金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
★の数は「好み度」または「個人的なお役立ち度」です。
現在、記事の整理中。

2013年度版 年末のひとり遊び

2013-12-31 10:22:49 | 1年のまとめ
怒涛の一年でした。
本をたくさん読んだはずなのに、
気分的にはあまり読んだ気がしないのは、
小説と随筆をあまり読んでいないのと、
部分的にしか読んでいない本が多かったから?

では、わたし以外の誰の役にも立たない年末のシメを今年も!
(リンクは張ってありますが、リンク先の記事は
 整理中のため見られません)
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【一般小説】

①恩田陸『夜の底は柔らかな幻〈上〉
②川端裕人『The S.O.U.P.
③平田オリザ『幕が上がる
④松岡圭祐『万能鑑定士Qの事件簿』シリーズ
⑤嶽本野ばら『下妻物語―ヤンキーちゃんとロリータちゃん

『夜の底は柔らかな幻』は下巻でがっかりだったけれど、
上巻のワクワク感だけで今年いちばん。
『The S.O.U.P.』はふだん読まないジャンルの小説だったけれど、
わからないところが多いなりに楽しめた。
『幕が上がる』もちょっとひねった部活ものでおもしろい。

【随筆】

①石井光太『僕らが世界に出る理由

いま記事を検索していて気付いたのだけど、
今年は随筆をほとんど読んでいない……?
『僕らが世界に出る理由』は仕事をする上で、
初心にかえって気を引き締めるのによい。

【新書・論説系】
①武田邦彦『君が地球を守る必要はありません
②佐藤優&コウ・ヨンチョル『国家情報戦略
③山我哲雄『聖書
④保阪正康『真説 光クラブ事件 ―東大生はなぜヤミ金融屋になったのか―
⑤樋爪大三郎・大沢真幸『ふしぎなキリスト教

『君が地球を守る必要はありません』は、内容の真偽はさておいて、
学校で教えられたこと、マスコミが報道していることを
いかに自分が鵜呑みにしていたかを思い知らされて衝撃的だった。
今年は調べものとして論説系の本をたくさん読んだけれど、
部分的にしか読んでいないものが多かったので
あまり印象に残った本がない。

【ライトノベル】
①秋山瑞人『イリヤの空 UFOの夏』シリーズ
②田名部宗司『幕末魔法士』シリーズ
③静月遠火『パララバ―Parallel lovers
④野崎まど『[映]アムリタ
⑤水鏡希人『君のための物語

今年は小中学生への推薦本を探すため、
ライトノベルをたくさん読んだのだけど、
自分がメイン読者層だったはずの10代のころでさえ
あまり読んでいなかったので、年取った今はライトノベルの
テンションの高さについていけない……
と思うことが多かった。
でも上記5作はおもしろかった。
『幕末魔法士』が打ち切りになっていたことを知ってショック。

【映画】

①『ゴッドファーザー』シリーズ
②『わたしを離さないで
③『ブラック・スワン

見た映画はあまりないのだけど、
『ゴッドファーザー』はおもしろかったなあ。
『わたしを離さないで』は全然好みじゃないし、
もう二度と見たくないのだけど、あまりにも衝撃的だったので
入れざるを得ない。

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今年は後半、更新頻度がガタ落ちしましたが、
ご訪問&コメントくださったみなさま、
いつもありがとうございます。
大河ドラマ『八重の桜』は最初の3回で脱落してしまいましたが、
岡田くんが好きなので『軍師官兵衛』は見るつもり。

来年もどうぞよろしくお願いいたします
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2012年度版 年末のひとり遊び

2012-12-31 17:07:41 | 1年のまとめ
大晦日です。
さっきまで仕事だったので、年末の大掃除をしていません。
連日の早朝出勤で、掃除どころか、
部屋の中は台風が直撃したかのような荒れっぷりです。
あと何冊おそうじ本を読めば、
わたしは部屋を片付ける気になるのだろうか……
昨年引っ越してきたこの部屋、
今まで住んだ部屋の中でいちばん好きなのですが、
加湿器をたくと結露がものすごいのです。
窓ガラスや玄関のドアはもちろんのこと、
壁紙張ったふつうの壁にもコンセントまわりのプラスチックにも
水滴がびっしり!

