King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

NBAの選手名鑑を探しに行って

2010年10月14日 10時21分37秒 | 読書
昨日、本屋をのぞいたら脳に
悪い10の習慣という本があり
気になって目次を眺めました。

今、気になり調べたら10じゃ
なくて7でした。


気になったのは、コツコツ努力する
というのも常に効率を考えている
というのもダメということです。

やりたくないのに我慢してやると
いうのもダメと気になる内容と
なっています。

これだけ解ってしまえば、もう
本は必要ないかのようですが、

目次でこれだけ解ってもじゃあ
どうするんだという事は本を読んで
からとなっているので、あきらかに
なっているのです。

脳の働きを知っていれば、それを
逆手にとって脳力を引き出すという
ことでした。
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醤油と羊羹の旅の思い出

2010年10月13日 22時31分02秒 | ジョギング
今日は二日ぶりに走りました。

午前中はいつものように注文のあった豆
を焼き、午後は配達やら御用聞きなどを
して戻るとお客さんが訪れます。

旅行から戻れば、すっかりまたいつもの
日常です。

走っているときには、たわいもない旅行の
思い出がよみがえります。

造り酒屋での工場見学で、大吟醸の利き酒
が有料だった事や杜氏が秩父と同様他の地
からの出稼ぎだという事で、水以外他の地の
ものだというのまで一緒です。

さらに、毎年大吟醸は何かの賞を受賞している
ところも一緒でした。

そんなどこかで見たような酒でも、お土産と
してしっかり買って帰るところがこういう
旅行のサガなのです。

そうして、同じように醤油工場で醤油ソフト
クリームを買い求めるべく、いい歳をした役員
さんが行列を作るという珍しい光景も、こういう
旅行ならでわでしょう。

そして、帰りの成田での昼食の後、名物の
羊羹がどれほどのものか試して買ってみる
ことにしたのもそんな流れからでしょう。

銀座でこの間買った栗蒸しは一本2500円程
した虎屋の栗羊羹とここの羊羹では半値
以下であり、その価値がどれほどのものか
興味を誘います。

そして、先ほど食べたのですが、それは
明らかでした。

もう次に買う事もないと思います。

いくら値段が半値以下でもまた食べたい
というものでなく、しつこく甘いだけで
、最初の舌に触る触感からして別な
食品のようでした。

味に至っては比べるのが失礼になるくらいの
差がありました。

多分虎屋の羊羹は、来年も買うでしょうが、
いくら有名でも成田ではもう羊羹は買わない
でしょう。

まあそういうもろもろが全て旅行の思い出
なのです。

人が老いて齢をとるというのと同じに
逃れられないものと同様人と人が接して
はずせないしがらみとか下手なしがらみとか
簡単にはゆがみを直せない歯の矯正のように
正したからといってどれだけの効果がある
のかという感じがします。

しかし、そんなもろもろの制度にそっくり
そのまま対応してしまっていいのでしょうか。

何らかの変革を持ち込むべきなのか、そのまま
しずかに今までどおりに受け入れておくべき
なのか、旅行を経験して世の中の仕組みとか
しがらみとか簡単に最近では変えられてしまい
ますが、それと同様に見て良いのかやはり
答えは見つからないのでした。

そんな旅行の回想をしながらの走りは、最初
は思ったより足が動く感じがしましたが、
いつものスピードが出なくて、3分も遅く
ゴールとなりました。

今日は市内巡行コースでしたが、キャノンの
近辺には何人かのランナーとも遭遇して、
スポーツの秋を感じるのでした。
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ドッリプパックのお陰で

2010年10月13日 09時13分13秒 | 日々のこと
月曜、火曜とは地域の役員の旅行に
行って来ました。

都内を走り、千葉の外れまで行きました。

始めは秋晴れで暑くなったのですが、
昨日は朝から雨でした。

まあ、パスでの旅行だったので、ほとんど
影響はありませんでした。

いつも旅行に行くとおいしい珈琲を
飲めず朝もゆったり気分に浸れずおちつき
のない感じになる事です。

しかし、今回は自分で作ったドリップパック
を用意しましたから大丈夫でした。

このドリップパックも作るのにさまざまな
問題がありました。

けち臭い物は作りたくないと、豆は
たっぷり10g入れていたりですが、これも
旅館にあるカップは小さいものばかり
ですから、これでは苦くなるので、最終的
に8gにしました。

