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【Amazonの内容紹介】
英国王ヘンリー8世と愛人の間に生まれたエリザベス。
腹違いの姉、メアリー女王の死後、弱冠25歳で英国王女に即位。
側近でさえも誰が敵か見方か分からない中で、
恋人のダドリーが唯一彼女の心の支えだった。
スキャンダルの的となりながらも、毎晩逢い引きを重ねる中で、
国内の宗教争いは激化し英国史上最大の危機に直面。
彼女を失脚させようと、時の権力者ローマ法王をはじめ、
全ヨーロッパから忍び寄る暗殺指令と陰謀の影――。
その計画に恋人のダドリーも加わっているという衝撃の事実を知る。
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最初に見たのは大学生のときなので、もう20年前だよ……。
当時は、イギリスに関する知識をほとんど持っていなかった上、
ダドリー以外の男性は、「老人」「中年」「若者」くらいの区別しかつかず、
エリザベスを取り巻く情勢というのはちんぷんかんぷんだったのだけども、
それでも面白かったんだよね。
ダドリーなんかちっとも好みじゃないんだけども、
それでもエリザベスが彼に執着するのは理解できたし、
女王になったことで、即位前からの恋人とも、
ただ恋情だけでつながっていられず、関係がどんどん悪いほうへと
向かっていくのが切ないのであった。
20年のうちに前提知識は身についたので、内容はよく理解できたし、
ダドリーの「わきまえなさ」も見えてきて、印象は変わったかも。