小川洋子『ミーナの行進』(中央公論新社)
★★★☆☆
中学一年生の朋子が、母と別れ、
大金持ちの芦屋の伯父さんの家で過ごした一年間。
従妹の美少女ミーナをはじめとする個性豊かな家族、
ミュンヘンオリンピックの男子バレーボールへの熱中、
淡い恋、ミーナのマッチ箱の秘密……
二度と戻らない少女時代の日々を描いた物語。
ハンサムで素敵なだけではない伯父さんの一面や、
ままならぬ現実というものも
ちらりと顔をのぞかせるのだけど、
センチメンタルな美しさだけが印象に残り、
インパクトはちょっと薄かったかな?
味のある、カラーの挿絵がよい。
★★★☆☆
中学一年生の朋子が、母と別れ、
大金持ちの芦屋の伯父さんの家で過ごした一年間。
従妹の美少女ミーナをはじめとする個性豊かな家族、
ミュンヘンオリンピックの男子バレーボールへの熱中、
淡い恋、ミーナのマッチ箱の秘密……
二度と戻らない少女時代の日々を描いた物語。
ハンサムで素敵なだけではない伯父さんの一面や、
ままならぬ現実というものも
ちらりと顔をのぞかせるのだけど、
センチメンタルな美しさだけが印象に残り、
インパクトはちょっと薄かったかな?
味のある、カラーの挿絵がよい。