では水たまりになった玄関からも
部屋の惨状からも目をそらしつつ、
わたし以外の誰の役にも立たない年末のシメを今年も!

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【一般小説】

①荻原規子『RDG〈3〉』『RDG〈4〉
②重松清 『きよしこ
③デュ・モーリア『レベッカ
④村上龍 『五分後の世界

今年読んだ本は論説系が多くて、小説は少なめ。
『RDG』は最終巻を読んでまた評価が変わるのかもしれないけれど
個人的には3・4巻が最高におもしろかった。
早く最終巻が読みたい!
『図書館戦争』は読んでいるときはおもしろかったのだが……
おもしろいのと好みなのとは必ずしも一致しないのだと思う。

【随筆】

①石川直樹 『最後の冒険家
②藤沢モト 『勝負師の妻
③森本和子 『楽園をつくった男

『最後の冒険家』『楽園をつくった男』はノンフィクションなので
随筆とは違うのだけど、昨年ノンフィクションをここに入れていたので
今年も同様に。
確か、夏くらいまで「冒険家」と「芸術家の家族」が
個人的なブームだったのだ。

【新書・論説系】

①内田樹『街場のアメリカ論
②小松左京・瀬名秀明『サイエンス・イマジネーション
③マイケル・ブルックス『まだ科学で解けない13の謎

秋から「コンピューター」「科学」「感染症」が
個人的なブームだったのだが、もうだいぶん熱がおさまってきた。
『街場のアメリカ論』は本当に何の気なしに読んだのだが、
これは本当におもしろかった!

【映画】

①『真珠の耳飾りの少女
②『アレクサンドリア
③『アウトブレイク

月4本の本数固定レンタルをやめたので、映画は少なめ。
アニメはDVDで見た『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』と
DARKER THAN BLACK』がおもしろかった。

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ご訪問&コメントくださったみなさま、
「清盛」関係でTBくださったみなさま、
今年もお世話になりました。
このブログは、今後も、他人様にはまったく役に立たない
わたし個人の覚え書きのみで構成されていく予定です。
「清盛」ほど愛せるかどうか謎ですが、
来年も大河は視聴するつもり。

来年もどうぞよろしくお願いいたします
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2011年度版 年末のひとり遊び

2011-12-30 21:02:10 | 1年のまとめ
もともとハイペースで本を読んでいたわけでもなかったのだけど、
11月に会社に緊急事態が発生し、本どころじゃない生活になってしまいました。
記事を見返してみると、★5つの本が今年は一冊もない
夏あたりは、もらいものの自己啓発本ばっかり読んでいたし
(今となってはもう内容を思い出せない)、★4つつけた本も多くなくて
今年も本は全体的に不作の印象。

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【一般小説】

①山田詠美『学問
②よしもとばなな『彼女について
③藤谷治『船に乗れ!1~3
④豊島ミホ『神田川デイズ

★4つの中から、★4.5を選ぶならこの4冊。
毎年「読んでない、読んでない」と言いながら★5つは
いくつか出ていたのだけど、今年は全くなかったな。

【随筆】

①杉山芙沙子・愛 『コラボレーション―母と娘の世界挑戦』
②増田晶文『速すぎたランナー

『速すぎたランナー』はノンフィクションだけど、
どこに分類したらいいのかわからないのでここに。
随筆・日記系はたぶん、今年は数冊しか読んでない。
今はたまたまわたしの興味がアスリートの人生に向いてるので、
この2冊が二ーズに一致したのだと思う。

【新書・論説系】

①中田薫・中筋純『廃墟本
②湯浅誠『どんとこい、貧困!

『廃墟本』は論説系とは言い難いんだけど、
「その他」を設定するほど今年は本を読んでいないのでここに。
「廃墟」というジャンルの中で、この本がどんな位置づけなのか
さっぱりわからないんだけど、特に目的もなく未知の世界を垣間見たので
余計に衝撃的だったのだと思う。
「よりみちパン!セ」シリーズの廃刊でテンションだだ下がりになり、
仕事関係以外の論説はほとんど読まなかった。
イースト・プレスから順次復刊しているということですが、
新刊もぜひぜひお願いします!

