金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
★の数は「好み度」または「個人的なお役立ち度」です。
現在、記事の整理中。

大河ドラマ「光る君へ」♯44

2024-11-17 21:18:28 | 大河ドラマ「光る君へ」

ついに三条天皇が退場。

我が強くてギラギラしてて、道長の意のままにならないしたたかなところも、

糟糠の妻を最後まで大事にし続けた愛妻家なところも、

とってもよかったよ~。

木村達成さん、このドラマで初めて知った俳優さんだけど、

テニミュでデビューした方なのか。

役に合っててとってもよかったよ~。

 

ここ数回の描き方から予想はしていたけれども、

全然ハッピーじゃない「この世をば」。

孫が帝になり、娘三人が三后に並び立ち、最高権力者となるものの、

娘三人は皆「自分は父親の犠牲になった」と思って冷ややかな態度。

廷臣たちには煙たがられてるし、

もう「民のため」なんて考えはなくなってしまっている。

「遠いところへ来てしまった」という感慨が、

まひろだけでなく、見ているこちらにも伝わってきたよ。

 

そして、夫の愛だけが手に入らなかった倫子さまただ一人が、

心から夫の栄華に満足しているのがまたよい。

たぶんもう、まひろと道長の関係には気づいているし、

道長に影が忍び寄っているのもわかっているうえで、

まひろに「枕草子のように、殿の生涯を書き留めてほしい」と依頼するの、

強すぎる正妻ぶり……。

来週、「栄花物語」を衛門先生が書くことになるんだろうけど、

またまひろが勧めるって展開なのかしら……?

 

【その他いろいろ】

・道長に「左大臣辞めろ」と率直に忠告してくれる公任。

 まだこうやって言ってくれる友だちがいて良かったね。

 前回の行成くんへの仕打ちはひどすぎた。

 

・道長「三条天皇の要求を呑みたくないから、仮病にしよう。

    伊周の呪いってことで」

 死んでからなおひどい目に遭わされる伊周。

 呪詛しまくってたから因果応報だけどさあ……。

 

・道綱くん、君は最後まで癒やしキャラでいて……

 

・「いったい何のために出てきたんや」と思ってた松下洸平、

 再登場するんか?

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする