うちは経口内視鏡である。きちんと咽頭麻酔をして丁寧な挿入を心掛ければ今まで9割以上の人が「さほど苦しくなかった」といってくれる。ある程度の技術でカバーはできるはずだと思う。しかしながら最近では、「鼻からのカメラはやらないのですか?」と聞かれることが多い。今後の世の中の流れはいずれ経鼻内視鏡にすべて置き換わると思うが、「苦しくない」という利点のみ強調されるのは如何かと。検査の精度や処置能力の差については患者さん側には伝わっていないと思われる。
うちは経口内視鏡である。きちんと咽頭麻酔をして丁寧な挿入を心掛ければ今まで9割以上の人が「さほど苦しくなかった」といってくれる。ある程度の技術でカバーはできるはずだと思う。しかしながら最近では、「鼻からのカメラはやらないのですか?」と聞かれることが多い。今後の世の中の流れはいずれ経鼻内視鏡にすべて置き換わると思うが、「苦しくない」という利点のみ強調されるのは如何かと。検査の精度や処置能力の差については患者さん側には伝わっていないと思われる。