これだと包装もうすくなり、いいのかなあと
不安一杯でした。

団体旅行なので、いつもの一人旅と違い
ひとりで時間をもてあますこともなく、
珈琲を飲んでまったりする間もなかった
のですが、一回だけ部屋で飲む時があり
ました。

その時にその臭いにつられて人が集まれば
分けてあげるように余分もあったのですが、
他の人はウコンの力を飲みだしました。

やはりこういう団体旅行にはにあわない
ものでした。

しかし、味はいつもの珈琲の味が出先で
味わうことができこれはこれで画期的な
物ができたと思います。

というのは、よくギフトでいただくドリップ
パックがことごとくインスタント並みの
味しかしないのです。

スーパーに行くと一個10円くらいのもの
もあります。

私が作った物は105円くらいにしないと
売っても手間にもならないと思って
いました。

しかし、これは自分のためにも、出先の
お供に必要なので、機材は色々取り寄せ
試してみました。

そして、納得できる携帯my珈琲ができ
旅行もまた楽しくなります。

見た目はスーパーで売っているものと
変わりませんが、飲んでもらえば味に
納得してもらえると思います。

近々ネット通販でも売れると思います。





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雨上がりの夜を切り裂いて

2010年10月11日 00時09分17秒 | ジョギング
天気予報では大雨の予想でしたが、
昨日は然程の乱れもなく、朝から晴れて
いました。

夜ぱらぱらとにわか雨が降りましたが、
ここのところの体調不良もあり、市内巡行
コースではだらだらな走りとなってしまいそう
なので、いつもの公園へ走りに行きました。

空は雲が割れ、きれいに星が出ていました。

月がなく、星の明るい夜でした。

この方がかなり路面が見えて走りやすい
感じです。

いつもながら夜ともなると走っている人は
限られており、いつもの顔なじみの人なの
ですが、今日は休日だったためか少し内容
が違いました。

パルテノンには久々にギター弾きと太鼓
叩きが現れました。

来週の公園のイベントに参加する人なの
でしょうか。

最初はギターの女性二人でしたが、ひとり
帰り、そして太鼓叩きが加わって夜のセッション
は続いていました。

走り終わった後引き返して聞きたいほどの
腕前ではありませんでした。

しかし、夜の星々はきれいに天の川までよく
探せば見えそうなそんな空でした。

最近、旅館の送迎車が夜景を見せるためか
よく滑り台駐車場に現れますが、連休中は
そのサービスがないのか今日は現れません
でした。

なかなか気の効いたサービスだと関心しま
したが、生き残るための切実な感じもして
人事ではないとも思います。

秩父を一緒に盛り上げていきましょうと
バスを見かけるたび心の中では声を掛けます。

私も年末にかけ毎週何らかの行事やら、会議
やらと召集されます。

よっぽと今まで暇な人だと思われていたようで
何か今までと違う忙しさになっています。

その行事の際には必ず市長やら県議会議員
やら国会議員が出かけてきてあいさつして
行きます。

彼らも変な忙しさなんだなあと気の毒に思い
ます。秩父は祭りが多いから。
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琺瑯ポットさんごめんなさい

