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朝のテレビはどのチャンネルに回してもノーベル賞の授賞式をやっていましたが、さすがに日経朝刊の一面トップは
こちら
昨日固まった、税制大綱です。
その大綱案を斜め読みしていたのですが、どうしても「酒」という字が目に入ってきてしまいます。
この辺り
被災酒類製造者が移出する清酒などの酒税の税率の特例措置の適用期限を2年延長する。
とあります。
少々説明が必要ですが、震災直後の2011年4月、東日本大震災で被災した中小・零細の酒造業者を対象に、清酒などの酒税を25%%軽減する特例措置が設けられたのです。
「25%軽減される」清酒の、もともとの税率(基本税率)は1キロリットル当たり12万円。
イマイチわかりませんが、一升瓶(1.8リットル)に換算すると、
120,000円 ÷ 1,000リットル × 1.8リットル =216円 となります。
つまり、一升瓶を1本買った際、蔵元さんい酒税216円の25%、54円が戻る、という訳です。
例えば、ウチが比較的頑張って売っている被災地の蔵元さんの生産高は200石(くらいかな。当てずっぽうです)。
200石は1升瓶10,000本に相当するわけですから、軽減額は54万円。
これが多いのか少ないのかはよくわかりませんが、、、、、、、
もともとこの特例措置は5年間の時限付きだったのですが、今度の3月がその期限。
それを延長するということなのですが、「震災からもう5年」という時が流れた事実「それでも完全復興とはとても言えない」という現実を改めて感じます。
税制大綱、「法人税の下げ」とか「自動車購入時の新税」とか「訪日客の買い物免税」とか色々出ていますし、「自民・公明で軽減税率の折衝」とか皆さん色々議論されているようですが、その労力をもう少し被災地の復興に向けて欲しい、と思うのは自分だけでしょうか。。。。。。
#何だか青年の主張、みたいですね
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