牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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「男は黙ってサッポロビール」ですね。田中貴子先生の日経コラム「居酒屋で考えた」で考えた。

2018-10-05 12:14:00 | つぶやき、ささやき、ぼやきに歯ぎしり
                           
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一昨日かその前、日経の夕刊一面のコラムにこんなのが。





居酒屋で考えた 甲南大学教授 田中貴子


大学の業務と長い通勤時間に耐え食事を作る気力など失(う)せた日に、駆け込む店があるというのは幸せなことだ。よりすぐりの魚と地酒をリーズナブルに供してくれる居酒屋のカウンターは、今夜も一人客で占められている。女性客も多く、常連たちは控えめに会釈を交わす。大人になってよかったと思う瞬間である。



ふむふむ、この田中先生、女性のようですが、仕事に疲れて居酒屋に「駆け込む」とは、オヤジっぽいですね(失礼!)

コラムは続きます。


明日も仕事なのでビールを一杯だけ、あとは秋刀魚を焼いてもらおうかな……。ぼうっと考えていると、隣り合った男性が話しかけてくる。
数年前に会社を定年し、「ぶらぶらしています(笑)」と言う。「山廃」がどうの「ひやおろし」がどうのと、どうやら日本酒のウンチクを語りたいようだが、いまどきインターネットを検索すればすぐわかるようなことをどうして私が聞かされなければならないのだろう?



ちょっと風向きが変わってきたというか、結構イラついていらっしゃるようです。。。。。


こうした教えたがりあるいは説教ぐせは、悪いが圧倒的に年配の男性に多い。しかも、何かで得た知識を披露するだけで、そこには自分独自の視点やユニークな感想は見当たらない場合が大半である。疲れた一日の終わりにそんなものを聞かされるのは、はっきりいって迷惑千万だ。



一日の終わりに読む夕刊(のしかも、肩の力を抜いて読むコラム)でなかなか手厳しいオコトバですね。

そこまでオヤジを嫌わなくても良いと思うのですが、、、、それにしてもこのシーン「日本酒」的ですよね。

居酒屋で日本酒を飲むシーンを想像すると、こだわり系の銘柄も多いし、その銘柄に食いついて(内実はその銘柄を飲んでいる女の子に、ですが)銘柄の蘊蓄をたれるオヤジの発生確率もそこそこある気がします。

対して、(洋風)居酒屋でワインを頼んだ場合、隣のオヤジから突っ込まれる銘柄(や明示的にボトルは出ていたり)だったり、突っ込むようなオヤジがいる可能性は相対的に低いはず。
(突っ込むための知識や論理、そしてそれ以上にワインオヤジの方が「ええかっこしい」なので)

そもそも席配置も違う気もする(カウンターでも、ワイン系の方が間隔が広い、気がする)。

やはりこれも日本酒文化というか、日本酒道なのでしょうか。

まあ、隣から突っ込まれるような雰囲気もフレンドリーで良い気もしますが、田中先生は悪しざまに言っているし、気をつけるべきなのでしょう。


その上で、自分は(若い)女性ではありませんが、たまに「話しかけられる」側に回ることもあります(もちろん、酒問屋とは認識されずに、です)。
そんな際、特に話を合わせてしまうと、日本酒の場合、上記「山廃」のような用語や、あるいは銘柄を知っているとか知らないとかという小学生的なやり取りになるのですが、ワインの場合、(話しかけて来られるお方が)意識高い系が多く、ハイブロウ?なマウンティングになって、却ってややこしい気もします(あくまで個人の感想です)。


うーん、ワインもダメなら、、、、




男は黙ってサッポロビール、ですヨ。





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