『Eye Love You』♯8~10
描けるものだけ描けばいいんだよ……!
自分の強みを自覚してそれを伸ばそう!
できないことにまで手を広げないで……!!
という感想しかないラスト4話であった。
ラブコメやってた6話までは面白かったのに、
ミステリー要素(?)を中心にしてきた7話から
「無理すんな!」と痛々しさを感じるほどに。
結局、超能力のメカニズムも、それを得た理由も説明できないから、
「この力がもたらす運命を回避しよう! この力を何とかしよう!」
とやってた後半4話が、ただ時間の無駄になっていた。
「ミン・ハナがそう思い込んだ理由はなに?
なんでその一例だけで、みんな事実だと受け入れてるの?」
という違和感について、説明もされないまま、
「思い込みでした! 別に変えなくてもいい!」
で終わるとは思わなかったよ。
前半のラブコメは面白かったから、最後までそれを通せばよかったのに。
身を引いた花岡の愛も、ただストーリーに都合がいいだけになっちゃって残念。
(「え、気持ちバレてたの!?アワワ」みたいなの、普通あるでしょ!!)
そして、私、常に、
「仕事したくない~! 行くの面倒くさい~!」
と思ってるんだけど、このドラマ見て、
「もしかして私、実はすごい仕事人間なのか!?」
と思ってしまった。
というのも、前半から、
「テオ、侑里、いちご農家(※ダメな順)、
お前ら仕事ナメてるのか!?!?」
と思うシーンがたびたびあったのだけども、
どうも制作サイドはそういう認識がないみたいなんだよね。
SNSで私と同じ感想書いてる人は観測できるのだけども、少数派。
このドラマの二階堂ふみちゃんのビジュアルは超好みだし、
花岡くんのキャラ立てとテオ・侑里との関係性はよかったし、
前半のラブコメ貯金が多かったから、全体としては嫌いじゃない。
でも、最初から最後まで一貫して面白いドラマを作るって、
本当に難しいことなんだなあ。
漫画や小説とちがって、作者の一存(あるいは作者&編集者の意向)で
展開を決められるわけじゃないから
ドラマは迷走しやすいのだと聞いたことがあるけど。
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