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「酒」そのものずばりの社説。秋田魁新報。

2009-12-11 18:52:05 | 附属酒類経済研究所
「酒どころ」といえば、灘や伏見、西条(東広島)が有名ですが、日本酒が似合う地方、と言えばやっぱり東北の、特に日本海沿岸。

昔、大学の気象学のレポートで「日本酒の消費量の分布と積雪地域の分布が類似している理由を示せ」というテーマがあったのを思い出しました。


さて、そんな酒どころらしい「社説」が掲載されました。


この新聞

「さきがけ(魁)」と親しまれている、秋田の名門紙です。


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タイトルは「日本酒輸出 市場開拓に一層力注げ」というもの。



 日本酒の国内消費量が伸び悩む中、海外市場開拓への期待が高まっている。2008年の県内の日本酒輸出量は115キロリットル(1・8リットル瓶で約6万4千本、県酒造組合まとめ)。01年と比べ3倍の伸び。ことしは10月時点で120キロリットルと既に前年を上回った。本県酒造業界には、この将来性ある市場をしっかりと見据えた戦略が求められる。

(中略)

 全国の日本酒輸出量が総出荷量の1%台で推移しているのに対して、本県は0・5%にすぎない。本県の輸出量をまず全国水準まで高めることを目標に、県は07年度から「特産品輸出戦略強化事業」として日本酒輸出を支援している。

(中略)

 全国的には韓国への輸出量が急増している。02年に日本酒の関税が大幅に引き下げられたことも理由だという。ところが、意外なことに本県では韓国向け輸出の伸びはいまひとつだ。意外というのは、秋田—ソウル国際定期便や秋田港—釜山港の定期コンテナ航路などがある韓国は、本県にとって最も身近な“海外”だからである。

 ソウル便で韓国から訪れる観光客は、本県で日本酒を味わう機会もあるはずだ。また、9月にオープンしたソウルの飲食店「秋田ダイニング」では、県内8社の日本酒を提供している。この機を逃さず、本県の日本酒を積極的に売り込みたい。

(中略)

 本県の日本酒輸出への取り組みが全国に比べ出遅れていたことは、裏返してみれば、伸びる余地が大きいことを意味する。各国の日本酒をめぐる情勢の変化に目を配り、有望な国に対しては果敢に売り込んでいきたい。県内酒造会社の販路開拓の機会をつくり、現地のバイヤーとの連携を築くための支援は一層重要になるだろう。



酒、ど真ん中の内容ですね。さすが酒どころ、です。


書いた方、やはりお酒が好きなんだろうなぁ?


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