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金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
★の数は「好み度」または「個人的なお役立ち度」です。
現在、記事の整理中。

2・3:上橋菜穂子『獣の奏者〈3〉・〈4〉』

2010-01-02 20:02:16 | 10 本の感想
上橋菜穂子『獣の奏者 (3)探求編』・『獣の奏者 (4)完結編』(講談社)
★★★☆☆

前作から十一年後を描いた続編。
文庫落ちまで待つのか~……と思っていたのだけど、
幸いなことに貸してくださる方がいたため
予想以上に早く読めました。
すでに一度完結したものとして1・2巻を読んでしまったので、
どうしても「後づけ」の印象がぬぐえず、
前回のように入り込めなかったのが残念。
これはわたしが「母」じゃないからなのか?
エリンとイアルのロマンスが読みたかったわ。
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1:森達也 『いのちの食べかた』

2010-01-02 19:48:03 | 10 本の感想
森達也『いのちの食べかた (よりみちパン!セ)』(理論社)
★★★☆☆

牛肉や豚肉がスーパーに並ぶまでの過程と
それが目に触れないところで行われている理由を
日本人の思想や差別の問題とからめて説明し、
「知らない」ことの恐ろしさと、「知る」ことの大切さを
述べた一冊。
知識としてすでに知っていることだったからか、
それともわたしの面の皮が厚くなって感受性が衰えていたせいか、
特に衝撃も受けずに読み終わってしまったのだけども、
これを中学生くらいのときに読んでいたら
ガーンと衝撃を受けていたかもなあ……

島崎藤村の『破戒』はまだ読んでいない。
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