
死後、さらに暴落する直親の株……!
というわけで、直親の隠し子騒動の巻。
隠し子の噂を聞きつけて屋敷に乗り込んできたしのが、
オトナな対応をしたかと思ったが、それは
「許婚だった直虎さま、浮気されてカワイソー」
という優越感から来るとも解釈できる同情に基づいてのこと。
このあたりのマウンティングの描き方が
いかにも女性の手による脚本っぽくていいね。
結局、ふたりそろって井戸端で
「あいつ、わたしにあんなこと言ってたくせに!!」
と直親への怒りを吐き出しあって、和解ムード。
「美しい思い出」がことごとく粉砕されていくのに笑った。
政次は、
「死せる直親が生けるふたりを結ばせる」
とか何かいい話みたいな言い方をしてたが、
ありていに言えば
「スケコマシ直親被害者の会」
だよ……。
ここへきて、直親のわざとらしい笑顔のうさんくささを
しのが指摘してくれてすっきりしたわ。
隠し子の登場に動揺する直虎を見つめる政次の目が切ない。
直虎が政次のところに相談に来てたり、
夜にふたりで碁を打ってたりと仲良くしてるのは
「良かったね!」って感じで、
だけど、やっぱりなつさんと政次がお似合いじゃないのー?
と思ったり。
最後の高瀬の目つきが気になる。
これはやっぱ間者でしたってオチなのかな。
次回はまたふんどし男の登場。
サブタイトル「ぬしの名は」。
こっぱずかしいタイトルだな……。