吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

病院入り口に「立ち入り禁止」の貼り紙 名指しの男性は その2

2020年05月13日 05時57分14秒 | 日記
 貼り紙の理由について、病院の総務担当者は「来てくれるなという病院としての意思表示だ」と話す。男性は長く通院していた患者だったといい、職員たちは男性の暴言に何年も耐えてきたという。「職員はおびえている。個人情報の問題はあるが、他の方法は思いつかない」
 貼り紙の住所を訪ねてみると、70代の男性が一人暮らしをしていた。
 判決を受けて以来、一度も病院を訪れていないが、貼り紙のことは病院に通う友人から聞いて知っているという。
「これでは極悪人のようだ。ひどすぎる」と男性は憤る。友人には抗議に行くように勧められるというが、「またトラブルになって逮捕されるかもしれない。はがしてほしいが、どうしようもない」と話した。

病院入り口に「立ち入り禁止」の貼り紙 名指しの男性は その1

2020年05月12日 06時05分26秒 | 日記
 2020年04月01日 15:08 朝日新聞デジタル
 青森県立中央病院(青森市)の1階出入り口に、市内に住むある男性の名前と住所を大きく記して「立ち入りを禁止する」と書き添えた紙が貼り出されている。多くの人の目にふれるところに個人情報を掲示され続けるのは、なぜなのか。
 病院によると、紙が貼り出されたのは2016年12月。日々多くの患者が出入りする3カ所の出入り口のガラスに1枚ずつ、病院長名で「立ち入りを禁止する」と書いたA3サイズの紙が、顔の高さくらいの目立つ位置に貼り出されている。
 貼り紙で名指しされた男性は16年10月、病院で暴言を吐いて騒いだとして威力業務妨害容疑で逮捕され、同年12月に懲役1年執行猶予3年の有罪判決を受けた。判決によると、院内で「くそやろう」「一体どういう治療をしたんだ」などと騒ぎ、病院の業務を妨げたという。


パチンコ店に並ぶ客や繁華街親子連れへのインタビュー その3

2020年05月11日 06時08分10秒 | 日記
 行楽地でのインタビューでは「(私は我慢できるんですけど)子供がストレスなので(行楽地)連れ出した」と答えている人も多い。子供のせいにしているが連れ出しているのは大人である。責任はその大人にあるはず。自己正当化しているがその行動が感染拡大させ人を死に至らしめているのである。 
 ストレスを理由にするなら医療現場で感染の危険性にさらされたり、検査センターや行政最前線で激務に対応中の人達のストレスはどうなのか? 子供が家で暇を持て余しストレスだというのと同じレベルではない。皆耐えているのである。外出自粛さえすれば身の安全は保証されるという境遇の人達は我慢することができないのか?子供のストレスを理由にして実は自分も行楽地に外出している人々は、最前線の人達の生活を推し測って今は自粛すべきである。
 ストレスでは死なないけどコロナでは死ぬのである。このストレスやメンタルな変調をどうするんだという意見もあろうが、まずは命があってからの話である。死んで花実はなるものか・・・である。


パチンコ店に並ぶ客や繁華街親子連れへのインタビュー その2

2020年05月09日 06時23分56秒 | 日記
 好き勝手な行動するということと民主主義は違う。まともな民主主義なら国難に際して自分がとる行動が正しいものかきちんと判断できることが基本的に必要である。日本の「中途半端な民主主義」がこのような人達の社会に対する迷惑行動を野放しにしてしまっている。このような反社会的行動をなす、これら人達はまさに反社会的勢力に等しい。そしてこのような確信犯的に行列に並ぶ人たちにも一律10万円支給するなど不公平極まりない。10万円渡したらそれにぎってまたパチンコ店に行列する。
 パチンコ店のインタビューも「休業したらつぶれる。従業員に対して責任が取れなくなる」と言っているが、これはどこの業種も同じ。みんな自粛している中でこの業界だけ営業を続けている理由に乏しい。
 パチンコは賭博である。当然依存性のある者が店に殺到する。営業すれば確実に客は来るという「確約」がある。違法薬物中毒者を診ればわかるように、賭博中毒者にも性善説は通用しないので営業を自粛しない限り客は行列するのである。この業界と顧客には性善説は通用しないのが残念である。