【映画】

①『チェイサー
②『ラスト、コーション
③『アラビアのロレンス
④『サイダーハウス・ルール

本がいまいちな印象だった代わりに、映画は後になって振り返っても
「おもしろかったな」「よかったな」と思えるものが多かった。
秋から時間の関係で映画のDVDレンタルはやめているのだけど、
見たい映画がいくつかあるので2月から月4本のレンタルを再開する予定。

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ご訪問くださっているみなさま、コメントくださったみなさま、
今年もお世話になりました。
このブログは、今後も、他人様にはまったく役に立たない内容のみで
構成されていく予定です。
本当に毎日が飛ぶように過ぎていくので、
来年は備忘録がてら日記をつけようかと思います。
来年もどうぞよろしくお願いいたします
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2010年度版 年末のひとり遊び

2010-12-22 23:30:44 | 1年のまとめ
今年はきちんと週に1度の休みがあったのと、
立ち上げた会社が軌道に乗り始めたのとで
精神的に余裕のできた一年でした。
新しいことにチャレンジする機会も多かったし、
意識して本を読む時間を作っていたので、
本も今年は結構読んだな~。

今年中に仕上げたい作業があるため、
年末まで本は読めなさそう。
なので、ちょっと早いけれど、
わたし以外の誰の役にも立たない年末のシメを今年も!

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【一般小説】
①大倉崇裕『オチケン!』
②三浦しをん『風が強く吹いている』
③平岩弓枝『新・御宿かわせみ』

ふり返ってみると、小説はあまり読んでいなかったな……。
①の『オチケン!』と続編の『オチケン、ピンチ!』は
文句なしにおもしろかったけど、あとは、
ブログを見返してみて、
「あ、そういえば読んだなこれ。おもしろかった気がする」
くらいの印象。
・濱野京子『フュージョン』
・乙一『銃とチョコレート』
もおもしろいと感じていたようです。

【随筆】

①日高敏隆 『春の数え方』
②中島義道『私の嫌いな10の人々』

「よりみちパン!セ」シリーズを下の「新書・論説系」に
カウントしているので、それ以外の随筆となると数がない……。

【新書・論説系】
①鈴木邦男『失敗の愛国心』
②森村泰昌『「美しい」ってなんだろう?』
③重松清『みんなのなやみ1・2』

「よりみちパン!セ」シリーズを約40冊読んだので、
今年は母体数多し。
このシリーズは一冊一冊がいいというよりは、
シリーズ全体として見たときに、そのバラエティに富んだ内容や
チャレンジ精神がおもしろいんだよね。

【映画】
『九月に降る風』
『さらば、わが愛 覇王別姫』
『つぐない』

秋から、宅配レンタルで月に4本映画を見ていたので、
以前に比べると結構観ました。
『九月に降る風』が良かったなあ。
これが台湾の青春映画を知るきっかけになりました。
『花蓮の夏』も『藍色夏恋』も、
センチメンタルでノスタルジーにあふれた世界。
『さらば、わが愛 覇王別姫』には、
『ラストエンペラー』に通じる壮大さと切なさがありました。

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完全に自分のための覚え書きとなってしまったブログですが、
ご訪問くださっているみなさま、コメントくださったみなさま、
今年もお世話になりました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします
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2009年版 年末のひとり遊び。

2009-12-29 23:30:35 | 1年のまとめ
週休ゼロで突っ走ったこの1年……
おそろしいほどに本を読めませんでした。
毎年のように「読めなくなったなあ」と書いているのだけど、
今年は、職業柄、危機感を覚えるほどです。
しかし、ブログをやってて良かったな~と思うのは
こういうとき。
このブログ、完全に自分用の記録と化しているわけですが、
「本を紹介しろ!」という仕事が来たとき、
過去の読了本を見て、あれこれしのげます。
いつまでもこんなことしてちゃいけないんだけど

では毎年のことながら、わたし以外の誰の役にも立たない
年末のひとり遊びを今年も!

