
★★★☆☆
6月6日6時、出産の際に、待ち望んでいた子どもが
なくなってしまい、気落ちする駐英大使ロバートは、
神父のすすめで同じ日に生まれた孤児を引き取り、
自分の子として育てることにする。
ダミアンと名付けられた息子は、かわいらしく成長するが、
人々の前で乳母が自殺したことを皮切りに
不吉な事件が起こり始める。
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夜中に見ていて
「ぎゃーーーーーー!!!



と目を覆うこと数回。
オカルト的な怖さではなく、
スプラッター的な怖さ。
見終わったあと、怖くて眠れなくなるというような
後を引く恐怖ではないのだけれど、
見ながらハラハラしたわ~。
これ、キリスト教圏の人が見たら
もっと怖いんだろうなあ……。
周囲の人々を次々と殺されて追い詰められ、
主人公は悪魔を殺害せざる得ない状況に
追い込まれるのだけど、
ダミアンがいとけない子どもなので、
殺害が成功したとしても、主人公のほうが
精神的異常者として社会的に抹殺される可能性が
あったわけで、そういう状況も恐ろしい。
それにしても、神父がダミアンを養子に勧めたのはなぜ?
もともとは悪魔の味方だったということ??