金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
★の数は「好み度」または「個人的なお役立ち度」です。
現在、記事の整理中。

153:日高敏隆 『春の数えかた』

2010-09-02 11:29:50 | 10 本の感想
日高敏隆『春の数えかた』(新潮文庫)
★★★★☆

著者は動物行動学者。
この人の著作も入試に頻出。
断片的に読んだ限りではそれほどおもしろいという
印象もなかったのだけど、一冊の本として読んだときに
これはおもしろかった!
雑誌に連載していた虫や植物に関する話題を中心とした
エッセイ集。
虫ぎらいのわたしが読んでも、この本に登場する虫の話は
おもしろい。
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150-152:村上春樹 『1Q84 BOOK1-3』

2010-09-01 11:18:47 | 10 本の感想
村上春樹『1Q84 BOOK 1-3』(新潮社)
★★★★☆

先輩が貸してくれて、思いがけず早く
読むことができました。
夜寝る前に少し……と読み始めたのだけど、
途中でやめられなくなって、仮眠をはさみつつ、
3冊一気読み。
本気で気分が悪くなる、わたしの苦手要素も入っているし、
2巻の中盤で出てきたふかえりの身体描写なんか
「ロリコンおたくの妄想かよ!!」
って感じだったんだけど、それを補ってあまりある
おもしろさ。

個人的に、性描写はそれほど過激でもないと思ったけど、
やはり小学生が読む内容ではないな。
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149:新井紀子 『生き抜くための数学入門』

2010-09-01 11:02:14 | 10 本の感想
新井紀子『生き抜くための数学入門』(よりみちパン!セ)
★★★☆☆

「算数」よりはまだよかったけれど、眠かった……。
悪くないし、むしろ目からウロコの内容で読み応えが
あるんだけど、とにかくわたしの中の論理性の欠如が
問題で

中学・高校で習った「数学」の内容について、
「どういうことなのか」「どうしてなのか」
を教えてくれる。
授業で説明もされなかったし、疑問にも思わなかったけど、
「円周率とはなにか?」
「負の数と負の数をかけるとなぜ正の数になるのか?」
って、訊かれると答えられないね。
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