金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
★の数は「好み度」または「個人的なお役立ち度」です。
現在、記事の整理中。

170:恩田陸 『蛇行する川のほとり〈3〉』

2010-09-26 16:21:34 | 10 本の感想
恩田陸『蛇行する川のほとり〈3〉』(中央公論新社)
★★★★☆

1・2巻についてはこちら

1巻は毬子、2巻は芳野ときて、
3巻は部外者である真魚子が語り手。
最後まで美しい少女小説の世界。
男子高校生なんて、実際は臭くて汚いと思うんだけど、
ここに登場する男の子たちは脛毛すら
生えていないにちがいない。

しかし、真魚子がいきなり恋しちゃってるのは
なんなのか。
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169:木地雅映子『マイナークラブハウスは混線状態』

2010-09-26 16:18:25 | 10 本の感想
木地雅映子『マイナークラブハウスは混線状態―minor club house〈3〉』 (ポプラ文庫ピュアフル)
★★★☆☆

滝ちゃん……

もともといたメンバーでさえ、
高杢と太賀と遊佐、三浦と高橋あたりが
ごちゃごちゃになって、
誰が誰だかわからなくなるのに、
新入部員まで登場して覚えるのを放棄。
なんとなく、続きはもういいかな、という気分に。

この本にまったく関係ないんだけど、
同じ文庫関係で。
作家の川西蘭って男性だったのね!
名前と作風から、ずっと女性だと信じて疑わなかった。
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168:木地雅映子『マイナークラブハウスの森林生活』

2010-09-26 16:18:07 | 10 本の感想
木地雅映子『マイナークラブハウスの森林生活―minor club house〈2〉』 (ポプラ文庫ピュアフル)
★★★☆☆

1巻でのちぐはぐな感じはもうなくなっていて、
安心して読めた。
第8話の太賀くんの話がいちばん良かったな。

おもしろいのに、「好き!」と言えないのは、
ぴりかのことが好きじゃないからだろうか。うーん。
おそらく、この話の軸になっているのが
彼女の家庭環境にまつわることだと思うんだけど、
それにちっとも興味がもてないので困る。
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