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★★★★☆
【Amazonの内容紹介】
幼少期の交通事故が原因で、曜日ごとに7人の人格が入れ替わる青年は、
思考や性格はバラバラだが、各曜日の名前で呼び合いながら
平穏な毎日を過ごしていた。
その中でも地味な火曜日(中村倫也)は、ほかの曜日から家の掃除、
荷物の受け取り、通院といった面倒な用事を押し付けられていた。
ある日の朝、目を覚ました火曜日が
水曜日がいなくなっていることに気づく。
火曜日は、見慣れないテレビ番組などに戸惑いながらも水曜日を満喫する。
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久々に映画館で。
主役の俳優さんが好みではないとか、
設定がふんわりしていて雰囲気で流している感があるとか、
個人的にひっかかるところはいくつもあったのだけど、
おもしろかった。
一人の体に同居する七人がわりと楽しげに暮らしていたり
互いの性格にうんざりしているという生活の描き方、
人格の数の変化を割れた鏡に映る鳥で表す演出が好き。
「水曜日が消えた」というところがから始まる謎と
後半のハラハラする展開で、最後まで飽きずに楽しめた。
新感覚の物語だった。
あと、一ノ瀬ちゃんが何者だったのか、というのも
ベタだけどいいよね。