吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

感染防御 続き3

2023年12月08日 06時01分57秒 | 日記
 手→口感染経路ですが、手は基本的にいろいろなものを触るので汚染されています。その手で顔や口鼻をこすったり触ったりすることは感染行為ということになります。普段から顔をよく触る習慣のある方は要注意です。もしマスクをつけていれば直接口鼻を触ることはないので安全です。
 ただし装着しているマスクは鼻汁や唾液飛沫が付着しているので汚染されていますので、マスク本体を直接触ったなら手は汚染されたとみなさなければなりません。マスクを着脱する場合は耳紐の部分を持つことが重要です。
 また手洗い・手の消毒についても注意が必要です。ただ手のひらに消毒液をつけただけでは十分な効果が得られません。

感染防御 続き2

2023年12月07日 06時27分50秒 | 日記
 個人個人の感染防御についてですが、確かに感染をゼロにすることはできません。ゼロにできないならあまり意味はないと言うことではなく、少しでも感染の危険性をさげられるのであれば社会への感染拡大~蔓延を防げるので有用な手段と思われます。
 病原体の侵入門戸は「口と鼻」からです。ですのでマスクは有効なものになります。
 ただ装着方法も気を付ける必要があります。口だけマスクで覆っても鼻が出ていたり、あるいは尾翼の部分の顔面装着ワイヤを顔面に密着させていなければ、そのの隙間から空気は直接出入りすることになります。
 またタイミングも重要で、屋外の歩行時に外していても感染の危険性は低いですが、人と近距離で話す場面、例えば会食時などにマスクを外せば当然感染の危険性は高くなります。
 それから自分の手→口感染もあるので注意が必要です。

感染防御 続き1

2023年12月05日 06時05分45秒 | 日記
 昨日も感染防御の重要性をお願いいたしましたが、この感染症蔓延時期においては、くれぐれも個人的感染防御をお願いしたいと思います。
 ご自身の感染防御は、自分自身を守ることだけではなく、自分から他者へ感染させないということにもなります。社会へ広がればそれだけまた自分の生活の不便さにつながってまいります。
 一昔前から定着した言葉で「自己責任」という言葉があります。感染防御しないで罹患した場合は「自己責任なのでしょうがない」と言われますが、感染症の場合は、自分だけではありません。潜伏期(感染しても発病するまでの元気な期間)にすでに周囲の人に感染を広げている可能性があります。
 マスクは自由意志だと政府はいいますが、この蔓延時期に自由意志では感染拡大必至でしょう。くれぐれもマスク着用、手洗い励行お願いいたします。

感染防御

2023年12月04日 06時09分42秒 | 日記
 現在、新型コロナを含めて、インフルエンザ、咽頭結膜熱、ノロウイルス、マイコプラズマ肺炎など各種感染症が猛威を振るっています。
 原因は昨年、一昨年のコロナ感染防御で、コロナ以外の感染症も少なく、そのため市民の免疫状態が低下していることが原因の一つと考えられます。
 もう一つはやはり5月以降「マスク着用は自由意志」となってから、学校教育の現場では「お互い顔の見える関係」「マスクを外す勇気」などと、むしろ外すことを奨励するような勢いでした。
 飛沫感染、エアゾル感染が感染経路の病原体は口腔・鼻腔から侵入しますので、集団生活の学校現場では爆発的感染するのは自明の理ですね。ここから家庭に持ち帰って大人も感染するというパターンなんでしょう。
 やはりマスク着用、手洗い強化をお願いしたいところです。

もう12月 マスク着用が安全

2023年12月02日 06時34分55秒 | 日記
 毎年この季節になると、もう12月、時間のたつのははやいなあと思います。たぶん夏のあの暑さから急激に冷えてきたので季節の進展がはやいからなのでしょうか?
 夏からインフルエンザとコロナの蔓延がずっと続いております。今年の5月から「マスクは自由意志で可」という通知が政府から出されましたが、マスクしなくても感染しないということの保証ではありません。
 当然、飛沫感染やエアゾル感染、または空気感染の病原体は口や鼻から感染します。
 どうぞ今一度、「マスク着用」「綿密な手洗い」をお願いいたします。

ラーメン店でのマナー その4

2023年12月01日 06時00分18秒 | 日記
 ここは喫茶店やファミレスではありませんよと言いたいです。ですそんな無粋な問いかけはこのハート型カップルには無力でしょうけど。おそらく今このひと時がまさに彼らの最強状態なのですね。何を言っても自分たちに正義があると勘違いしているでしょう。
 しかし店主が作った渾身の一杯です。それが見るも無残に朽ち果てた姿になり、しかもそれを目の前にしてニコニコと会話を続けているカップルの気がしれません。
 ところでこの店の接客もよくありません。出来上がったラーメンを客に提供する時に「ごゆっくりどうぞ」と必ず声をかけています。そうじゃないだろが。「おいしく召し上がるには熱いうちに召し上ってください」とでも言うべきです。おいしいものをおいしく食べてもらうよう助言するのが正しい接客である。
 さてようやく会話が途切れた。一呼吸おいてウンと頷きながら男は優しい目をして女に告げた。「さて・・ここじゃ何だからお茶でも飲みに行こうか」・・・。
 えっ!「ここじゃ何だから」とは一体どういう意味でしょうか? 最初から喫茶店にいるつもりでいたんでしょう・・・と言ってやりたかったです(激)。