金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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82:森鴎外 『山椒大夫・高瀬舟』

2008-08-29 15:46:32 | 08 本の感想
森鴎外『山椒大夫・高瀬舟』(新潮文庫)
★★★★☆

【収録作品】

普請中
カズイスチカ
妄想
百物語
興津弥五右衛門の遺書
護持院原の敵討
山椒大夫
二人の友
最後の一句
高瀬舟

旅行の行き帰りにもてあますほどの時間があるので
どっしりしたものを一冊……と思って持参したのだけど、
意外に早く読み終わってしまいました。
この頃の作家ってやたらと横文字を使いたがるけど、
鴎外もしかり。
「普請中」「妄想」あたりは注がないと読めないよ!!
発表当時には注なんてついてないだろうし、
カッコつけにしたって、これじゃ読者を限定するよなあ。
「高瀬舟」は文句なしの名作。
コメント (2)
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