牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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最盛期のなんと1割。厳しい厳しい酒粕焼酎(粕取り焼酎)だけど、ブレイクするかも?

2020-06-13 16:58:23 | 附属酒類経済研究所
                          

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ここ数日続けている、本格焼酎の出荷量の(マジメな)話。

普段から焼酎を飲んでいるわけではない自分にしては、数字を見るいい機会になりました。

で、その数字を見ていて、もう一つ感じたのは、栄枯盛衰

一昨日かな、麦焼酎の勃興(いいちこ)と芋焼酎の逆転、その陰でちょっと寂しい米焼酎という流れを書きましたが、平成に入ってからの「最盛期(ピーク)」と「現在」を比べてみると、こんな感じになります。





「さつまいも(芋焼酎)」が87.9%と、そんなに悪い現状ではないのに対し、「麦」は68.8%で、3分の2になってますね。「米」も40.2%で半減。厳しい数字です。


その中で、「厳しい」どころではないのが「酒かす」
現状は最盛期のなんと11.8%しかありません。


酒粕焼酎(粕取り焼酎)って香りも高いし案外好きなのですが、ここまで落ち込んでいるとは。

以前、「東光」の小嶋総本店さんに赴いた際、蒸留器を見せていただき、「こりゃコストが、、、」こちらで書きましたが、そんなコスト高というのも落ち込みの原因でしょうか。


でもこれからの時代、ウイスキーみたいに「こだわり系」として伸びたりしそうですね。

ちょい逆張りで、集めてみようかなぁ。





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