2010年10月10日 11時57分43秒 | 珈琲
先程、掃除が終わり朝の一杯を
いただきました。

WEDGWOODのお気に入りのカップ
です。

コロンビアスプレモをいただきました。

すると昨日まで悩み捲くったあの苦味
が最初するのです。

刺すような刺激はありませんが、豆の
甘みうまみかがあまり感じられません。

やはりポットではなかったのか、琺瑯ポット
さんごめんなさい。

あなたのせいではなかったのですね。

琺瑯ポットで冷ますとそこから何か成分が
染み出して味を変えていると解釈して
いましたが、まったくの間違いです。

そして、もっと簡単なことに気が付きました。

なんとも間抜けですが、いつも自分用に
使っている大きなマグカップにドリップして
みるとやはりいつもの味になりました。

WEDGWOODのカップは110ccほどしか
入らないかったのです。

マグカップは250ccは入ります。

たったそれだけのことです。

適正なカップの一人前の容量は150~
160ccです。

温度、豆量はきっちりと計量して
いるのに抽出量を計測してなかったという
基本的ミスでした。

これは大きな気付きとなりました。

味の研究にも大きく影響します。

しかし、体調の変化もあったようで、
昨日は雨で走らず、バスケ練習に行ったら
その時の体の重さと調子の悪さが如実に
現れました。

今日はリフレッシュに走りたいと思います。
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克服

2010年10月09日 15時49分16秒 | 珈琲
連休初日に雨。

これで色々予定の狂った人も多いのでは。

私はいま少しほっとしています。

実は昨日は夜も眠れぬほどどん底の
気分でした。

数日前に朝はいつものブレンドでという
記事を書きましたが、その後毎日何杯も
珈琲を飲み続けることになるのです。

というのは、いつもの味がでていないと
言う悪夢のような状態に陥ったのです。

それまでは、どの豆でもいつ煎った豆
でも、それなりにおいしくて、自信を持って
いました。

それがにわかに、いや突然にまったく味が
変わってしまったのです。

これは、体調の変化か舌がおかしくなった
のかと思いました。

どの豆を飲んでも苦味と舌に刺す様な刺激
があるのです。

それからは、考えられる理由をすべて考え
できる対策は、悉く試しました。

まずは、水を換え、豆を換え、焙煎機をばらして
徹底的に掃除し、煙突も排気モーターもすべて
徹底的に清掃しました。

特に釜の中にこげ豆が挟まっていないのか
よーく見ました。

しかし、中はきれいなものです。

排気モーターのファンには思いのほかチャフが
溜まっていましたが、別にそれが味に影響して
いるとも思えません。

もちろんすべて取り除きました。

そしてすっきりとした焙煎機は前と同じにチャッ
チャッと軽快な音をたてて豆を焼いてくれます。

でも、苦味がついて回るのは変わりません。

いつもそのきっかけになるのがブラジルです。

これはやはり仕入先を換えてスペシャルティ
グレードにしないとだめかなどと考えていました。

しかし、何日か前にはチョコ味がすばらしいと
感じた豆だったはず。

そんな苦しい何日かでしたが、やっとその解決
が先ほどできたのです。

それは、ポットでした。

今まで、お湯沸しをやかんでやり、それを
ドリップポットに移してやっていましたが、
最近は琺瑯のポットで沸かした湯をその
ポットのまま冷ましてからそのポットから
直接ドリップしていました。

ネルも換えて最後にたどり着いたポットを
換えるとやっといつもの味になったのです。

と言っても、沸かしたポットからドリップポットに
移し変えただけなのです。

もちろん、今までと温度は変わらないのに、
なぜか味は変わりました。

琺瑯ポットから入れた白湯を飲んでみたら
やはりとがった苦味と刺激を感じたのです。

解決法が解りとりあえずほっとしました。
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いきなりブラット脳死でした。

2010年10月09日 15時36分10秒 | 日々のこと
やっとはじまった海外ドラマシリーズの
ERですが、その衝撃は他の追随を許し
ません。

前回のシリーズの最終回がどちらが乗ると
言って、テロリストの犯罪者の患者と同乗する
のをブラットとアビーのやり取りがあり、どちら
が乗ったか解らないままその救急車が爆発
して終了したのでした。

それから続きの今シリーズがなんとこのERの
シーズン最終のシリーズとなるということで、
予告により、かつての登場者がゲスト出演する
など楽しみなシリーズと思われていましたが、
やはり終わりにするんならきっちりとということで
登場人物もブラットのいきなりの脳死で始まった
のには驚きました。

ですが、これが最後かとなればやはり主役級が
死ぬのも当たり前なのか。

過去のドクターも主役級は死んでいるんですよね。

いや死んだのはグリーン先生だけか。

でもこのERの原案者であるマイクルクライトンも
なくなっているんですよね。

このドラマは昔から見ている人の気持ちを軽く
裏切り、それで最後にほろりとさせて落とすという
常套技があり、それが今回も初回から炸裂した
という感じです。

初回からしてこうだからこれからどうなるか目が
離せません。
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ノーベル賞に気になった事

2010年10月08日 09時12分15秒 | 日々のこと
昨日はノーベル文学賞の発表が
ありましたが、期待された日本へ
の受賞はありませんでした。

その前の化学賞では二人の受賞があり
久々の明るいニュースとして人々を
喜ばせました。

その報道に私は少し違和感を感じました。

当然日本の過去の受賞者の紹介があり、
湯川秀樹博士から小林益川理論までの
各受賞者が出ていたのですが、7時の
ニュースでも9時のニュースでもその
中に江崎玲於奈氏の紹介がなかったのです。

