映画：『吉原炎上 [DVD]
』★★★☆☆
父の借金の返済のために吉原に売られてきた主人公が、
花魁道中を復活させ、吉原を去るまでの四年間を追いながら、
周囲にいる吉原の女郎たちの姿を描いたドラマ。
主演は名取裕子。
名取裕子演じる主人公は表情が乏しすぎるうえ、華がない。
とんとん拍子に出世していったのも本人の力量だとは思えないし、
まわりにいる女たちに比べて、心情が読み取りにくく、
感情移入できない。
いきなり「本当に惚れてたのは……」とか
言われてもさあ～って感じ。
先輩花魁たちや、かたせ梨乃の演じる女郎のほうが
よっぽど感情移入させる。
話が話だけに、裸がいっぱい出てくるんだけど、
撮り方のせいだろうか、おどろくほどエロスが感じられない
もう少し 書きたいけれど だんだん意味不明になりそうです。わかる人には わかってもらえると思います。
確かに、当時は女優さんの裸を見る機会なんてそんなになかったのかもしれませんね。
今見ると「ふるい映像」という感じがしてしまいますが、リアルタイムで見ていたら新鮮だったんでしょうね。