パチンコ店に並ぶ客や繁華街親子連れへのインタビュー その1

2020年05月08日 06時11分11秒 | 日記
 パチンコ店前に行列する人へのインタビューがあった。「このような所への出入りは感染リスクを増やすのでは?」という問いに「感染リスク? (パチンコに)負けるリスクはありますよね」と答えた女性がいた。質問の意味すら分からないほど理解力に乏しい。「話にならない」と言うのはこのこと。これは論外。
 また別の人への質問では「(ここに来て感染しても)自己責任。世の中すべて政府への右へならえというのも問題」と答えた人もいた。これも論外。自分が感染したら一人の問題ではなく、あなたが無症状の時に他人にうつしてしまい感染を拡大させているということが理解できていない。自己責任なんかじゃない。
 またそんな人が感染して辛い症状になれば病院受診し医療をひっ迫させることになる。善良な市民や医療従事者に迷惑をかけるし、足りない医療資源に多大な負担をかけることになる。勘違いの自己責任なんて社会に対する迷惑でしかない。
 このような人達はまさに反社会的行為をなす反社会的勢力と思うのだが。

非常事態宣言延長

2020年05月07日 06時42分12秒 | 日記
 ゴールデンウイーク明けの本日より非常事態宣言の延長が開始される。
 非常事態宣言の延長などは前から述べていた通り起こりうると考えていた。というよりも非常事態宣言などの軽いものでだめで、世界各都市で行われているようなロックダウンが必要と思っていたくらいだ。
 たぶん最初からロックダウンをやっておけばクラスターつぶしの政策で最初から食い止められていたと思うが、日本人の一致団結協力精神に期待したのか緩めの制限が裏目に出たのだと思う。
 経済への影響を考えてなのかロックダウンをしなかったわけであるが、商店街、スーパー、パチンコ店、行楽地での人出をみれば日本人はそれほど一致団結する国民ではない。
 なんだか戦前の国民性をそのまま保有しているわけではないので、強制力を持ってしないとこれからも収束は難しいと思うのだが。

妻「たらい回しを懸念した」…男性がPCR検査隠して外科受診、医院は外来休止に その2

2020年05月02日 06時05分36秒 | 日記
 この男はルールもマナーもすべて無視して社会に多大な迷惑をかけたのである。まず足首が痛くて受診したとあるが、今の世の中の現状であればこれは不要不急の受診である。最近ではがん患者の定時手術も延期されるくらい医療が停滞している。そのなかで「足が痛い」というのはがん患者の手術と比べれば不要不急であることが明白である。
 そして一番いけないのは「本日PCR検査を受けてきた」ということを隠していたことだ。事前連絡すれば医院では何かしらの準備も可能であったところだが、結局医師を濃厚感染者にしてしまった。
 そしてその結果は診療停滞という多大な悪影響を及ぼしたのである。つまりこの医療機関に受診して療養を受けていた他の人達のその機会を奪ったことになる。この男のなした罪は大きい。断罪してもらいたい。

妻「たらい回しを懸念した」…男性がPCR検査隠して外科受診、医院は外来休止に その1

2020年05月01日 06時18分40秒 | 日記
 4/22(水) 9:26配信 読売新聞オンライン
 新型コロナウイルスの感染の有無を調べるPCR検査を受けた事実を隠して受診した患者がいたため、茨城県古河市の松永外科医院が、14日から外来診療を休止していることが分かった。
 患者は翌15日に陽性と判明。たらい回しを懸念したといい、同医院の松永弘之院長(59)は「医療崩壊につながりかねない。感染が疑われているのに、連絡なしに来るのはやめてほしい」と訴える。
 患者は埼玉県の初診の男性。松永院長によると、足首の痛みなどを訴え、14日夕、妻に付き添われて訪れた。他の疾患は「ない」と回答したが、医院を出た後、妻から「実は今日PCR検査を受けた。たらい回しになると思い黙っていた」と電話があった。
 院長は埼玉県内の保健所に確認し、外来診療を取りやめた。ほかの患者はいなかったが、院長は濃厚接触者とされた。感染している可能性があるとは思わず、不足するマスクを使えなかったという。特段の症状はないが、一部の患者に電話診療で対応している。