私が電子工学を学んだとき、この江崎
ダイオードの話は大変な驚きでした。

物理理論がそんなのなんになるのという
ものばかりなのですが、この時はじめて
物理理論が実証され実用された話を聞き
感動した思い出があるのです。

それから物理という授業も積極的に聞く
気にもなりました。

例えば大砲の弾の描く放物線も到達位置も
物理計算により求められます。

実は結構生活に密着した計算も物理の
進化により色々と便利になってきたの
です。

カーナビの位地計算も相対性理論により
正確になされるようになったように、
切り口を変えれば退屈な学問も興味深い
話に変わるのです。

理科系へ進む学生が少なくなっている
というニュースの中での懸念の話も
生涯賃金などという身も蓋もない話で
単純にくくるという見方からしておかしい
のではと感じてしまいます。

特に近年の学生の就職難などを考えると
最初から教育とか政治とか問題があると
思えます。

それにしてもなぜ江崎氏だけ紹介にもれた
のか気になります。
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朝はいつものブレンドで

2010年10月07日 09時39分04秒 | 珈琲
朝に飲むコーヒーはどんなものですか?

飲みなれたブレンドですか。

そのブレンドなんですが、色々考える
ことがあります。

朝日に輝く珈琲表面の油の粒粒。

余計瑞々しく感じ、少しほっとした気分に
させられます。

この油も曲者で特に暑かったこの夏には
味が暴れていて焼いた後より、三週間くらい
経った物の方が味がしっくりと落ち着いて
一体感がありました。

しかし、暑いとはいえこの油の浮く様は
やはり貴重なエキスのように感じ煎りたて
にこだわりました。

外で飲むコーヒーは胸焼けを起こしますが、
これは多分この油が酸化してのことでしょう。

でも余所で飲むコーヒーに油が浮いている
ことはなく、豆の脂肪分なのだと思われます。

そんな事を考えると夏場の豆は焼いてその後は
冷蔵庫保存がいいのかと思ってしまいます。

私は、いつも一月も経たずに焼いた珈琲は
飲みきってしまうので、密閉壜に入れて
常温保存ですが、徐々に豆表面に現れる
油を見ているとこのままでいいのかと暑い
さなかは考えるのでした。

まあそんな気を使う季節も過ぎ去り、
これからは珈琲が似合う季節になってきました。

さてこれから焙煎します。
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朝走るの?

2010年10月06日 09時23分51秒 | ジョギング
昨日は仕事の後、走りに行こうと
したら丁度降ってきて、火曜で
ジムも休みと休養日となってしまい
ました。

走りに行かないとなってもそれで
時間が余ったという事はなく、やる
事は沢山あります。

パソコンに向かってそんな仕事の
数々をこなしていたら、ふっと
電源が切れたかのようにいつの間にか
意識がなくなり寝ていたりします。

走りに行かなかったのですからその分の
体力があまってそうですが、それは別の
もののようです。

走りに行かなかったのにまるで休養日に
ならなかった一日でした。

夜走っているとよく、朝走ればいい
じゃないかといわれますが、そんな元気
はないのです。

よく齢をとると朝が早くなるといいますが
私に限ってはそんな事はありません。

夜本が読めなくなり、パソコンのモニターや
テレビを見るため余計目が疲れかえって
寝つきが悪くなっているようです。

でも、夜早く寝て朝走るという気には
どうしてもなれません。

いえこれは変革を迫られるのか、そんな
事を考える朝でした。

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恋を忘れた男も踊り出す香りだぜ

2010年10月05日 03時41分09秒 | 珈琲
メニューに出ていないものを注文される
事が多くあります。

一番多いのはやはりモカです。
何せ情熱のアロマですから。

それとメジャースプーンやドリッパー
などの器具関連もよく聞かれます。

色々と注文されるからと果てしなく
ラインナップを広げるのは問題が
あります。

とはいえ、もともと好きではじめた
コーヒーの店ですから、色々な豆は
持っているのです。

特にモカは、現在6種類あり、イエメン
エチオピアのそれぞれひとつはちゃんと
十分在庫しています。

イルガチェフ、モカ・マタリは言われ
ても大丈夫なのです。

おいしいモカですから、ワインの
香りといわれれば直ぐに取り寄せて
みます。

ピーチの香りと形容されればもう
飲まずにはいられません。

その他、黄金のとかバニラのかおりとか
モカには形容詞が多くあります。

モカには何々農園と言うのはないのですが
集めた業者が勝手にブランドを作っていたり
して、おおむね地域別で呼称されるのですが、
袋にはラクダが居たりなんか特別な感じも
かもしているものがありとにかく目に付く
ものは集めたのです。

