牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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やっぱりコンビニ・スーパーでのマーケティングは大きいですね。クラフトビールの認知度。

2017-07-09 13:01:27 | 附属酒類経済研究所
                           
                           【公式HPはこちら↑】



一昨日ご紹介したように、「七夕前のビール部」と銘打ったビールのミニイベント(試飲会)を開催したのですが、その際、「ビールの歴史」と銘打った年表の中で、一つのトピックとして取り上げたのが、最近の動向。


2008年 ヤッホーブルーイング大手4社から委託製造を断られる
2012年 「ビール検定」始まる
2013年 ヤッホーブルーイング、キリンビールと製造提携



読んで字の如く、なのですが、「よなよなエール」で有名なヤッホーブルーイングさん、2013年にキリンと製造提携をしたのですが、実はその5年前には大手4社に同じ話を持ちかけ、断られていた、という事実。


つまり、この5年間でクラフトビールに関する世の中、そして大手メーカーさんの考え方が変わった、ということです。


この提携で生産量を増やしたヤッホーさん、スーパー、コンビニなども含め全国展開に弾みがついたわけですが、折りしも昨日、七夕の日にこんなプレスリリースを出していました。



2017.7.7 [お知らせ, ニュースリリース, 意識調査]
クラフトビールに関する意識調査をしました~クラフトビールの認知は4割強~


ヤッホーブルーイングは1997年の創業以来、日本にバラエティ豊かなクラフトビールが楽しめる文化を創出することを目指しています。2017年7月7日の本日、主力製品である「よなよなエール」が発売から20年の節目を迎えることをきっかけに、この度日本におけるクラフトビールの浸透の現状を調査しました。



なるほど、教科書みたいなPDCAサイクルですね。
結果はこんな感じ。



★クラフトビールの認知率は42.9%と4割強。2~3年前に比べて認知する機会が増えていると答えた人は52.1%と5割を超え、ここ数年でクラフトビールの認知拡大につながる接触機会は増加している。

★クラフトビール飲用者では、2~3年前に比べてクラフトビールを飲む機会が増えた人は23.9%。機会が増えた要因は、スーパーやコンビニなど購入できる場所が増えたことや、クラフトビールを扱う飲食店が増えたことが挙げられた。販売・飲用場所が増えたことが飲用機会の創出に繋がっている。

★クラフトビール飲用者の今後の飲用意向は60.8%と6割を超えた。クラフトビールを認知し飲用経験がある人はクラフトビールの飲用継続率が高いといえる。


なるほどなるほど、上でも触れたスーパー・コンビニでの展開と言うのは、結果として認知も上がり、さらに売れる、という正のフィードバックになるわけですね。

そして、こう結論付けています。

★これらの結果から今後も販売・飲用できる場所を拡大し飲用機会を創出することで、クラフトビールを継続的に飲用する人の増加が見込める。クラフトビール市場拡大に期待ができる結果となった。



結局、スーパーさんやコンビニさんがカギと言うのは、気分的にはあまり面白くありませんが、、、、、これが現実でしょうか。


確かにウチでも地域スーパーさんやコンビニさん(ちょっとだけど)で伸びているし、伸びも期待できそうですね。

くさっているより、前向きに捉えましょう。売れたらいいなぁ。




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