金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
★の数は「好み度」または「個人的なお役立ち度」です。
現在、記事の整理中。

おでかけの記12:大垣

2018-11-05 14:09:22 | おでかけの記
十数年ぶりに大垣へ。
仕事で2年間通っていたのだけど、
ちゃんと観光したことないな~と思っていたところへ、
ホテルに2000円引きで泊まれるチャンスがあったので
一泊の予定で行くことに。

駅裏にはでっかいショッピングモールができていた!

しかし、駅ビルは4月にリニューアルオープンだそうで
閉鎖されている。
いやな予感……。
というのも、仕事で通っていたとき、
周辺に食事をする場所がなくて
ほとんど駅ビルですませていたのだった。
頼みの綱の駅ビルが使えないとなると、
食事できないのでは……??
駅前の店もシャッター下りてるし。

まあ、飲食店がまったくないこともなかろう、と
ひとまず八幡神社へ。



ここは、湧水があるのだった。
大垣が「水都」を自称するのは
街のあちこちに自噴水があるから。





わたしが滞在している短い間にも、
近所に住んでいると思われるおじさん・おばさんが
ペットボトル片手に入れ替わり立ち替わり
水を汲みに来ていた。
いいね、こういうの。
観光のためだけじゃなく生活に溶け込んでいる。

神社の脇の水路も風情がある。


大垣城の周りのお堀だった水路も
水がきれい。

大垣公園。

大垣城。
ここ、小さいころに来たことあるはず。

戦争で焼ける前までは、国宝だったそうだ。
いまはピッカピカなコンクリート。

このあたりで空腹をごまかしきれなくなる。
ここまでのルートで、開いてるかどうか不明の、
薄暗い店が1件しかなかったのだった。

商店街の近くにまた自噴水。

作業服の兄ちゃんが、ポンプで水を組みだし、
大量のポリタンクに入れて運び出していた。

水面に空と葉っぱが鏡のように映ってる。


頼みの綱の商店街も、このありさま。
シャッター街。
居酒屋や焼き肉店はあったので、夜になったら
もうすこしにぎやかなのかも。

こういう生活用品店とか、わくわくするんだけどね。

商店街でカフェを見つけてようやく昼食にありつく。
オムレツサンド。
メニューの写真にはサラダとピクルスもついてたんだけど、
食べきれないので最初に断った。



壁に並んだコーヒーカップから好きなものを
選ばせてもらえるのがうれしい。
オムレツはふわっふわでとてもおいしい。


本日のメイン、大垣図書館。
最寄り駅は「室」となっているんだけど、
歩くのが嫌いじゃない人なら
大垣駅から普通に歩いていける距離。
初めて見る本がたくさんあってうれしかった。

宿泊は、結婚式場もかねた市内の大きいホテル。
たぶんここ、昔、いとこの結婚式で来たことある。
名前を出さないのは、いまいちだったから。
古いホテルなので仕方ないんだけど、
家具はあちこちはげてるし、
室温は自分で調節できず、
フロントに電話して操作してもらうシステム。
「部屋が寒いので、温度を上げてほしい」
と連絡し、
「25度から28度に上げますね」
と対応してもらったのに、まだ寒い。
もしや、これ、冷房なのでは……?
ともう一回電話したら、
「暖房入ってないんです。エアコン切ってもらうしか……。
改善されなければヒーター持ってまいります」
って。
11月に暖房入ってないって、そんなことあるの??
というか、「部屋が寒い」時点で、
冷房の温度上げても仕方ないと思うんだけど。

たまたま滞在中に嫌な知らせを受けたこともあって、
どうにも悪い印象ばかり残ってしまった。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 83:やまぐちせいこ 『ミニマ... | トップ | 84:堀田善衛 『定家明月記私... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