ですから、モカ好きの人が来てくれるのは
うれしい限りです。

最近はウォッシュ系のものがほとんどで
きれいにそろっている事も多いのですが、
モカというとやはりくず米のような小さい
のや欠けたのや三割四割捨てるのも未だに
あります。

ネットで出ている値段を見るとこれは生の豆
をそのまま選別もせず煎っただけだろうと
いうような値段設定のものをみかけます。

モカマタリなどイエメンのナチュラルもの
だと、煎り上がりもムラになりやすく、非常に
難しい豆です。

味を揃えるには当然焼いた後もかなり豆を
はじかねばなりません。

これは実験した結果、煎りぞろえで余熱で
焼き上げても豆自体が小さいため、下手に
焼きが進み、見た目は同じ色でも芯焦げの
豆になっていたりします。

ですから、さっと目標釜温度まで来たら
火を止めて後は煎りの不揃いは見た目の
色ではじいてそろえるのがよいと感じて
います。

でも、味見の時に煎りの浅いのも一緒に
して飲んで見るとそんなに味が壊れたり
酸味が崩れたりすることもなく、結構
飲めるのです。

ただ、豆のままで買っていただくお客様に
無様な豆姿をさらすわけには行かず、やはり
徹底した選別はやります。

ですから、メニューには載せてないけど
いつ来てもうちで飲む事もできますよ。

一度情熱のアロマを感じてみてね。
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うちに飲みにおいで

2010年10月04日 10時31分33秒 | 珈琲
人の知覚とか意識とか受け止め方は
違うので、送り手としてはそれを考えに
入れないと意図するところに答えを
導けないことはあります。

しかし、これが単純な味覚に対しては
どうでしょうか。

そして、それがお茶やコーヒーなどの
食の脇役たちだとどうでしょうか。

コーヒーを珈琲のプロたちが、その味を
見極めるためにテストする時と、別に
特別意識もなく最後に飲んだ珈琲が
おいしいと感じたときにどれだけ差があるのか。

そもそも珈琲好きが味を求めて色々な
珈琲を求め味を確かめるのと一般の人の
コーヒーに寄せる意識があまりに違いが
あり、それら全てに答えるにはどうしたら
良いかと言う疑問を抱えています。

ちょっと前までは、誰でもどんなときにも
おいしいもの、本物の力はその力を発揮し、
誰をも振り向かせると信じていました。

しかし、そうともいえないという事件も
数々体験し、やはりお膳たてや舞台立て
があって始めて相手を終着点まで導ける
ものであると言うことも実感しています。

簡単な例で言えば、ありきたりのバイキングに
ひとつだけカリスマシェフの得意技の料理を
混ぜておいても誰も気がつかないと言う
ケースがほとんどで、限定何食カリスマシェフの
豪華ディナーとして同じ料理を供した場合
がいい例です。

こういった事は結構実験されているのですが、
決して公に結果はされません。

やはりブランドとかカリスマというのは
数を頼って作り出されたものなのです。

とすればやはり味にいたる舞台設計を
しっかりとするべきなのかと言うことです。

私はそれは今までまったく必要なく、うまい
珈琲を供給し続ければ、味のわかる珈琲ファン
は必ずついてきてくれると信じていましたが、
ちょっと俄かにぐらついてしまったのです。

味なんてほんの些細な雰囲気やその時の会話
などその場その場のムードで変わってしまうのです。

ましてや珈琲のような小物的立場だと、人と
人の間に立ちそれだけに語られるケースより
先にもっと優先するものたちがその場を制して
しまっていることがおおいのです。

でもやはりまずは味わってもらうと言うこと
がなければ話は進まないでしょう。

飲めば解るはひとまずおいておくとして。
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スピーカー

2010年10月03日 23時54分10秒 | 日々のこと
ここのところ毎週の地域役員の仕事があり、
なかなか本業に没頭できる状況でないのですが、
土日は重要な集客日であり、来客も多く、
今までにない変化が見られます。

