金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
★の数は「好み度」または「個人的なお役立ち度」です。
現在、記事の整理中。

68:木地雅映子 『マイナークラブハウスの恋わずらい』

2011-06-05 20:10:14 | 11 本の感想
木地雅映子『マイナークラブハウスの恋わずらい―minor club house Side-B』(ポプラ文庫ピュアフル)
★★★☆☆

「マイナークラブハウス」シリーズの番外編。
解説は壁井ユカコ(『キーリ』しか知らない)。
この本、近所のBOOKOFFではライトノベルのコーナーに
おいてあるんだけど、ポプラ文庫はラノベとは
ちょっと違う気がするな。

本編を読んでからずいぶんたっているので
細かいところはすっかり忘れてしまっていた。
何人か登場する地味系男子の区別がつかず、
主人公になっても
「えーっと……前にあれやった人だっけ?ちがったっけ?」状態。
(区別がつかなくてもあまり支障はなさそうだが……)

夜中に読んでいてコロッケが食べたくなったわ。
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67:伏見つかさ 『俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈7〉』

2011-06-05 19:47:56 | 11 本の感想
伏見つかさ『俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈7〉』(電撃文庫)
★★★☆☆

やっと読み終わった……。
4・5巻あたりで読む意欲が殺がれて、
7巻を放置していたのだけど、
返却しなければならないのでようやく手をつけた。

もはや恒例となりつつある、あからさまな
「次巻、乞うご期待!」的ラスト。
麻奈実はどうなっちゃうのさ?
と思うけど、8巻は読まない気がするな。
この話を読んで疲れるのは、歳のせいだろうか……。
読んでるときはおもしろいんだけどね。

それにしてもこの主人公は、なにかあるとすぐに
人に相談するなあ。
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66:誉田哲也 『武士道エイティーン』

2011-06-04 10:27:22 | 11 本の感想
誉田哲也『武士道エイティーン』(文藝春秋)
★★★☆☆

高校三年生、最後の夏。
ということで、これで完結なのかな?
最後に香織と早苗は大学生&浪人になっていて、
続編を作る余地もなくきれいに完結、というわけでもないので
続編が出そうな感じもするのだけど、
ここで終わるのがきれいな気もするな~。
今回は、二人の最後の夏と進路の物語の合間合間に
web掲載の脇役4人のサイドストーリーが挿入されていて、
本編はこのサイドストーリーをつなぐために
存在しているような感じ。
本編と関係ない話もあるので、サイドストーリーだけ
固めたほうが、水を差されなくてよかった気もするな。
特に、早苗の姉・緑子の話は本編と関連がないので
浮いていた。
なんか昔の少女小説みたい。
魔性の女・河合さんも、ここではいかにも昔の少女小説に
出てきそうなうざったいライバルであった。
サイドストーリーの中では、吉野先生の
「実録・百地浜決戦」がいちばんおもしろかった。
そして、「守破離」の話は、先日読んだ『TIME HACKS!』
出てきたばかり。偶然。
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65:小山龍介 『TIME HACKS!』

2011-06-03 12:47:34 | 11 本の感想
小山龍介『TIME HACKS!』(東洋経済新報社)
★★★☆☆

初版が2006年なので、Todoリストとか付箋とか掃除とか
場所を変えるとか……そういうアイディア自体は
すでにどこかで聞いたようなもの。
(というか、この人がほかの本や雑誌で紹介しているのを
読んだのだと思う)

正直、わたしが「物理的に時間が足りない」と思うような
状況に陥るのは、1年のうち1~2ヶ月相当の日数であって、
基本的に、本や漫画を読んで夜更かしたり
だらだらネットをしたりしなければ、
いくらでも時間が捻出できるのだと思う。
たいてい、やりたくないor意欲がないから
期限ギリギリまでやらないだけ。
なので時短術は特に必要ないんだけど、
「時間に対する考え方」は行動を左右するものなので
これにまつわる部分は背筋が伸びるような気持ちになった。
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64:高丸もと子・牧恵子 『教室で詩を楽しむ30のアイデア104の詩』

2011-06-03 12:35:00 | 11 本の感想
高丸もと子・牧恵子『教室で詩を楽しむ30のアイデア104の詩』(たんぽぽ出版)
★★★☆☆

仕事のネタ探しに借りてきたもの。

詩のテーマや内容の深さとは別に、
リズムや語幹のおもしろい詩や、
回文・アナグラムやだじゃれ、アクロスチックなど
技巧の楽しさが感じられる詩など、
テーマごとに詩を紹介し、それを使った授業のやり方を
提案している。
薄いわりに、自分が求めていたアクロスチックの詩が
たくさん載っていて、内容が充実している印象。
詩人の中には、本当に
「この人は天才なんじゃないだろうか」
と思うような人がいるなあ。
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58-63:伏見つかさ 『俺の妹がこんなに可愛いわけがない①~⑥』

2011-06-03 12:12:05 | 11 本の感想
伏見つかさ『俺の妹がこんなに可愛いわけがない①~⑥』(電撃文庫)
★★★☆☆

ラノベ祭り・その2。
これも知人宅の本棚にあったもの。
これ、タイトルや画像をネットのあちこちで見かけたので、
たぶん人気なのね。

わたしがイメージする男性向けライトノベルの文体が
こんな感じ。
1巻はあまりのテンポの悪さに挫折しそうになったのだけど、
2巻以降は気にならなくなった。
「そのキレイなマル顔をフッ飛ばしてやる!」
には笑ったし(元ネタからおかしい)、おもしろいんだけど、
読み終わったあとのこの虚しさは一体……。
あと一冊あるんだけど、だんだん読むのに疲れてきたので
6巻でひとまずおしまい。
続けて読まずに、発行ペースでたまに読むのがいいのかも。
オタクな桐乃はかわいい。
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