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ワイン消費の将来予測

2014-01-26 09:13:45 | 附属酒類経済研究所
重要な情報ですので、備忘のため、残しておきましょう。

日本人1人当たりのワイン消費量は2017年予測で3.2リットル


サンケイのニュース・サイトの記事です。


業界向けのワイン・スピリッツ国際見本市VINEXPO(以後ヴィネクスポ)のグザヴィエ・ド・エザギール会長とギヨーム・ドゥグリーズ新専務理事が来日し、5月27日から29日まで香港で開催されるアジア最大規模の「ヴィネクスポ・アジア・パシフィック2014」と、11月1日&2日、日本初開催となる「ヴィネクスポ・ニッポン」について報告しました。


ついに日本でも開催ですか。VINEXPOのサイトにも掲示が出ていました。



(会場は幕張メッセでもビックサイトでも国際フォーラムでもなく、芝公園の「ザ・プリンス パークタワー東京」なんですね)


で、記事表題のワインの消費量の将来予測の話は、ここから、です。


 記者会見のもうひとつの柱が英国の市場調査会社IWSRによる結果発表で、これにより、世界のワイン&スピリッツの消費・生産・流通の動向、および今後5年間(今回は2017年まで)が推測できます。
 日本市場をみると、2013年から17年までのワイン消費量(スティルワイン+スパークリングワイン)は、3.27%増の3700万ケース(9リットル/ケース)予測で、08年からの10年間では40%の伸びになります。

 1人当たりのワイン消費量は、過去5年間(2008~12年)で2.3リットルから3リットル、13年から17年では3.23%増の3.2リットルとなっています。ブレがなく信頼のおけるIWSRのデータだけに、この数字に関して気持ちは複雑です。5リットル目標を掲げて頑張っているワイン業界が一丸となって、IWSRの予測を裏切る好結果を出したいものです。(ワインジャーナリスト 青木冨美子/SANKEI EXPRESS)


なかなか興味深い数字ですね。実は以前、当社研究所でも推計をしてみたのですが、その時はもう少々、強気の数字とは言え、今回の数字とはそんなに乖離していませんでした。

ちなみに、裏を取りたくてVINEXPOやIWSRのサイトを見てみたのですが、ちょっと見当たりませんでした。

ただ、時期を違えた似たような推計はありました(数字は違った)ので、今度整理してみましょう。

それにしても、現状で年間3リットル、というのは、ボトル4本、です。飲む人は一日一本(!?)とも言いますから、いくらでも伸びる余地がありそうですね。

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