それは、まず最初に予定したもの以外の結果を
生みます。

ひとつは、前にも書いたように人との会話が
時間も食うし、こちらの精神エネルギーも
極端に奪うという事実です。

何かこれは合理化できない避けては通れない
道のようで少しづつ解決して積み立てて行く
しかない事のよう感じます。

コーヒーを飲みに来てくださいといういつも
の売込みに対して、お客さんはそれぞれの
反応を示します。

目の前に現れた人たちは、それぞれに発散
があり、こちらの商売に関係ない事も長々と
展開する出来事に私はなす術もなく、色々な
物を積み上げるのみです。

そのつみ上がった物が決して無駄でないと
信じつつ、出てきてしまった今の場所に
正統で一番ふさわしいところと信じるしか
ないと思うことにします。

でも何気なくかけられる言葉に、まぎれも
ない事実があるのかもしれません。

人はそれに気づきもせず、自分よがりの
ストーリーをそれぞれ展開して、それを
発散する事で満足して引き上げていく
のです。

新しい展開は、こちらに潜む戦略なの
でしょうか。

それとももっと単純に時間を商売化すべき
なのか、それはもう少し時間をかけて検討
していきます。

商売は掛け算ではないというどこかで読んだ
教訓が重みを増します。

足し算でも足すものかあれば良いのです。
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夜食はラーメン

2010年10月03日 01時05分39秒 | 日々のこと
最近、夜お腹がすき、ついついラーメンなど
を食べてしまいます。

夜食用に買ってある冷凍食品はたまに訪れる
猛烈な食欲により、テレビの深夜放送で
ランキングされたものなどを買ってありました。

チャーハン系はレンジでチンするだけですが、
ラーメン系は結構作り方が複雑です。

それを見たらめげて食べるのをあきらめかけた
のですが、なぜか手が勝手に袋を破って、脳に
作れといいます。

仕方なく一度捨てた袋をゴミ箱から取り出して
作り方をもう一度見返してレンジと鍋とどんぶりと
とりだしてかなりの時間と手間を掛けて仕上げました。

以前讃岐うどんなど冷凍食品のほうがうまいという
話をテレビと新聞で読んだ事があります。

ラーメンもランキング番組ではとてもうまく店で
食べるのと変わらないとまで言われていました。

しかし、それはやはり誉めすぎでしょう。

大体テレビはすべて商業放送なのだから、そんな
深夜のランキング番組などメーカーのやらせに
決まっています。

とはいえああいう番組は見ていると本当にうまそうに
見えるんですよね。

で家にも冷凍のストックがあるわけで、食べる頃
になると何やっているんだろうという反省をして
いるというケースがほとんどです。

明日はまた地域の行事があるので寝よ。

ラーメンはおいしかったんですよ。ただ、値段と手間
を考えると外で食べても変わんない位のコストでした。
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マラウィゲイシャ焼いてみた

2010年10月02日 11時10分15秒 | 珈琲
ついでに仕入れたマラウィゲイシャですが、
やっと焙煎するときが来ました。

ジンバブエが肩透かしな感じがしたので、
未体験豆の時には過度の期待は禁物です。

とはいえ、SCAJの展示会でも飲んでいるので
まったく初めてではないのです。

焙煎した感じは、素直に熱が通り普通にハゼを
迎え、淡々と終わったという感じです。

ここのところやっと涼しくなったため、釜の温度も
ゆっくりと上昇するようになって、夏場の焦るような
こともなく、味も安定している感じです。

そして、6時間後ぐらいに飲んでみたところ、
挽いた時の独特の香りはゲイシャという感じです。

もともとこちらの方が原種に近いものが伝わって
いるのですから、こちらの方が本家の味であり、
香りなのかもしれません。

パナマのゲイシャのように花の香りにつつまれた
ような強い癖のある香りというより、スパイシィーな
ちょっと刺激のある中近東にありそうな香りなのです。

そして、味はシャープですっきりとしていてパナマの
強い甘みと酸味はなく、全体的にすーと通り過ぎて
しまう感じのハーブのような珈琲でした。
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