金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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大河ドラマ「べらぼう」♯4〜8

2025-02-23 21:13:58 | その他(ドラマ・アニメ・落語)レビュー

序盤で感じた不快な要素は割と早めに薄らいで、

第6話あたりからかなり面白くなってきた。

強烈に惹かれる要素がない反面

(好きな登場人物は、花の井くらい)、

マイナスも少なく、

ストーリーに起伏がしっかりあって

ドラマとして面白い。

「幼なじみの鈍感主人公&ツンデレ優等生の恋模様」

「序盤の敵が頼もしい味方となって新たな敵に立ち向かう」

という定番設定も心憎いね。

 

何より主人公が序盤から有能で

メンタル強すぎ&機転が利くの、

割と新しいのでは?

演じる横浜くんがちょっと無理しているような

不自然な感じはあるし、

あまりにもスペックが高くて人間味はないんだけど、

主人公がこうだと見ていてストレスがない。

そして、卑怯な面から描かれてきた鱗形屋が、

本が好きで仕事に夢を持っていて、

ちゃんと実力で反撃してくるところ、

蔦重の仕掛けがうまくいったらいったで、

女郎たちに過重労働のしわ寄せが来るところ、

きちんと多面的に描いているのも良し。

 

毎回、展開にドキドキしつつも、

クオリティに関しては安心して見てられる。

 

 

 

 

 

 

コメント
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