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日本酒をナメるな!
ちょっと刺激的なタイトルを掲げた気もしますが、今朝の日経朝刊の全面広告を見てそう思った。
日本酒やトマト
異業種向け投資
SDGs特集での三菱地所さんの広告です。
記事は「三菱地所がここに投資?と思われるでしょうが」という書き方で、SDGs特集ということもあり、日本酒投資も「まちづくり」や「地域の歴史・文化」への投資というニュアンスで触れられています。
地所さん、これまでにも山梨県北杜市の耕作放棄地を丸の内ワーカーなどで開墾・棚田を復活させ、「純米酒『丸の内』」とか「純米焼酎『大手町』」とかを展開するなど、「地域おこし×お酒」という取組みも手掛けられていますが、これもその一環でしょうか。
決して悪いことではないのですが、ひがみ根性なので、どうしてもそこに「日本酒への投資は商売だけではペイしないけど」というのを感じてしまうんですよね。
大企業さんのこの手の投資や自治体の(補助)事業って、「回りまわって会社(自治体)のために」ということで始めると本当に「回って回って」しまい、「『以て役立っている』のだからとりあえずは儲けなくとも良い」という甘えが透けて見える場合もあるんですよね。
今回の出資は、そもそも上川町に町おこしを目的にできた酒蔵「上川大雪酒造」さんの親会社に対し、それも5%の出資ということですから、経営というより、地域おこし的な意味での連携を深める、ということのようです。
記事には展開の詳細は書かれていませんでしたが、地所さんのサイトを見ると、顧客向けの「三菱地所レジデンスクラブ」という会員サービスにはこんなページも。
本州では手に入らない「幻の日本酒」
名杜氏が造る、北海道の地酒に込められた想い――
だそうです。。。。。。。。
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