宮内悠介『あとは野となれ大和撫子』(KADOKAWA)
★★★☆☆
【Amazonの内容紹介】
直木賞・芥川賞ダブルノミネートで最注目の新鋭が挑む超王道冒険エンタメ!
**************************************************
中央アジア版『後宮小説』、という評判に期待しすぎて
ハードルを上げすぎてしまった……。
女子校的な設定、しかも彼女たちはインテリ、
舞台は中央アジアの架空の国……ということで
好きな要素がたっぷり入っているはずなのに
思ったより楽しめなくて残念。
登場人物たちの背負っている事情が重く、
現実に立脚しているのに、展開がライトすぎて
始終違和感を抱き続けることに。
これはむしろ、漫画かアニメにしたほうが面白いんじゃないかしら。
文字でしか伝えられないリアルな要素が抑えられて、
ちょうどよいバランスになると思う。
タイトルは素晴らしいけど、「大和撫子」成分はほとんどなし。
まずナツキが日本人である必然性がないんだよね……。
★★★☆☆
【Amazonの内容紹介】
直木賞・芥川賞ダブルノミネートで最注目の新鋭が挑む超王道冒険エンタメ!
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中央アジア版『後宮小説』、という評判に期待しすぎて
ハードルを上げすぎてしまった……。
女子校的な設定、しかも彼女たちはインテリ、
舞台は中央アジアの架空の国……ということで
好きな要素がたっぷり入っているはずなのに
思ったより楽しめなくて残念。
登場人物たちの背負っている事情が重く、
現実に立脚しているのに、展開がライトすぎて
始終違和感を抱き続けることに。
これはむしろ、漫画かアニメにしたほうが面白いんじゃないかしら。
文字でしか伝えられないリアルな要素が抑えられて、
ちょうどよいバランスになると思う。
タイトルは素晴らしいけど、「大和撫子」成分はほとんどなし。
まずナツキが日本人である必然性がないんだよね……。