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牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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本当に減ったのか?中国のビール市場@日経さん

2015-04-11 09:16:30 | 酒の情報(酒エトセトラ)
                           
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金曜夜、土日に宿題は積み残しつつもとりあえず今週も終わった!、とビールを飲みつつ、夕刊を見ると気になる記事が。



中国ビール市場、初の前年割れ 倹約令など影響

世界最大のビール市場中国で、2014年のビール消費量が前年割れとなった。国家統計局が1998年に統計を取り始めて以来、初のマイナスだ。景気減速や倹約令の影響に加え、若者の飲酒量が減っていることが要因とみられる。世界全体の4分の1を占める同国市場の縮小は、世界のビール大手の経営戦略にも影響を及ぼしそうだ。


中国の国家統計局によれば2014年のビールの販売量は4,939万kLで、これは対前年で1.8%減。

感覚的には経済発展に伴い右肩上がりなのだろう!と思っていたので、ここでマイナスとは!

ただ、キリンビールがホームページに掲載している各国の「消費量」を見ると、2013年の中国の数字は4,631万kLです。これからすると2014年の「販売量」4,939kLはそこそこの伸び、ということにもなる。

「消費量」と「販売量」のとらえ方によるのかもしれませんが、何故なんだろう。

また、この量(4,939万kL)を中国の人口(13.5億)で割ると、一人あたりの年間消費は36.5Lです。

日本が43.1Lですから、もう少し伸びる気もしますね。

日経の記事でも「世界の市場」というくだりでキリンビールのホームページを引用していますので、記者もこれには気づいているはずです。
「初の前年割れ」というキャッチーな見出しを出したかったのでしょうか、大新聞にしては裏取りが甘い感があります。

とは言え、記事に挙げられていた「倹約令」や「大都市の若者などのアルコール離れ」などの理由。
これら、特に後者が主なものだとすると、この傾向は続きますね、本当に頭打ちかもしれない。

いずれにせよ、「自国は成熟市場なので中国へ」という戦略には見直しが必要かもしれません。
(キ●ンさん!やっぱり自国の市場は大事ですよ!!)


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