8/23(水) 毎日新聞
一方で「慶応の応援半端ない一体感で鳥肌」とたたえる声や、容認する声も多く見られた。 今大会は慶応が試合に登場するたびに、インターネット上で「応援がすごい」と話題になっていた。
桐蔭横浜大大学院の渋倉崇行教授(スポーツ心理学)は「決勝に勝ち上がる2校は実力があり、相手の応援が多いことも想定して対応を考えているはずだ。応援がプレーの質に大きく影響したとは考えづらい」とみる。
仙台育英の須江航監督も試合後、「(今春のセンバツでも両チームは対戦し)相手の大声援は経験していたので、不快感だったり、圧力だったりという感じはしなかった」と振り返った。
慶応の応援団は大会を通じて、相手守備陣がタイムを取った時などは声量を落とすなど配慮をしている様子がうかがえた。 渋倉教授は「自分たちのチームを応援するのは当然のことだ」とした上で、「どちらかのチームに過度に肩入れして試合に影響を与えるような『あおる』応援の仕方は、純粋に力を発揮しようと頑張る高校生を後押しする姿からはかけ離れている。慎むべきだ」と指摘する。
一方で「慶応の応援半端ない一体感で鳥肌」とたたえる声や、容認する声も多く見られた。 今大会は慶応が試合に登場するたびに、インターネット上で「応援がすごい」と話題になっていた。
桐蔭横浜大大学院の渋倉崇行教授(スポーツ心理学)は「決勝に勝ち上がる2校は実力があり、相手の応援が多いことも想定して対応を考えているはずだ。応援がプレーの質に大きく影響したとは考えづらい」とみる。
仙台育英の須江航監督も試合後、「(今春のセンバツでも両チームは対戦し)相手の大声援は経験していたので、不快感だったり、圧力だったりという感じはしなかった」と振り返った。
慶応の応援団は大会を通じて、相手守備陣がタイムを取った時などは声量を落とすなど配慮をしている様子がうかがえた。 渋倉教授は「自分たちのチームを応援するのは当然のことだ」とした上で、「どちらかのチームに過度に肩入れして試合に影響を与えるような『あおる』応援の仕方は、純粋に力を発揮しようと頑張る高校生を後押しする姿からはかけ離れている。慎むべきだ」と指摘する。