金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
★の数は「好み度」または「個人的なお役立ち度」です。
現在、記事の整理中。

76:伊坂幸太郎 『陽気なギャングが地球を回す』

2008-08-16 19:13:49 | 08 本の感想
伊坂幸太郎『陽気なギャングが地球を回す』(詳伝社)
★★★★☆

たまっている感想を書くのが面倒になってきたので
軽く。

映画にもなってましたね~。
知人の男の子がおもしろかったと言っていたのと、
CREAの読書特集でインタビューが載っていたのとで
読んでみました。
直前に「あ、あれだな」と気づく伏線回収だったので
驚きはないのだけど、爽快愉快なストーリーを楽しめました。

映画版のキャストは、大沢たかお(成瀬)、松田翔太(久遠)、
鈴木京香(雪子)、佐藤浩市(響野)。
佐藤浩市が成瀬だと思ってた……!
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75:池波正太郎 『鬼平犯科帳〈22〉特別長篇 迷路』

2008-08-16 19:00:00 | 08 本の感想
池波正太郎『鬼平犯科帳〈22〉特別長篇 迷路』(文春文庫)
★★★☆☆

平蔵配下の与力が暗殺され、平蔵自身も襲われた。
役宅の下僕、長男辰蔵、娘の嫁ぎ先まで狙われ、
すすまぬ捜査に平蔵は職を解かれそうになる。
卑劣な手段で平蔵を苦しめようとする賊の胸には
若き日の遺恨があった。

平蔵の追い詰められぶりは今までにないものだけど、
ストーリー自体に特に目新しさはなし。
読んでるときは楽しいんだけど。
23巻?の小柳の再婚のところが読みたくて
残りを読みすすめているところなのです。
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74:池波正太郎 『鬼平犯科帳〈21〉』

2008-08-16 18:33:47 | 08 本の感想
池波正太郎『鬼平犯科帳〈21〉』(文春文庫)
★★★☆☆

弱みを握られた同心が道を踏み外す「春の淡雪」、
細川と忠吾がそれぞれに吹っかけた喧嘩が
事件へつながる「泣き男」「麻布一本松」と、
マンネリ突入。」
数日経ってから感想を書こうとすると
まるで内容が思い出せないくらい
同心の酒井は登場回数が多いわりに
一度もスポットライトをあてられておらず、
いまいちキャラクターがわかりません。
「麻布一本松」で忠吾をからかっていたのが
ちょっと意外でした。
テレビ版の勝野洋の生真面目な顔の印象が強いので。
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73:銀色夏生 『ばらとおむつ』

2008-08-16 18:16:26 | 08 本の感想
銀色夏生『ばらとおむつ』(角川文庫)
★★★☆☆

しげちゃんが脳梗塞で入院したのをきっかけに
再びつづられ始めた家族の日常。
つれづれノートの続編といった雰囲気。
つれづれノートは好きだったけれど、後半は
イカくんやカンチに対する鬱憤みたいなものにあてられて、
楽しむより気の重くなることのほうが多かった。
離婚したのに加えて、カンチが大きくなったためなのか、
今回は楽しく読めました。
(しかし、セッセのメールの部分はほとんど読んでない)

銀色さんとカンチの会話は親子じゃなくて、
大人同士って感じ。
お父さんについての話のところとか。
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