しかしここで怖いのは中国の今後の動きである。中国の目論見は「その先」である。
もし万が一露とウクライナの停戦を仲介したとしたら、「停戦の仲介をした中国はウクライナの平和に貢献した。今後ウクライナは中国に忖度するよう」にと、いろいろウクライナ外交でインフラ整備などの事業介入などの便宜供与を求めてつけ入ってくるかもしれない。アフリカ諸国に援助しWHO事務局長を懐柔したのと同じ手口である。
紛争の揉め事の手打ちを「その筋の団体」に依頼すると、以後ずっと種々の関係を強要される恐れがある。中国の狙う所は露と友好関係を緊密にすることではなく、利用できるときは徹底的に露を利用しながら、目指すは世界の覇権をとることである。
もし万が一露とウクライナの停戦を仲介したとしたら、「停戦の仲介をした中国はウクライナの平和に貢献した。今後ウクライナは中国に忖度するよう」にと、いろいろウクライナ外交でインフラ整備などの事業介入などの便宜供与を求めてつけ入ってくるかもしれない。アフリカ諸国に援助しWHO事務局長を懐柔したのと同じ手口である。
紛争の揉め事の手打ちを「その筋の団体」に依頼すると、以後ずっと種々の関係を強要される恐れがある。中国の狙う所は露と友好関係を緊密にすることではなく、利用できるときは徹底的に露を利用しながら、目指すは世界の覇権をとることである。