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【一般小説】

①上橋菜穂子『獣の奏者
②デュマ・フィス『椿姫
③村上龍『半島を出よ
④夏目漱石『三四郎』
⑤ルイス・セプルベダ『ラブ・ストーリーを読む老人』

①は文句なし。
ファンタジーを面白いと思う日が来ようとは……。
③~⑤は同率3位というところ。
数が少ないので、不作の印象。

【随筆】

①寺田寅彦『柿の種
②金子由紀子『買わない習慣』

随筆、読んでない……
『柿の種』がすごくよかったので、
寺田寅彦随筆集を図書館から借りてきていたのだけど、
読む時間を捻出できずに期限が来てしまって途中で返却。
買おうかな。

【新書系】

①内田樹『下流志向』
②菅野仁『友だち幻想』
③姜尚中『悩む力』

新書系はあまり積極的に読まないため、
「読むもの=好きなもの」でアタリ率が高くなる。
「よりみちパン!セ」シリーズをもっと読みたいなあ。
『下流志向』は本当に良かった。

【映画】
『ラストエンペラー』
『クィーン』
『魔法にかけられて』

映画館では「ハリー・ポッター」「ヴィヨンの妻」を
見ただけなのだけど、今年はお試しで
宅配レンタルというのに手を出してみたので、
例年より見た数は多かった。
テレビをまったく見ないわたしも、映画なら見られるようだ。
(※まったく見ないのでテレビは捨ててしまった)
宅配レンタルは「とにかく一週間に2枚見なければ!」と
ペースメーカーになるので、来年は正式に申し込もう。
「ラストエンペラー」はすばらしいです。
なぜもっと早くちゃんと見なかったのか悔やまれる。

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母体数が少なすぎるのであっというまに決定でしたわ。

ちっとも更新しないにもかかわらず、
ご訪問くださっているみなさま、今年もお世話になりました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします
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2008年版 年末のひとり遊び

2008-12-31 17:00:42 | 1年のまとめ
ようやく今日、仕事おさめ。
THE・仕事ナッシング生活への前奏といえる一年でしたが、
なんやかやで忙しく、常にヘロヘロ
友人に「仕事中毒、重症」と言われました。
仕事好きじゃないんだけど。

昨年同様、勤務地が市内のみだったので本がなかなか読めず、
仕事で読んだものをのぞくと今年読んだ本は141冊。
今年はヒマになってたくさん読めると思っていたのだけど、
全然そうじゃなかったなあ……。
それでは自分以外の誰の役にも立たない、
年末のひとり遊びを今年も!

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【一般小説】

①池波正太郎『鬼平犯科帳〈1〉~〈24〉』
②川上弘美『真鶴
③恩田陸『木洩れ日に泳ぐ魚

小説、あんまり記憶に残ってないなあ。


【随筆】
①黒柳徹子『窓ぎわのトットちゃん
②金子由紀子『わたし時間のつくり方
③大橋芳子『エプロンメモ

『窓際のトットちゃん』が1位ですが、
何度も読み返すような大好きな本というわけでもなく……
随筆は全体的にアタリの少ない一年でした。


【新書系】

①星亮一『奥羽越列藩同盟
②網野善彦・宮田登『歴史の中で語られてこなかったこと
③小谷野敦『帰ってきたもてない男 女性嫌悪を超えて

仕事のために論説を読み漁るのが、いやでいやで仕方ない。
一回きりの原稿のために買うもんか!!って気分になる。
ふだんあまり仕事以外で読まない論説だけど、
興味だけに基づいて選んだものはたいていおもしろい。
来年は新書系を強化していきたいところ。

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ご訪問くださっているみなさま、今年もお世話になりました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします


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2007年版 年末のひとり遊び

2007-12-31 12:53:15 | 1年のまとめ
昨日でようやく仕事おさめでした。
今年も今日で終わり。
怒涛の一年でありました。

仕事量が倍増して、このわたしがワーカホリック気味(!)。
本も読めずに、休みたい休みたいとばかり思っていたら、
神様がよけいな気を回してくれたのでしょうか?

