加藤重広『日本人も悩む日本語 ことばの誤用はなぜ生まれるのか?』(朝日新書)
★★★★☆
【Amazonの内容紹介】
言葉は進化する。
十数年前まで眉をひそめられていた言葉は、
あっという間に辞書に載り、人々の定番の使用例となっていく。
本書では、なぜこうした誤用が生まれ定着していくのかをはじめ、
日本語の複雑な世界を豊富な事例で解読する。
**************************************************
とても面白かった。
「この日本語、間違ってます! 正しくはコレ!」
と間違いをあげつらうのではなく、
その誤用がどうして起こったのかを解説してくれている。
「雰囲気」を「ふいんき」と言ってしまうのは、
音位転換という他の語にも見られる現象なのね……とか
(たしかに「山茶花(さざんか)」って、
漢字をよく見ると「さんざか」だよね)、
「肌寒い」「着替える」は
もともとは「はださむい」「きかえる」なのね……とか
知らなかったことがたくさんあって勉強になった!
★★★★☆
【Amazonの内容紹介】
言葉は進化する。
十数年前まで眉をひそめられていた言葉は、
あっという間に辞書に載り、人々の定番の使用例となっていく。
本書では、なぜこうした誤用が生まれ定着していくのかをはじめ、
日本語の複雑な世界を豊富な事例で解読する。
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とても面白かった。
「この日本語、間違ってます! 正しくはコレ!」
と間違いをあげつらうのではなく、
その誤用がどうして起こったのかを解説してくれている。
「雰囲気」を「ふいんき」と言ってしまうのは、
音位転換という他の語にも見られる現象なのね……とか
(たしかに「山茶花(さざんか)」って、
漢字をよく見ると「さんざか」だよね)、
「肌寒い」「着替える」は
もともとは「はださむい」「きかえる」なのね……とか
知らなかったことがたくさんあって勉強になった!