いのか
抜く時にも一気のスピードと徹底した空スペースの利用だけなのです。ロールや
スクリーン使いそれを作るということもしません。また次試合が見たいと思いました。

WKは個人技も色々持っている選手がワンオンワンもしないで、監督の言われるままに
スクリーンやポストに合わせるようなパターンの攻めを続けて本来自分の持つキキムーブ
やステップインやフックシュートという個人技で得点していくというのが出しづらいのか、
個人を生かしてこそチームだという基本が抜けてしまったのかそんな感じです。

やっとファイナルの試合が見れました。

April 23, 2005
American Airlines Center,
Dallas, TX
Attendance: 20,768

FINAL　 　1　　 2　　 3　　 4　 　 T
Rockets 　26 　26 　18 　28 　 98
Mavericks 16 　 24　 23　 23　 86

連休中にNHK-hiのビデオをやっと見ました。
でも、こんなレギュラーシーズン並みの試合で
何か違うという感じ。
もっとやる気が違うんじゃない。
いつもと違うそんなファイナルでした。

怒涛の連休開始

今日はこの天気のよい連休の初日に、なんと法事でした。
集まった親族とお寺に行き、お墓参りをし、その後の食事会と
観光客でごった返す街の中を移動して大変疲れたのです。
お昼には食事会でご馳走にありつき、満腹になり、カニを
食べられるだけ食べ、更に最後のソーメンやメロンの時には
完全に満腹でもう入らないという状態でした。

それなのにうちに帰ってから、イチゴ大福やら柏餅など
食べてお茶をしてしまいました。
考えてみればそんな甘いものは今までは食べた事がないのです。
世の中は、列車脱線事故の報道や我市で起きた殺人事件やヘリコプターの
墜落事故といった殺伐とした事故や事件の報道が盛んになされています。
それに較べ私の日常は至極平穏に穏やかに過ぎていきます。

トレーニングやスキーは遠ざかった連休の初日です。
体重計に乗ったら3キロも増えていてあわてて夜走りに行こうとしたら
心拍計の胸に巻くほうが見つからずこれは中止にしろということだと
解釈。結局お風呂に入ってしまいました。

連休モード

昨年の今頃はもう雪も無く、既にすっかりオフトレモードでした。
連休で混み合う中、公園のサイクリングロードをインラインで往復していました。
これは二年前から始めたのですが、有酸素運動としてはすばらしいもので
長い時間楽しく運動できます。

それでも連休の暑い中これをやるのは根性が要ります。
サイクリングロードには、サイクリング自転車よりウォーキングの人達のほうが多く
ゆっくり歩く人と自転車の混合交通の中、インラインスケートという異系のスポーツ
の人が入るとかなり危険なイメージを持つ人もいるようです。

子供の自転車をよけるのに自分が転倒して危険回避しなければいけないシーンもあり、
十分にトレーニングなるのか疑問でもあり、今はサイクリングロードは走りません。
スキー用には、坂道を繰り返して滑ります。今年はそれに加えてパイロンを旗門に見立てて
スラロームをやろうかと考えています。そして、今年はサイクリングロードはもっぱら
ジョギングをしています。片道3.2Kを車の心配や信号も無く走れるコースはありがたいです。
土曜日によるいつもの5.18Kを走り、タイムが悪く腰やひざやあちこち痛いまま終わり、
この状態では仕方ないと思っていました。

日曜の昼間サイクリングロードを二往復したときには、往きの三分の二くらいでもう背筋が
ちくちく痛くなり、これは一往復もたないのかと思いましたが、折り返してから痛みが消え
呼吸も小さくなりました。これでいつもは次の往きで一番タイムが遅れるので気おつけて
タイムアップも計れました。今年は連休でも走れる日はこの日位であとは夜だけしか走れそうもありません。

マンゴーレイン

スキーの後、二日続けてジョギングを休み、
土曜日にやっと走る事ができました。
通勤時間に読む本は、終戦のローレライからマンゴーレインに移り、
そして、今はすでに積み上げられたハードカバーに移りました。
マンゴーレインは下品で猥雑でご都合主義の物語です。
いくらタイだからって人が簡単に死んでそれが司法警察の管轄下に
入らず、無法の闇から闇の権力と権力の狭間で駆け引きとばくちの人生
というスピード感はあるけど中身のない話で、読んだ後そんな馬鹿なで済んでしまう
そんな物語です。

通勤時間の寝るまでの睡眠導入財にはぴったりのような、もう少し
ましな本を読んだ方がいいようなそんな感じです。
通勤時間中も新しい情報に触れ、常に仕事や生活の刺激になるような
物を読みたいものです。情報が情報を呼び、知識が新しい知識と思考方法を
教えてくれるような、そんな時間に使いたいものです。
しかし、頭にはたまにはこんなばかげたただスピードと結末はどうなるか
という先を急がせるような本も必要なのです。

ということにして、このマンゴーレインは数日私の人生にこんな御伽噺的な
話もあるという気分とタイはそんなに面白いところなのかという気分で
刺激を与えてくれました。今は厚い貯まったちょっと固めの本を読んでいます。
連休中はどこにも行かないつもりでしたが、ちょっと用事を足しに都内に出て
人ごみの中を歩きました。それで帰ってから夜5キロを走り、久々にジョギング
したのです。腰が痛くなり、時間も29分台と悪いものでした。

足に魚の目ができたり、腰やひざに痛みがあったりですが、走るととても
気分がいいのです。これは、細胞が活性化して体幹部が鍛えられるので
精神伝達物質や脳内麻薬など精神に及ぶ影響を得られるからです。
日曜日は、選挙に行った後13キロ走ります。