解雇されることになりました

職場の方針転換により、その事業のメンバーは全員解雇!!
というとんでもない展開に、ここ3ヶ月くらいぼんやり……
なにがどうなるかさっぱりわからないので
あまり悲壮感もないのですが、前向きにがんばります。

それでは今年も、読んだ本のジャンル別ベスト3を決めるという
自分ひとりだけが楽しい作業をやってみます。
文学的な価値だとかレベルだとかはまったく関係なく、
単純にわたしの好み度ランキングです。
仕事のために読んだ本をのぞくと、今年読んだのは135冊。
全然読めなかったなあ……。

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【一般小説】

①酒見賢一『陋巷に在り』シリーズ
②瀬戸内寂聴『女人源氏物語
③川上弘美『ニシノユキヒコの恋と冒険

『陋巷に在り』は文句なしの第一位
しかしやっぱり量を読んでいないので、
ニ位以降は強いてあげれば……という感じ。
浅田次郎『中原の虹』はおもしろかったのだけど、
まだ最終巻まで読んでいないので除外しました。

【随筆】
①武田百合子『富士日記
②金子由紀子『持たない暮らし

『富士日記』は文句なしで第一位
『持たない暮らし』はエッセイでも日記でもないのだけど、
新書系でもないのでこちらに。
生活を変えた点で、インパクトは大。

【新書系】

①斉藤光政『偽書「東日流(つがる)外三郡誌」事件
②大宮知信『スキャンダル戦後美術史
③高橋英夫『友情の文学誌

仕事で新書を読むのが本当につらかった……
でも意外にも後から「よかった、おもしろかった!」と
思う本は新書系に多かったです。

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ちっとも更新しないブログでしたが、
ご訪問くださっているみなさま、今年もお世話になりました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします


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2006年版 年末のひとり遊び。

2006-12-31 18:27:49 | 1年のまとめ
わたくしも昨日でようやく仕事おさめでした。
今日は夜の来客にそなえて、荒れ果てた部屋をせっせとお掃除。
ひと段落ついたので(というか、あきらめたので)、
今年読んだ本のジャンル別ベスト3を決めるという
自分ひとりだけが楽しい作業をやってみました。
文学的な価値だとかレベルだとかはまったく関係なく、
単純にわたしの好み度ランキングです。
仕事のために読んだ本をのぞくと、今年読んだのは282冊。
でも強く印象に残ってるものって、それほどないものだなあ。

【一般小説】

①酒見賢一『後宮小説
②角田光代『対岸の彼女
③金城一紀『レヴォリューション NO.3
④宮城谷昌光『孟嘗君』(全5巻)
⑤筒井康隆『七瀬ふたたび

いきなりベスト5になってしまいました。
3位で迷って……印象としては③~⑤あたりが同位。
酒見賢一『陋巷に在り』シリーズを入れたいところなのだけど
最終巻まで読んでいないのと、読後しばらくしても
印象が薄れないかどうかわからないので保留。

【児童書】
 
①バーネット『秘密の花園
②薫くみこ『十二歳の合言葉
③伊藤たかみ『ミカ!

いま魔性の男(アマゾン)に会いにいったら、
十二歳シリーズの4巻が出ていた! 買わねば!

【随筆】

①穂村弘『世界音痴
②大橋鎮子『すてきなあなたに
③武田泰淳『目まいのする散歩

インパクトで言ったら断然『世界音痴』。
途中で結婚したことがわかったわけだけれども、
作家の結婚にあんなにショックを受けたことはない。

【その他】

①上野誠『万葉体感紀行
②文学散策の会『文豪の愛した東京山の手
③山形孝夫『図説 聖書物語 旧約篇

「こんな本を読んで、いったい何をしようとしているのだ?」
と思っている人もいると思うけれども、何もしようとしておりません。
新書もたくさん読んだけど、仕事では好きな本ではなく
使える本をさがすので、たいていおもしろくない。

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以上、年末のひとり遊びでした。
ご訪問くださっているみなさま、今年もお世話になりました。
まだしばらくは本の感想中心で更新の予定ですが、
来年もどうぞよろしくお願いいたします
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